「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

アブミの最上段

2005-05-30 12:24:50 | クライミング
土曜日は烏帽子駒形へ。
会のメンバーの女性からメールでアブミの練習に付き合って欲しいと言うことなので、フリーを少しした後、私も初めての駒形岩の左にあるアブミの岩場で練習した。
私はあまり人工登攀が好きではなく、かなり長い間アブミは使用していない。最初に買ったのは、振り分け式のテープアブミ。
本格的な使用でなければ、軽いのでこれを持っていっていたが、風があったら使いにくいのと、長い間乗っていると足が痛いという欠点がある。
それで、何年か前に4段のプレートのアブミを自作していたが、あまり使う機会もなかった。作ってすぐに金比羅で試用してみたら、4段は長すぎたので3段に改造。今回はこれを持って行った。右の方にA1の練習ルートが2本有り、最初長い方のルートに取り付いたが3ピン目がとても遠い。諦めて、右横の短いルートに取り付く。
すると、その長い方のルートに他の人が取り付いて、さっさと登ってしまった。180センチ以上ある男性なので難なく届いたのだろうと思っていた。
しかし、もう一度ヌンチャクが掛けられないかと試していたら、先ほど登った男性が、最上段に立つには踵を裏から入れると真っ直ぐたてると教えてくれた。半信半疑で試してみたら、まっすぐにたてて難なく届いてしまった。おまけにとても安定している。しかしこれはテープアブミだと乗りにくいだろう。この技を知らなかった私は、「目から鱗」だった。
帰ってから「最新クライミング技術」を開いてみると最上段への立ち方という内容はあったがこの技は載っていなかった。
なんでも、気さくに聞いてみる私の性格で、得をした気分になった。
まだまだ、知らないことは多い。

この歯科医院で最後にしたい

2005-05-27 23:06:37 | 健康
とうとう、歯医者を三行半。気持の優しい(?)私としてはかなりの決心がいった。最初の虫歯の痛みから4ヶ月以上は掛かっている。歯ごときに、こんな想いをさせられたことは今までになかった。
O歯科医院→H歯科医院→某国立病院→O歯科医院(ここでこの歯科医院を三行半)とはしご。そして今回のY歯科医院に鞍替えして二日目。また一から治療がスタート。
今日は、新しい歯科医院の2日目。右上の痛かった歯は神経を抜いてスッキリ痛みがなくなった。O歯科医院では、出来るだけ神経を取らない治療をしていたが、最終的には取ることになった。歯の神経って、そんなに大事なのだろうか?
人間は自然と歳を取ると、神経を無くしていって図太くなっていくのに… (これって神経が違っていた)
話はそれたが、神経を取ったとたんに歯の痛みは無くなった。これなら最初から取ってくれれば、今頃せめてこの歯だけでも治療が終わっていたのに…。
O歯科医院の、最初の若い先生は誤診で不信感を持ってしまい、その後何を言われても信用が回復できないでいた。もっと早く、決断すべきだったかもしれない。
奥歯がちゃんと噛めない状態は、クライミングに影響はしていると思う。早くほんとうに歯を食いしばって、クライミングや山に集中したいものだ。

ほしだカップ2005

2005-05-23 23:40:03 | クライミング
昨日小雨のなかで第一回目のほしだカップが開催された。私もミドルで参加した。マスターの参加者は、そうそうたるクライマーが名を連ねていて決勝戦は見応えがあり、楽しませてもらった。
私はというと、予想通りの結果だった。ミドルという定義のなかに入るにはまだまだの実力だった。まして、初コンペ。成績は最下位だった。しかしながら、女子は2名しかいないということで女子2位の賞状をもらった。何だか気恥ずかしい、表彰式だった。
これは、出場しょうという私の勇気に対するご褒美としてすなおに受け取ろう。副賞は、Tシャツを戴いた。
今回のコンペ出場で、自分のオンサイト能力のなさを自覚できたのは、とてもよいことだった。
ホシダでフリーを初めて6年が過ぎた。
自分でも呆れてしまうほど進歩は微々たるもの。
マスターで出ている人から、私のような人まで才能のある無しの差が著しいのもクライミングだ。
しかし、自分で自分を見放すことなく諦めないということは、必ず進歩に繋がると確信が持てる。
それが、本当に目に見えないほどの微々たる進歩でも、自分にとっては喜びである。
来年も、勇気を持って出場したい。
そして、来年は正真正銘のミドルに成長していたいと思う。

Tさんが、写真を送ってくださいました。


元気の元

2005-05-21 09:08:50 | 人間
昨日、今度の愛地球博に一緒に行くSさんが、私が買っておいた前売りのバスの代金を散歩がてらご主人と持ってきてくれた。
そして、午後のお茶の時間を楽しくお喋りで過ごした。
お二人とも視覚障害者である。私は最近ではうっかりすると彼女が視覚障害者であるということを忘れてしまっていることがある。
彼女は聞き上手。人は話したがりで人の話をあまり聞かない人が多い。たぶん私もその部類。聞き上手な人と話していると、話題がどんどん膨れあがってくる。彼女は私と似ているところもあって、好奇心が旺盛。ゴシップ的な人のうわさ話には興味を示さないが、自分の知らないことには「それって何?」と聞いてくる。私の山行き話しにも、何気なく言った「クライミング、アイス」などという言葉も聞き漏らさず、質問攻めをしてくる。そう、まるで少女のよう。
私が、ある日「何でも興味があるのね」というと、「見えてる人は見えた時点で何であるか、どういう状態か理解できてるやん、私らは聞かんと、情報がはいらへんのや」という返事。私のいつもの無遠慮な質問にも、明確な答えがいつも返る。
昨日の私の山の話しで「それってどんなん? どうするのん? 見せて。」と言うので、山の道具を並べて、「こういうときにこう使うねん」とひとしきり説明して触って貰う。彼女にとっては、靴一つとってもプラブーツ、沢靴、フラットソール、軽登山靴、短靴…と次から次へと触りまくり履いてみて感動している。フラットソールも、爪先で立って、クライミングの立ち込みのポーズをして、「こうしたら爪先に力が入るわ。今まで手でガリガリ登っている力持ちかと思っていた。そうだったんか…」「私ら、靴は運動靴一つでこと足りるのに…」と感心している。
山の会の人にも、こんな質問攻めにはあったことはなかったので、私自身がビックリ仰天してしまった。
見えると言うことは、本来の好奇心を無くしていると言うことがあるんだなと、彼女を見てつくづく思った。情報過多も然りだと…。

彼女にとって、時間のたつのも忘れて続く私のお喋りは、好奇心を満たす結果となったようだ。私はわたしで、彼女のおおらかな明るさで元気をもらった。彼女とは、周波が合うようだ。だから彼女が視覚障害者であることを忘れてしまい、すぐにほって置いて歩いてしまい、はっと気がつくと言うことになるんだなぁ~。 

彼女を、愚痴ばかり言っている実家の近くのおばあさんに会わせてあげたい。 
どういう、結果になることやら?                

歯の治療

2005-05-17 23:23:10 | 健康
いったいどうなってるんや!というような出来事。
それは、私の歯。そして治療。

2月に右上の虫歯治療を始めて、3月に左右とも噛めないほどの痛みなのに原因不明。歯科医を転々として最終的に辿り着いた某国立大学病院で痛みの原因がわかり、そこで最初の医院の院長宛に逆に診断書を書いて貰い、また振り出しにもどり最初の歯科医院でその後からずっと治療中だった。それは左の歯で未だに治療中。
それとは別の一番最初の右上の治療が最近終わったのに、まだ噛んだら痛い。するとその後は、治療した被せの噛み合わせ部分を削られ「様子を見てください」といわれた。しかしまだ噛むと痛いというと、今度は被せの上から穴を開け直して根っこの治療をし直すという。ガックリしてしまった。
もう3ヶ月以上になるのに、痛みは取れたがまだ治らない。こんなに歯の治療に時間が掛かるのは始めてだ。

また、歯医医院を替えた方がいいのだろうか。
それにしても、いい歯医医院が見つかるのだろうか?
どんな歯医者がいいのかも分からなくなってしまう。
人はいろんな歯科医院を推薦してくれるが、それまで不信感ばかりが募ってくる。

骨折をして手術をしたときにも、こんなに掛からなかったのに…
(手術後、1ヶ月半しないうちにクライミング復帰していた。)
もういい加減にして欲しいと、今日の歯科医院の帰りにはつくづく思ってしまった。

歯もボロボロ! 気持までボロボロ!
明日はホシダで特訓予定。
これじゃ、前向きな気持になれないよぉ~