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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

ご無沙汰、失礼しております

2014年05月27日 | 日本国憲法と立憲民主主義
伊藤真さんの講演会、第2回憲法講座「一から学ぶ 日本国憲法」のお知らせから更新が滞っておりました。懲りずに訪問してくださったみなさん、ありがとうございました。

伊藤真さんのご講演は感動的でした。司法に携わる弁護士としての志の深さに涙が溢れてきました。日本国憲法の「基本的人権の尊重」という原則が、「立憲主義」とどう関係しているのか、理解が進みました。

お伝えしたいと考えると筆が進まず、いたずらに月日を過ごしてしまったというのが正直なところです。巷にあふれる護憲、改憲の議論とは質も内容も違っていましたが、まだ自分の言葉でうまく伝えることができません。

まず「憲法」を知ることからはじめないといけない、と痛感しました。大きくは「法」、しかし「憲法」と「法律」は分けて考える必要があることに気づくこともできました。

憲法は、基本的には主権者であるわたしたち国民の自由や権利を、国家権力から守るためにあるものです。

「憲法は誰に向けて書かれていると思いますか」。その問いの答えは「為政者」です。

民主主義は多数決で物事が決まりますが、多数意見が正しいとは限りません。多数決でも奪われない価値(たとえば人権)を定めたのが憲法であり、為政者の暴走を防ぐために憲法があります。

ところが、為政者が自ら解釈によって、すなわち国民に問わずに、国会での審議も経ずに、憲法を変えることなく、閣議決定で集団的自衛権を容認していこう、解釈で変えていこうというのが現政権。

その傲慢と暴挙は許しがたいものです。主権者である国民が謙虚に賢く「日本国憲法」を学ぶこと。自分で悩み、考え、他者と語り合えること。そこからはじまる議論こそが成熟した民主主義への一歩です。


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第2回憲法講座「一から学ぶ 日本国憲法」
主催:変えたらあかん!平和憲法in高槻・島本
講師をお願いした憲法伝道師・伊藤真さん(弁護士)と

行けなかったから
次は島本町で開催して~と
お隣の大山崎町のお友だち
実現した折、広報活動は大山崎町も視野に!


コメント
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