「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

東北の花旅1 八幡平

2017-08-26 00:00:00 | 登山
日程:2017年7月26日(水)~7月29日(土曜日)
メンバー:古くからの山友達(Sさん、Kさん、私ikuさんの三人)
交通:伊丹空港→いわて花巻空港→現地ではレンタカーで移動
行程:2017年
7月26日(水)伊丹空港→花巻空港→八幡平→田沢高原ホテル泊
7月27日(木)田沢高原ホテル→秋田駒ヶ岳→峰南荘泊
    (秋田駒ケ岳2-⑴八合目から男岳まで)

    (秋田駒ケ岳2-⑵ ムーミン谷のお花畑)
7月28日(金)峰南荘泊→早池峰山(雨のため一合目で引き返えす)→遠野ユースホテル
7月29日(土)宮沢賢治記念館等観光→花巻空港→伊丹空港


昨年の北海道(利尻岳と礼文島)はKさんと私と二人だった。山には今までSさんも交えて三人で時々登っていた。以前はクライミング仲間だったがkさんは潔く辞めてしまい、私もクライミングはどんどん遠ざかってしまってる。完全に辞めてしまわないのは、近くに星田クライミングウォールがあるからだろう。
今は山歩きが中心になってしまったが、山もいつまで登れるかわからないが…。
できるだけ長い間続けていきたい。

今回は、東北の山にしたのは遠いのでなかなか行く機会がないためにメンバー三人の意見が一致した。

東北の花旅1 八幡平
コース:八幡平アスピーテラインP→鏡沼→メガネ沼→八幡平頂上→陵雲荘/八幡沼→源太森→源太別れ→見返り峠→駐車場


アスピーテラインの駐車場近くに咲いていたキリンソウかな??


フランスギク(江戸時代末期に渡来した外来種らしい/セイヨウノコギリと同様の鼻つまみもらしい)


ミヤマキンポウゲ(ミツバチが多かった)


アカツメグサ


シロバナニガナ


???


鏡沼


お天気がいいのに太陽の周りに輪を発見!/初めて見た


ニッコウキズゲ


オオバタケシマラン(赤い実をつけているのはよく見るが花は初めて見た)


セリ科は私にはよくわかりません


エゾタカラコウ(トウゲブキ)


カラマツソウ(モミジカラマツソウ?葉っぱで分類)


八幡平頂上


八幡平頂上の櫓からの眺め


ハクサンチドリ




イワイチョウ


クルマユリ


八幡沼遠望


八幡沼に下るとニッコウキスゲの群生


そして湿原が続く/イワカガミの名残り


八幡沼の陵雲荘のベンチから八幡沼の眺め




そしてワタスゲの湿原を木道が続く


モウセンゴケ


ワタスゲとニッコウキスゲが爽やかで涼しい




キンコウカ


湿原に池塘


ワタスゲとニッコウキスゲ


???


木道にはシロバナニガナ


池塘にはミヤマホタルイ


???


源太森頂上


源太森頂上/岩手山かな?


源太森頂上から八幡沼


源太別れからニッコウキズゲの木道を行く


コバギボウシかな


ツルコケモモ


キンコウカ


ヨツバシオガマ


サンカヨウの実


出発した駐車場が見えました


ヤマハハコ


ウゴアザミ/アザミといっても種類が多い


次の日(7月27日)は秋田駒ヶ岳の泊地田沢高原ホテルへ続く⇦クリック


東北の花旅2秋田駒ヶ岳/⑴秋田駒ヶ岳八合目から男岳まで

2017-08-25 12:00:00 | 登山
東北の花旅2 秋田駒ヶ岳
7月26日 田沢湖高原温泉アルパこまくさ/バス→駒ヶ岳八合目→片倉コース→男岳→ムーミン谷(馬場の小径)→大焼砂→横岳→阿弥陀池→駒ヶ岳八合目

秋田駒ヶ岳は聞きしに勝る高山植物の宝庫だった。特に印象的だったのは、片倉コースの登りと男岳の斜面のニッコウキズゲの群生。つぎに私の地図には馬場の小径となっているがムーミン谷のエゾツツジ、オノエラン、ウサギギク、アオノツガザクラ、チングルマ、ムシトリスミレ、イワカガミ等々、たくさんの高山植物が咲き乱れていた。そして極め付けは大焼砂のコマクサの群生だった。まさにお花畑だらけの山だった。標高は1600m程なのに高山植物は高山に勝っているように思った。
おまけに、八合目までバスで行け簡単に周遊コースを楽しめる。
関西からは遠いのでなかなか行く機会がなかったのだが、思い切って行って良かった大満足の山だった。今回は次の日が雨で早池峰山は一合目で下山してしまったが、この秋田駒ヶ岳で十分元がとれたとメンバーも大満足だった。

⑴ 秋田駒ヶ岳八合目から男岳まで

秋田駒ヶ岳八合目登山口


オニアザミ


シャクナゲが咲いていた


カラマツソウ


ヤマブキショウマ


ウラジロヨウラク?


マルバシモツケ


八合目の小屋が下に見える


ムシカリ(オオカメノキ)


ハクサンボウフウ? 山肌に白いのがこれかな?


トウゲブキ


アザミがたくさん咲いている


ヤマハハコ


ハクサンシャジン


シャクナゲ


エゾシオガマ


田沢湖が下に見える


ミヤマリンドウ


男女岳とニッコウキスゲ


ニッコウキスゲと田沢湖


ヨツバシオガマ


ヨツバシオガマ


男岳への木道脇/ニッコウキスゲが満開


ミヤマダイコンソウ


ウサギギク


阿弥陀池


エゾツツジ/ここで初めて出会う


見下ろすとニッコウキズゲ


シロバナトウウチソウ


ムーミン谷


男岳頂上


タテヤマウツボグサ


ヤマハハコ





このあと、ムーミン谷へ急降下する。

2 ムーミン谷のお花畑へと続く⇦クリックしてください






東北の花旅2秋田駒ヶ岳/⑵ 男岳からムーミン谷

2017-08-24 15:40:00 | 登山
東北の花旅2 秋田駒ヶ岳

⑵ ムーミン谷のお花畑

ムーミン谷は私の持つている2015年度版の山と高原地図には「秋田駒ヶ岳高山植物帯/馬場の小径コース」と書かれてる。
宿泊した野沢高原ホテルで、このルートを「ムーミン谷」と呼ばれているのを初めて知った。
なんて可愛いネーミングなんでしょう。
うちの娘が小さかった頃、よくTVアニメや絵本で「ムーミン」を見ていたのでムーミン一家のほのぼのとした雰囲気や優しい色彩の溢れる風景も素敵で私も気に入っていた。
行ってみると地図の「高山植物帯」と書かれていたことも期待を裏切らず、またメルヘンチックなお花畑もまるでムーミン一家が現れても不思議でないような美しいところでした。
私たちは、男岳を少し下ったところから谷筋に降りましたが、こちらから下る人がほとんどいないということが、最後の大焼砂を登り始めてやっと理由がわかった。
すごい急登でおまけに砂地で足が砂に取られてズルズル滑べり、必要以上に疲れてしまう。
アリ地獄を這い上がるようなものだ(少しオーバーかな?)
次ここに来るようなときは降りに使いたい。

私たちが降った石がごろごろした急降下。ここはやはり登りがらくそうだ。


ハクサンフウロウ  


シナノキンバイ


チングルマ(このあたりは花が終わっていた)


チングルマの中にエゾツツジがちらちら






エゾツツジがたくさん




エゾツツジとウサギギク


オノエラン(たくさん咲いていた)






イワカガミ




アオノツガザクラ




チングルマ(花が終わっても趣がある)





木道が続く


ムシトリスミレ


???綿みたいだが名前が判らない


駒池


駒池を振り返る


右手の黒い斜面にコマクサが


ウサギギクの群生(ここにチングルマが咲いていたら綺麗だろうなぁー)


と思いながら進むとチングルマが咲いていた





コマクサも群生していた




大焼砂の登りからの眺め


大焼砂のコマクサ


横岳


阿弥陀池が下に/ここで昼食


男岳の分岐から来た道を下る








秋田駒ケ岳は天気に恵まれ最高だった。
バスで宿泊地だった田沢高原ホテルまで、この日は次の日の早池峰山の宿坊(峰南荘)まで移動。

東北の花の旅3 早池峰山/遠野村他観光に続く⇦クリックしてください





東北の花旅3 早池峰山/遠野村/観光

2017-08-23 00:00:00 | レジャー
東北の花旅3 早池峰山/遠野村他観光

コース:7月28日(金)峰南荘泊→早池峰山(雨のため一合目で引き返えす)→遠野ユースホテル泊
    7月29日(土)宮沢賢治記念館等観光→花巻温泉→花巻空港→伊丹空港


7月28日朝早くから雨だった。とりあえず行けるところまで行こうということでレインウェア着用で出発したが、樹林帯を超えた一合目で大きな岩を登ることになった。ツルツルの大きな岩は雨で滑りやすい。その時点で、ここまでということにした。

引き返して遠野村に向かった。
昨日までの晴天の八幡平と秋田駒ヶ岳でみんな十分満足していた。

雨の中、早池峰山登山口へ


しばらくは樹林帯


一合目からは大きな石がごろごろ雨で濡れているので無理をせずここで引き返した


25号線から340号線を遠野村に向かっていたが、ガスで全く視界がない。突然牧場らしいところに出て牛が見えたので車から下りると私の方に数頭近づいてきた。人懐っこい!






遠野ふるさと村に昼食のために立ち寄る。ここは私の生まれた頃の懐かしい原風景があった。
















カッパ淵のあるお寺や道の駅など色々観光したが写真を撮らなかった


7月28日泊まった「遠野ユースホステル」
29日早朝は小雨降るどんよりした天気



ユースの周りの風景も味わいがある










宮沢賢治記念館のあと花巻温泉へ


帰る時になって夕焼け空になる


3泊4日の東北の山の花旅もこれで終わった。
昨年の北海道に続き、美しく素敵な東北の山の花や風景に出会えた。

私たちの山旅にお付き合いくださり、ありがとうございました。