「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

雨上がりの畑

2018-06-30 09:04:00 | わたしの畑2016年秋から
昨夜は豪雨だった
今朝畑が心配だったのでベランダから眺めてみる
時に変わったところもなく一安心
畑は緑に輝いているように私には見える
命の輝きだ

騒音の中の小さな畑
早朝そっと畑を覗いてみるといろんな鳥が餌を求めて来てくれている
きっと畑の虫が朝ごはんなんだろう
トマトやトウモロコシを突っつくカラスを迷惑だと黄色い糸を畑に張り巡らした私は
なんんて勝手な生き物なんだろう

この畑や小鳥の鳴き声に癒されながら自分に問う






命の洗濯! 尾瀬紀行1 (1日目)

2018-06-26 13:41:00 | ハイキング
長い間山に登って来た。
「何のために山に登るのか?」
厳しい山でなくても山に登っていると人からも問われる。
興味のない人にとっては辛い思いをして登る山は無用の長物でもある。
それでもロープウェイなどで登れる山は行く人もかなり増え、それで観光化してしまうことになる。
今回行った尾瀬も観光地化してツアーで来る人が多い。
しかし、燧ヶ岳と至仏山を抱えた尾瀬の広大さをを思うと、ツアーでの部分的な楽しみ方では惜しいと前から私は思っている。
何事も行ったということだけで知ったというのはおこがましい。
何回行っても山を知り尽くすことはできない。
尾瀬も水芭蕉の季節に少しずれただけでもう違う植物群と風景に出会える。
そんな時には「もっと家から近かったら良いのになぁ」と思う。
私が何回でも行きたいお気に入りのひとつに尾瀬がある。
そんな時「何のために」という言葉は不適切だと思う。
ただひたすら、「そこに居たい」と思うだけである。

昨年唐松に一緒に行った学生時代の友人から、母親の介護で今しか空かないので何処かに行きたいとラインで連絡があった。
昨年行った唐松は登りがしんどかったので登りのないところで、という条件であった。
だからと言って、観光地は二人とも行きたくない。
昨年骨折している私はリハビリ中で不安もあるので、自然の中の平地トレッキングということで条件は共通していた。
ちょうど、その期間は尾瀬の水芭蕉の季節なので尾瀬行きを提案した。
最初決まった6月11日からの日程で尾瀬の水芭蕉の開花を問い合わせると、すでに水芭蕉は終わっているということだった。
雪の被った至仏山をバックに水芭蕉が見られる中田代の下ノ大堀は、今年は5月の中頃が一番良かったそうだ。
前に私がここで絶景の水芭蕉を見たのは2005年6月1日だったが、今年はその時よりもかなり早かったようだ。
それなら天気予報も良くないので、時期を遅らせたら初夏の花や緑が見られるのではないかと思い1週間延ばすことにしたのは正解だった。

尾瀬に入るのには登山と違い、苦しい登りもないので(一ノ瀬から三平峠までは一時間ほどの登り)友人も大喜びだった。
その分観光化してしまい、夏になるとかなりの混雑になる。
おかげで私たちが行った日程は水芭蕉の時期も外れ、山小屋も空いていて静かな尾瀬を充分に楽しめた。

6月18日(月)曇り
尾瀬紀行1 (1日目) (中央自動車道では大雨だったが)  京都5時発→13時戸倉着タクシー→(山菜そば昼食)大清水14時発→一ノ瀬14時半→16時長蔵小屋泊(6月16日からシャトルバスが大清水から一ノ瀬まで30分おきに出ている)

6月19日(火)晴れ
尾瀬紀行2-1 (2日目その1)  長蔵小屋7時半発→大江湿原散策→大江湿原→沼尻→ 見春(下田十字路)昼食 

尾瀬紀行2-2(2日目その2)美晴→東電分岐→東電小屋

尾瀬紀行2-3(2日目その3)ヨッピ吊り橋→16時着竜宮小屋泊

6月20日(水)雨 
尾瀬紀行3 竜宮小屋8時半発→尾瀬ヶ原中田代→牛首分岐→10時山の鼻→11時鳩待峠バス→戸倉12時(入浴、食事)→長野県飯綱町の相棒の妹さん宅泊

6月21日(木)曇り  
長野県飯綱町発9時→妙高山麓直売センターとまと→道の駅あらい→北陸自動車道上越IC→京都18時→自宅19時


大清水の風景


エゾエンゴグサ





三平峠


尾瀬沼の辺りの水芭蕉


バイケイソウ


ムシカリ(オオカメノキ)


尾瀬沼


オオバタチツボスミレ


レンゲツツジ(この時期で尾瀬ではよく見かけ華やかな彩りがアクセントを成している)


ニリンソウ


ズダヤクシュ


尾瀬沼は結構広い


???


バイケイソウ(この辺りは美しいが美晴のバイケイソウは遅霜のため枯れていた)


ハクサンチドリの咲き初めと終わった水芭蕉


長蔵小屋(尾瀬で歴史のある小屋)ここで泊まる


長蔵小屋の裏手からの尾瀬沼


尾瀬紀行2-1 (2日目その1)長蔵小屋から美晴に続く

命の洗濯! 尾瀬紀行2-1 (2日目その1)

2018-06-24 22:25:00 | ハイキング
6月19日(火)晴れ
尾瀬紀行2-1 (2日目その1)  長蔵小屋7時半発→大江湿原散策→大江湿原→沼尻→ 見春(下田十字路)昼食 


二日目、長蔵小屋の裏手の尾瀬沼の絶景を見るため朝食前にビューポイントに行く。三条の滝に行く予定だったが、往復三時間かかるのでパスして上記のコースでのんびり歩くことにした。
この日は朝から晴れて1日美しい尾瀬が展開された。
やはり何回行っても尾瀬は裏切らない。

写真をたくさん撮り、帰ってから何回もため息交じりで写真を眺めている。
「何て美しいのでしょう」と思いながらもその場にいた時の感動には及ばない。


朝早く起きて小屋を抜け出し、長蔵小屋の裏手のビューポイントへ向かった。そこは、朝もやのなかの幻想的な尾瀬沼に燧ヶ岳が映っていた。









長蔵小屋から大江湿原へ

長蔵小屋の近くにシラネアオイ


大江湿原はタテヤマリンドウなど初夏の花が咲き出していた


???


ハクサンチドリ


シナノキンバイ


大江湿原はワタスゲが主役


ワタスゲのアップ


タテヤマリンドウの群生 この時期はベストシーズン


大江湿原の中央を流れる大江川はこの時青空が写って真青


大江湿原から沼尻を経て美晴まで

大江湿原から樹林帯を進むともう終わった水芭蕉の中にチラホラと咲いていた


エンレイソウ


ゴゼンタチバナ


ミズバショウ


バイケイソウと尾瀬沼


ワタスゲと尾瀬沼


沼尻 休憩所が新しくなっていた




ミツガシワ


ヒメシャクナゲ


チシマウスバスミレ


ノビネチドリ


美晴(下田代十字路)からレンゲツツジをバックに至仏山を望む 



尾瀬紀行2-2(2日目その2)  美晴から東電小屋あたりまでに続く


命の洗濯! 尾瀬紀行2-2(2日目その2)

2018-06-23 12:05:00 | ハイキング
6月19日(火)晴れ  尾瀬紀行2-2(2日目その2)美晴→東電分岐→東電小屋

今回の尾瀬のハイライトは、美晴から東電小屋を経てヨッピ橋を渡りこの日の泊地竜宮小屋までだろう。ここは人も出会わず私たちだけの静かな木道歩きで燧ヶ岳を眺めながら、ワタスゲやヤマドリゼンマイ、レンゲツツジに白樺の木が彩りを添えて只見川の水音と爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込み気持ちのいい行程となった。
ここでは、ヒメシャクナゲやウラジロヨウラク、タテヤマリンドウも群生で見られた。そしてひときわ映えたのはカキツバタかアヤメだったがまだ咲き始めだった。ニッコウキスゲはまだほとんど蕾だが、咲き誇る頃にはアヤメも紫の色を一面に尾瀬ヶ原に映し出すことでしょう。

美晴から東電小屋あたりまで


優しい色合いが続く


ハクサンチドリ


ワタスゲ


東電分岐のベンチで本格コーヒーをご馳走になる




至仏山を眺めながらのコーヒは格別美味しかった


オゼヌマタイゲキ(オゼヌマタイゲキ(尾瀬沼大戟) トウダイグサ科トウダイグサ尾瀬の湿った草地に生える多年草です。ハクサンタイゲキの変種とされ、花はトウダイグサ科の特徴である「杯状花序」(または椀状花序、壺状花序)になっています。その周りに鮮やかな黄色の苞葉を3枚つけ、一見この部分が花びらに見えます。別名オゼタイゲキとも呼ばれます)この辺りから、群生で見られた


ウラジロヨウラク


ショウジョウバカマ


ヒメシャクナゲ


タテヤマリンドウ


相棒の後ろ姿も美しい


只見川にかかる橋を越えるとレンゲツツジとバイケイソウ、白樺など息を飲む色彩が広がる





















尾瀬紀行2-3(2日目その3)東電小屋からヨッピ橋を経て竜宮小屋まで(竜宮小屋でこの日は泊まる)に続く