「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

ニッコウキスゲの咲く大江湿原から尾瀬ヶ原と至仏山

2022-09-01 14:39:36 | 登山

日程 2022年7月25日(月)~28日(木)

メンバー 私と友人の2人(中学一年に出会ってからの六十年来の友人)

25日(月)京都駅6時10分集合→新幹線のぞみで東京行き→ 東京駅乗り換えJR上野東京ライン・土浦行→上野駅乗り換えJR常磐線快速取手行き→北千住駅乗り換え・東武特急リバティー→ 会津高原尾瀬口バス乗り換え→御池→沼山峠バス停→沼山峠展望台→大江湿原(ニッコウキスゲ群生地)→長蔵小屋泊16時過ぎ着

26日(火)長蔵小屋7:00発→沼尻→龍宮小屋(雨降る)→牛首分岐→山ノ鼻小屋泊尾瀬植物見本園(時間があれば入園予定だったが、熊が出るということで閉鎖されていた)

27日(水)山ノ鼻小屋発→至仏山頂上休)→下山→鳩待峠乗合タクシー→尾瀬戸倉温泉(ホテル玉城屋)泊

28日(木)ホテル玉城屋→吹き割りの滝→上毛高原駅→東京→京都駅

感想

早朝の京都駅出発から尾瀬の長蔵小屋に4時までに入る予定を最終的に上記の計画通りの時間に尾瀬の長蔵小屋に着いた。私は尾瀬は5−6回目になるが新幹線を使い東京経由で行くのは初めてだった。

今まではほとんどが車だったが、一回だけ単独で会津駒ヶ岳に登り、御池から尾瀬に入り燧ヶ岳に登ったことがある。その時は埼玉まで夜行バスでの往復で東武電鉄で尾瀬高原口まで行き、あとはバス利用だった。その時は会津駒ヶ岳と尾瀬の美晴での2泊の小屋泊だった。

今回はどうしても沼山から大江湿原に入って尾瀬沼、尾瀬ヶ原を縦断して山ノ鼻から至仏山に登りたかった。かなり昔に至仏山に登った時には鳩待から登って山ノ鼻に降ったのだが、今は山ノ鼻が登りの一方通行になってしまっている。

というわけで今回のルートでの計画になり1日目に運よく尾瀬に入れたが、ちょっと乗り換えで手間取っても予定が狂ってしまうので、小屋の予約ができなくなる。檜枝岐村あたりで一泊してから尾瀬に入ろうかとずいぶん迷ったが、京都からの新幹線を一台早い時間にすることで、余裕が出来たので決行することにした。

また前にこの時期に行った大江湿原のニッコウキスゲの群生も忘れられず、その時から今度来るときは沼山峠から大江湿原に入りたいと思っていたのでこの計画にした。

今回天気もあまり良くなかって、午後から雨という日が多かったのだが、結果としてはこの計画は大成功だだったと言える。一緒に行ったのは中学の時から六十年間続いている友人も、大いに満足してくれたようだ。最初に「尾瀬に連れてって」と言われた時は大丈夫かな、と思ったがそれまでに京都愛宕山に登ったり最近は京都東山トレイル歩いているという話も聞いていたので大丈夫だろうと踏んだ。何よりも昔からのお付き合いで、ぜひ尾瀬の美しさを見せてあげたい、至仏山の高山植物を花好きの彼女にみせたいという思いが先行していたのは確かだったが、、、。至仏山の登りでは本格的な山登りをしていない彼女にしては厳しかったようで、かなりゆっくりになってしまった。幸い怪我もなく無事に行けたので本当に良かったと思う。この至仏からの下山時は雷と大雨に遭遇してしまい、緊張しながらの登り降りとなってしまった。

この歳になるると何かあると、無謀な高齢者登山と非難を浴びせられるのが関の山だっただろう。コースタイムでは歩けにかもしれないと予測していた。その場合には下山してそのまま京都に帰るのは大変なことになる。

最初の予定では至仏の登山口の山ノ鼻と2泊で下山後はそのまま帰る計画にしていたが、そういうわけで最後まで迷っていたが、尾瀬戸倉の戸倉温泉にもう一泊宿泊予約をした。これは結果としては疲れも取れ、無事登山の祝杯もでき、帰りに「吹き割りの滝」の散策もできて、お土産を買うゆとりもでき結果としては良かった。

やはり年齢を考えると、ゆとりは大切だと感じた。初めて上毛高原駅からの帰路は上越新幹線も初めて乗れて、PC利用の新幹線の予約や計画、スマホの新幹線のアプリやICOCAの利用で、乗り降りもスムーズで便利な世の中になったもんだと驚きの連続だった。

今までは車での登山がほとんどだったので、数年でこんなにも世の中進歩していたんだと驚くことばかりだった。

こんなことを書いていたら余計に年寄り扱いされるかな?

帰ってから大江湿原から見た尾瀬沼の絵を描きあげた。この場所は有名な観光地でもあるが、やっぱり美しい。

写真もたくさん撮ったので、次回アップしたいと思っています。



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