「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

焼岳の紅葉

2022-10-25 12:32:01 | 登山

少し日にちは過ぎてしまったが、下記の日程で娘と2人で焼岳の紅葉を楽しんできた。

娘が学生の頃に私と一緒に山を楽しんでいたが、その頃からはもう20年以上が過ぎ去った。私はその頃から比べたら最近かなりの体力の低下を感じてしまっている。

焼岳のこの時期の中の湯からのコースは特に紅葉が美しいので数年前にも山友達と計画していたのだが、台風到来で中止してしまっていた。いつかは行ってみたいとは思っていたが、なかなか行けなかった。

今回思い立ち、1人でも行こうと思っていたところ家族から単独は反対されて、娘が付き合ってくれることになった。

今年は7月には尾瀬に行き、至仏山に登った。その時は同世代の二人での山行で、自分の衰えはそれほど感じなかったが、今回は下記のコースで下山した時にはかなりの疲れを感じてしまっていた。

まだまだ私は山に登れると思っていたが、わずかな自信も打ち砕かれてしまい、今後の山行きに不安を感じ、帰ってからしばらく落ち込んでしまっていた。

今の私はどんな所だったら余裕を持っていけるだろうか、それとももう行けないのだろうか、とずっと自問していた。まだ山に未練が残り、決別する気持ちにはなれていないことだけは確かだ。

下記の日程とコースは今の私の体力では余裕を持った計画だったと思っていた。それがこんなにも後味の良くない山になったのは何故なんだろう。こんなことは今までになかったはず。

焼岳山行中は私の心を満たしてくれていたはずだ。焼岳の紅葉は素晴らしかった。初めて登る焼岳を登頂できたのは嬉しかった。帰りに寄った中仙道で最大の宿場「奈良井宿」に寄れたのも良かった。

しかし、山はまだ私を受け入れてくれるのだろうかと、帰ってからも問い続けている。

今までとは明らかに何かが違ってしまっていた。

これからは、日常生活でも少しずつ出来なくなることができてくるのだろうかと思うと少し寂しくなってきた。

焼岳(温泉と紅葉)

2022年10月1日(土)〜28日(木)

メンバー 2人

10月1日(土)中の湯温泉旅館6:00発→焼岳登山道入り口(新中の湯コース)→広場→焼岳北峰→焼岳小屋→新中尾峠→上高地田代橋→帝国ホテル前バス停シャトルバス→中の湯バス停ま→中の湯温泉旅館泊

10月2日(日)奈良井宿→帰宅

 

  

 



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