「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

このごろ

2012-04-30 06:55:00 | 生活
最近太陽とともに目覚め、畑へ。今日は昨日JA で購入したトマトの苗を植えた。毎日暑い真夏日が続いている。
夏野菜の苗がやっと定植できた。トマト、スイカ、キュウリ、ナス、トウモロコシ、カボチャ、ピーマン、シシトウ、オクラなど。
もうすぐ収穫できそうなのがエンドウ豆。あとはソラマメ、タマネギ、ジャンボニンニク、ワケギ、ジャガイモ、イチゴと続く。宅地を開墾して、無農薬菜園の三年目の春を迎える。


チゴユリが咲いた。ネットで購入したコハウチワカエデの根元にくっついてきたチゴユリが昨年に続いて咲いてくれた。山で見かけた時にあまりの小ささに感動した。そして、我が家の庭で今年も咲いてくれてまたまた感激! 何て可憐なんでしょう。


卒寿の母。一緒に暮らして5月で三年。最近元気が無い。縁側から私が造った庭を眺めて「きれいやね~」を連発。これからどんどん奇麗になるから、「長生きしていつまででも観てや~」と心の中でつぶやく。


開花宣言

2012-04-02 21:42:00 | 生活
大阪ようやく桜開花宣言…平年より5日遅れ
 標準木の開花状況を確認する大阪管区気象台観測課の職員(2日午前、大阪市中央区の大阪城公園で)=森田昌孝撮影
 大阪管区気象台は2日、大阪市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より5日遅れ、2003年から10年間で2番目に遅かった。3月の低温が影響したとみられる。
 この日午前10時頃、同気象台職員が、大阪城西の丸庭園(大阪市中央区)にある標本木に5~6輪の花が咲いているのを確認した。満開を迎えるのは、来週の前半頃になる見通し。
(2012年4月2日 読売新聞)


4月に入ったのにまだ肌寒い日が続いている。
今年は、梅の花も遅れていたが、桜も遅れている。
我が家のしだれ桜が、今日咲いていた。
ちょうど同じ日に、上記の記事が出ていた。



ボケの花もあざやかに咲いている。



冬の間枯れ木となっていたものから、新芽が次から次へと出てくる。
春は生命と希望にあふれていている気がするが…。

「下山の思想」五木寛之著、読み終えていろいろ思う。
人の一生で言えば、私も今は下山途中である。
人間は最終的に下山しきってしまうと、死と向き合うことになるのだろうか。
それとも、最後まで下山の途中だと思い続けるのだろうか。
老衰で、ベッドから動けなくなったとき人は何を思うのだろうか。
母を見ていて、いずれ自分にも来るだろう老いを思うとき無性に辛くなる。
最後の最後まで、下山のプロセスだと思えるのだろうか。
老いていく母を見ていると、悲しくなる。
しかし、ベッドから庭に咲くボケの花やスイセンを見て「きれいやなぁ」と感動しているのは、下山だからこそ見えるものなのだろうか。
「下山とは諦めの行動でなく新たな山頂に登る前のプロセスだ」というが、人の一生には新たな山頂はない。最後にたどり着くのは諦めではないだろうか。
それとも、下山の思想は人の一生には当てはまらないのだろうか。
母を見ていると、諦めの連続で終着に近づいているように思えるのは私の独断だろうか。

母が「きれいやなぁ~」と言う庭に咲く黄色のスイセン