「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

ぼちぼち外岩クライミングへ

2005-03-31 08:16:09 | クライミング
先週の土曜日は、久しぶりの外岩(最近はこう言うらしい)烏帽子で会の若いメンバー7名で楽しい一時を過ごした。そして昨日は、不動へ。昨年の12月に、駒形へ通っていたのを最後に調子を崩してしまい、お正月の城山でもやる気があまりです。1月に不動へは行ってはいるが、気持はビレーヤーとして…。ここを登りたいという、意欲に欠ける。
昨日も、「出来ない」「登れない」「足が痛い」「保持できない」「ムーブが出来ない」などなど、出てくる言葉は言い訳がましい消極的な言葉ばかり。何とかしてみたいという気持が、全く湧いてこない。
一般的に言う、モチベーションの低下が私にも。何がなんでもここを登りたいという思いは、体調も気力もベストでないと出来ないのがわかった。
しかし、触っておかないとますます登れなくなると困るので、たまに行ったり、ホシダには出来るだけ行こうと自分に課している。だが、ホシダにも行けていない。
こんな時には、自分の最高グレードを登るのではなくて、登れるところに登って、楽しみながらモチベーションの回復を待つしかないだろう。しかし「楽しみながらモチベーションの回復を待つ」というが、こんなことではどんどんやる気力が低下してくるのも事実だ。
クライミングだけではないが、ほんとうにやり続けることは「しんどい」ことなんだと思う。
生きている限り何かにつけてこの繰り返しのようにも思える。
そして、この繰り返しも出来なくなると辞めてしまうことになるのだなぁ~。辞めてしまったことも多い。どこまで、クライミングや山への気力は続くのだろうか??

藤原岳

2005-03-28 21:52:27 | 登山
藤原岳へ、お花の好きな友人を誘った。
前に行ったときは、3月9日だったので今回は少し遅いかなと思っていたら、今年は雪が多かったせいか、まだだいぶ残っていて、お花も沢山あった。
聖宝寺からの裏道登山道は、五合目の上あたりに福寿草のお花畑があったのを記憶していて楽しみにしていた。
とにかく、凄い人なのでビックリ。
駐車場で用意をしていると次から次へと登っていく。
中高年の十名前後のグループが多い。
さすが、花の百名山だと感心する。
こんなにも多いと、お花畑の保護が必要ではないかと今回はつくずく思った。
私も含めてだがお花畑の中に入って出来るだけアップの写真を撮りたくなるのは人情である。
それでも、けっこう踏ん付けられているのもあるだろうと思うのに、小屋の周辺ではフクジュソウのお花畑の上当たりでお弁当を広げている団体が数組いたのには、とてもビックリした。
これでは、3年前に来たときよりお花が少なく、また小さいように感じたのはまんざら気のせいでもないのかもしれないと思った。
尾瀬は、木道で自然を人間から守っている。
やっぱりあれ位しても良いように思う。
こんなにも沢山の人が山に向かうようになると、人災からの保護が必要になってくるだろう。


Good Luck グッドラック 

2005-03-24 20:02:14 | 読書
歯科医院の帰りに、何気なく駐車させて貰っていた医院の向かいの「古本市場」に入った。あまりに歯が痛むために、気晴らしに何か肩の凝らない本はないかなぁ~と捜していた。1時間近く、立ち読みして帰ろうとしたら入り口近くに、人気作家の新刊の置いてあるコーナーがある。
何気なく、手に取った「グッドラック」(ポプラ社)という本。半額近い値段も気に入り買ってしまった。
奥付を見ると、2004.6.12 第1刷りで、2004.12.4 第48刷になっていることで、この本はベストセラーだと言うことがわかったが、私は知らなかった。帰ってから、読み出したらすぐに読めてしまった。これで500円ぐらいだったらやっぱり高いかな? しかし本の値段は内容による。

大きな文字で読みやい。出版社はポプラ社で子どもの本でお馴染み。これは、子ども向きの本だろうか。ストーリーだけを追うと子どもにも理解できる。この話の言わんとしていることも、小学生の高学年ぐらいだったら理解できるかもしれない。
読んでみたら、なかなか考えるところもある本だった。
内容はカバーに書いているのでそれを引用しょう。

「それは五十四年ぶりの運命の再開だった。公園のベンチで幼なじみのジムと隣り合わせたマックスは、仕事も財産も、全てを失い変わり果てた友人に祖父から聞かされた「魅惑の森」の物語を語った。
奇蹟のラストへ、7日間の旅が始まる。」


事業に失敗し、変わり果てたジムが、成功したマックスに「僕も、君みたいに運さえあったらなぁ……」という、すると「運と幸運とはまったく別のものなんだ。運は確かにそうそう巡って来るものじゃないし、巡ってきてもすぐに離れていってしまう。(中略)でも、幸運は誰でも自分の手で作り出すことができるんだ。そして、手にした人に必ず幸せを運んでくれる。本物の幸せをね。だから幸運と呼ばれているんだよ」という。
そして、次のような話しをジムにする。
二人の男が「幸運をもたらしてくれる魔法の四つ葉のクローバー」を求めて森に入る。一人は、人任せで運を頼りにただ森を彷徨う。もう一人は、クローバーを自分の手で育てるために考え努力をする。その二人の行動や考えの違いが、人生の別れ道になってしまう。これは、ジムとマックスの考え方や辿った人生を、この二人の行動とだぶらせている。
幸運を掴むための教訓をお話しの中に散りばめ、結局はどのように生きると、幸運を掴むことにつながるかということだ。

さぁ~、幸運を掴みたいあなた、読んでみよう。そして、幸運を掴もう。
私は、もう手遅れかしら? それとも、もう幸運は掴んでいるのかしら?

話が変わるが、この本のカバーの装丁は裏にもう一種類あった。リバーシブルだ。これには驚いた。凝っている。

   表は少女趣味かな?     

   裏の方がいいかも!   

山岳会の年度末

2005-03-24 08:06:55 | 登山
年度末なので所属山岳会に提出したもの。

【いくさんの本年度の総括と来年度に向けて】

☆2004年度の結果( )は総括
◆フリーは自分の一手上を目指したい。「継続は力」でぼちぼちとマイペース…
小川山、二子山、烏帽子、芹谷等、岩場にも積極的に行きたい。(行けた)
ホシダでは平日トレーニングをできるだけしたい。(やった)
◆ハイキングも楽しみたい。
特に大峰山系の春夏秋冬をぶらりと歩きたい。(楽しんだ)
◆アイスクライミング(楽しめたが、力不足を実感)
大峰の地獄谷、ワサビ谷に行ってみたい。(一回行けたが、また行きたい)
◆アルパイン(いい女性の相棒を見つけたい)(なかなか、見つからない)
剣や穂高でクライミング。(行けなかったが、来年度に継続)
小川山やみずがきでのマルチ。(マルチは、錫杖や小川山・城山・大台で楽しんだ)
◆尾瀬の水芭蕉(今年の6月に友人と行く予定?)
◆九州の山と屋久島の山を長期で行っていたい。(地震のため計画倒れ・屋久島は行けなかった)
◆北海道の夏山に長期で行っていたい。(行けてない)
◆剣の北方稜線から紅葉を見ながら…(行けてない・紅葉の時期に行きたいというのは天候が難しい)
◆今年の夏はお花を楽しみたいなぁー(雲平・鳳凰三山で楽しんだ)
◆いい空気、美しい花、緑、雲海、静寂をのんびり楽しみながら感動の山旅を一人でしたい。
(ぼちぼちと…)
◆マッターホルンとモンブランは登りたい。(なかなか、海外へは??)
そしてスイスでトレッキング。
◎これからは、自然の美を思い切り堪能したいなぁ~!!
「しんどい、辛い」よりは「楽しい、綺麗」という山行形態へ。
(徐々にそうなってきている)

☆2005年度の目標と行きたいところ
◆フリーは自分の一手上を目指したい。「継続こそ力」でぼちぼちとマイペース…
ホシダは、もう少し平日に行きたい。岩場にも積極的に。
(2005年度も継続)
◆アルパイン(いい女性の相棒を見つけたい)
◆アイスは、もっと技術的にレベルアップしなくては。
◆剣や穂高でクライミング。今年は剱のあちこち行きたい。
 砂防トロッコに乗って立山温泉跡に行ってみたい。ざら峠からでもいい…。
 剣の北方稜線から紅葉を見ながら…(ずっと前からの課題・これも9月にした方がよさそう)
◆大峰や鈴鹿、福井の山にも行きたい。
◆九州の山は折角の計画なので、アケボノツツジのころ行きたい。 
◆北海道の夏山に長期で行っていたい。(昨年からの課題)
◆屋久島。宮之浦岳他に登りたい。
◆近郊の山でハイキング(花との出会いが楽しみ)
【つぶやき】
◎今年の夏は、どこか山小屋でアルバイトさせてくれんかなぁ~
◎これからは、自然の美を思い切り堪能したいなぁ~!!
「しんどい、辛い」よりは「楽しい、綺麗」という山行形態へ。(昨年から継続)
◎今年は「山旅」という言葉がピッタリするような、そんな気分の良い思い出深い一年にしたい。
◎昨年は年度末から体調不良になったが、今年は健康管理もちゃんとしなくてはなぁ~
◎だんだん、「行きたいところ」より「行けなくなったところ」が多くならないようにしなくてはなぁ~~~  などとブツブツ…  




山での事故

2005-03-23 14:07:58 | クライミング
山に長いあいだ行っていれば、ましてクライミングをしていれば一度や二度は怪我を体験していたり恐い思いをしていると思う。
私も、ご多分に漏れず二度ほど体験している。
会のメーリングリストで今日配信されてきたのは、錫杖での雪崩での事故だった。これからしばらく雪崩の事故が多い時期だ。
ガイド登山だったようだ。この人は怪我だけで済んでまだよかった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050322-00000012-mailo-l21

もう一つはクライミング中での事故で、ザイルがハーネスにちゃんと結ばれていなかったようだ。
これは他の人だが、私もホシダでみている。その人は、私たちと話しながらハーネスにザイルを二重に通してから、結ぶ前にその場に座ってシューズを履きだした。そしてそのまま登ってしまい、途中でザイルが結ばれていないことに気づき、セルフをボルトに取り、そこで結び直した。気が付いたから大事に至らなかったが、そのまま登りテンションがかかったら大事だっただろう。その時にも、ぞ~っとした。止む終えないこともあるとは思うが、この場合確認してから登る癖を付けておけば防げたと思う。
私ももう一度、緩んだ気持を締めなおそう。
(折り返し、結び目、ビレーセットはちゃんと確認する)
この高校生は残念ながら、亡くなってしまった。
ご冥福をお祈りします。

http://catsforest.air-nifty.com/climbing/2005/03/post_1.html