「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

首が…

2006-04-29 09:45:58 | 健康
朝起きたら首が右に回らない。寝違いだろうか?? 肩と首がかなり張っている。そういえば子供の頃にもよく寝違いをしたっけ。
画鋲のような形をした貼る鍼を「円皮鍼(エンピシン)」というのを以前に貰い肩こりに貼ってみたところ、カチンコチンになってるのが柔らかくなってけっこう効いているような気がした。あまり長い間(1週間ぐらい)貼りっぱなしなので、昨夜風呂に入ったときに剥がしてしまった。
それがいけないのかと思ったりして,朝また肩と首に貼り,ホシダに向かった。ホシダでは,ビレーをすると上を向けない。仕方がないので,「今日は首が曲がらへんねん」と言いながら、上体を後ろに反らして見上げながらビレーをしていた。すると、常連クライマーのMさんが治療をしてくれた。Mさんは整骨師。クライミングをしていると,あちらこちらを痛めている人が多い。そうすると,彼がその場で治療してくれたりする。
私も、治療してもらった。そうすると,首が上にも右にも曲がるようになった。ほんとうに、いつも感心してしまう。そしてMさんの気さくな人柄に甘えて、重宝にお願いしてしまう。仕事外なので,良いのかなとも思ったりするが、私以外にもホシダでは患者が後をたたない。
それだけ、クライミングを続けていると体への負担が大きいのだろう。そのMさんもよくあちこち痛めている。しかし、自分では治せないらしい。自分を治療出来ないなんて,可愛そ~っ。

私が,貰って貼った鍼(けっこう効いたと思う)「円皮鍼(エンピシン)」


昨日のホシダでは

2006-04-27 12:28:54 | クライミング
昨日は友人に頼まれていて、全く初めての同世代の女性二人とホシダへ行ってきた。新緑は日増しに美しくなって気持ちがいい。家の前の公園の桜も葉桜になり、藤棚の藤は白色と藤色のコンビネーションで競うように咲いている。
いったい,何人の人をいや何十人の人をこの間にホシダに連れて行ったことだろう。最初の頃は,ビレーヤーが欲しくて誰彼かまわず無理矢理連れて行ったが、目的は達せなかった。一度っきりという人がほとんどだった。いつしか、もう期待することはやめてしまっていた。しかし、時々友人に頼まれる。見ていたら簡単なことだと思うらしい。私も最初はそう思っていたと思う。私だったらスイスイだろうと…。凄い,うぬぼれ。しかし、ホシダに行った初日の一本目で,そのうぬぼれは木っ端微塵に粉砕され、自分を知るはめになった。
昨日の彼女たちも同じだったようだ。しかしひとりは、面白い!面白い!と言いながら4本も登った。私が最初はひとつも越えられず挫折したハングも,2個までクリア。やっぱり個人差はあるものだ。
しかし,彼女が次ぎに来るのかどうかは解らない。私はきっかけを作ってあげただけだから、あとは本人次第だ。もう私も、ビレーヤーは無理矢理いらない。してもらっても安心してビレーを任せられないのも、もう解ってる。
同世代、同性の仲間が欲しいとは思うがなかなか難しいものだ。
一人でも,続けてくれれば嬉しいのだが…。

駒形岩

2006-04-22 21:54:55 | クライミング
3月5日以来の岩だった。久しぶりなので、今日はグレードよりも楽しく遊ぼうと思って行った。簡単なルートを、試しに登ってみる。意外とすんなり、体が動いた。いい感じだった。もっと恐いかなと思ったが,そうでもなかった。簡単なルートばかりなので、あたりまえか!
5.93本、5.10bと前にRPしたサイレントティアーズ5.11aの計5本。サイレントはホールドも忘れていて,テンションだらけで何とか終了まで行った。今度はもう少しましな登りをしたいものだ。
斜陽の終了から烏帽子岩の方を見ると、淡い緑の中にミッパツツジのピンクが点在していて美しかった。
岩を攀じているときは,何もかも忘れている。そして快い疲労感で酔う。
気持ちのいい,一日だったなぁ~。
また,新たな目標のルートにチャレンジしたくなってきた。

日曜日のホシダ

2006-04-18 08:53:14 | クライミング
日曜日は,午後から用事があったので午前中だけホシダで登る。短時間に立て続けに登ったせいでか、いまだに背中が筋肉痛だ。この日は,最近まれに見る定員(40名)一杯の満員御礼だった。天気予報が良くなかったので,岩場の人たちが流れてきたようだ。先週は,雨ばかりだった。
ホシダのルートは,他で登れている人でもたまに来たのでは登れない。一緒だったYさんも「ほしだは嫌い!」と呟かれた。気持ちは解る。ほんと、なかなか登らせてくれないホシダに私も言いたいところ。しかし,私は好き!
ホシダは噛めば噛む程味の出るスルメのようなもの。行けば行く程面白くなってくる。登れなくても面白い。簡単に登らせてくれないので、苦労して登れると嬉しさも倍増。私はもう8年も通ってるのに登れたルートはあまりに少ないのだが、それはそれで最初の頃に登れなかったハングのワンムーブが登れているという成果が解るから嬉しい。とても地味だと感じる。
パンプにはたまに行くが、確かにホシダグレードより簡単。短い分簡単なルートだったら沢山登れる。しかし,パンプだったら8年も行っていないように思う。
ホシダのルートは壁が大いに活用する。その分岩的である。その分,ムーブが人によって違ってきたりする。私は最近やっと壁もホールドの一部と思えるようになったのだが…。何しろ,クライミングの進歩が遅い分、気がつくことも遅い(ちなみに、それを鈍感ともいう)。それが、まず私は面白いとこのごろ思う。パンプやクラックスでやっている人は、まずはホールドを探してそれに頼っているように思う。それで、思うように行かないのではないだろうか。
次に,ホシダが好きなのは人間関係。みんな和気藹々としてる。昔から続いている人も結構いる。しばらく振りに会うと安心したりする。
次は自然の中にあるという立地条件。今は桜が散りツツジと新緑が美しい。春夏秋冬それぞれ味わいがある。
そして,一番の魅力は無料。
私のうちから近い(40分位)のはラッキー。
以上ホシダの宣伝になってしまった。


デイジー図書って?

2006-04-15 23:12:09 | 読書
ここのところ,雨ばかり。まるで梅雨のようだ。桜は急に冷え込んだせいかまだ保ってる。しかしこの雨では,毎年近くの川沿いでの恒例の花見をする人もいない。あたりまえかぁ。
私はクライミングへの意欲も喪失。今日もホシダへでも行こうかなと思ったが、約束していたJ子さんからのキャンセルの電話に私も萎えてしまう。だいぶ岩場に行っていないけれど、登れるのかしらと不安になる。
家にいることが多いと,どうしてもマックの前に座ることが多くなる。GarageBand(ガレージバンド)という音楽ソフトで遊んでもらっていた。
私は,今までテープで録音して視覚障害者の人のためのテープを作っていた。この世界も最近は,CD化されてきていてテープ録音が少なくなってきている。しかし、私の所属している朗読のグループ(私は今は休会中)では、まだそのシステムが導入出来ずにいる。それは、専用のパソコンとソフトが高額なのと、会のメンバーが高年齢なのでついていけないのが現状のようだ。
友人でもある視覚障害者のSさんからは、CDで本やテープ雑誌を欲しいといわれているが、私はいま朗読すらさぼっているので、いつもつれない返事ばかりしていた。その専用の録音用のソフトも調べたらマック用はない。みんなウイン用。この世は,ウインがのさばっている。
この一週間の雨続きで、この際いろんなマックのおまけのソフトを駆使してみたのだ。うちのiMacG5君は見事期待に応えてくれた。本物のデイジー図書と比べるといろいろ難点はあるが、とりあえずは内蔵マイクで声を入れ、GarageBandに録音出来た。iTunesにに取り込み、CDを作成して出来上がり。私の声によるオリジナルのデイジー図書が出来た。感動ものだった。
あと、カセットデッキとマックを接続してテープ録音された朗読もCD化することが出来た。これもSさんからの前からの要望だった。
視覚障害者の人とお付き合いするようになって、障害者の人はいろんなことに我慢しなくてはならない生活を強いられているのが分かった。ベストセラーの本や読みたい本がすぐに読めない。私たち健常者は、本屋に行けばすぐに読みたい本は読める。しかし,視覚障害者の人は録音や点字になるまで待たなければならない。それも何でも音訳されるというものではない。それぞれの人が必要な情報は違ってるので、特殊なものは音訳すらされない。
図書館でも,音訳やデイジー図書の作成などかなり活発になってきているが、まだまだ私たち健常者の情報から見れば、視覚障害者の情報は少ない。そんななかでも、好奇心おう盛なSさんの意欲には私も触発されることが多い。そして、私自身が学んでいることに気がつくのである。
彼女の注文は、沢木 耕太郎 (著)「凍(とう)」の朗読のCDである。
こりゃ,大変だ。