「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

公園の桜

2007-03-31 07:08:47 | 雑感
桜が咲いて来た。家の前の公園の桜は二分咲きぐらい。暖冬だったのでもっと早いかと思っていたが、少し早いという程度。これからは、命みなぎる季節を迎える。その最初の兆しが、一斉に咲く桜の花に感じるのだろうか。日本人程桜好きの民族はいないという。私も御多分に漏れず、やっぱりなんだか落ちつく。
私の場合は桜の下で宴会という花見はほとんどしたことがない。静かに桜のアーチをくぐって歩きたいとは思う。誰もいない家の横の公園の桜を、毎日ベランダの窓を開けて、今日はどれほど咲いたか確かめると言った程度の楽しみ。まぁ~、ささやかな癒しかな。



週末はホシダ

2007-03-26 21:38:00 | クライミング
週末は、雨模様。2日ともホシダで過ごす。
土曜日は、午後から小雨だったが登れた。日曜日は昼までに雨はあがったのだが、前夜にかなり降ったようでホールドは濡れていた。ベテランクライマーの「こわ~い!」という声が聞こえて来て、私は密かにニンマリ。
久しぶりのホシダは楽しかった。ハングをぐいぐい登れるのはホシダはガバだからだろうが、やっぱり楽しい。16メートルの高度も久しぶりに登ると緊張感がある。特にルーフになっているカンテは体がかなり外に飛び出した感じでスリル満点だ。
テーピングをしていたが、手にマメができて痛くなった。久しぶりに出来たホシダマメも、何だか愛おしい。
そして、久しぶりにあったN山岳会の人たちやTさんとKさんコンビも懐かしい。古巣に帰ったようで、何だか温かくてホッとする。
ホシダは、ユキヤナギが満開だった。もうすぐ桜やツツジも咲くだろう。クライミングの季節がやって来たようだ。ハヤブサも、時々大きな鳴き声が聞こえて来る。卵を抱いているらしい。クライミングウォールの横の、もう登られていない岩場に数年前から巣を作っているが、まだ雛の姿は見ていない。昨年は、卵が蛇に食べられてしまったと聞いた。今度は雛が育ってほしいものだ。それも、楽しみの一つだ。


小熊はやっぱり手強いなぁ~

2007-03-23 12:38:59 | クライミング
水曜日21日は春分の日で祭日。昨日の木曜日は2日続けて不動へ行って小熊にトライして来たが、大した変化はない。水曜日の不動は超満員だった。不動だけではなく烏帽子も満員だったらしい。突然の寒波も去り、すっかり春めいて来た。桜の開花宣言も東京であったようだ。家の前の公園の桜はまだ開花していない。窓を開け放していても、もう寒くなくなって来た。
今年に入ってから取り組んで来た小熊物語であるが、今までの最多記録であろうか30回近くになる。手強いなぁ~、とつくづく思う。やっぱり、年の数は覚悟かな? 同じルートでも簡単に登る人もいれば、私のように凄い時間がかかる人もいる。実力の違いだろうが、帰るときには落ち込んでしまう。しかし立ち直りも早く、帰ったら色々反省をしたりして、今度こそ登ろうと思う(実際は登れないのだが…)のだからクライミングは不思議だなぁ~。
昨日は、平日クライミング。前日の祝日とは打って変わって、私たちの貸し切りで静かな不動だった。と言いたいところだが賑やかにおしゃべりに花が咲く不動だった。私は、不動へ来る途中で車のエンジンの制御装置が点滅するというハプニングがあり、集中出来ないクライミングとなった。やっぱり、エンジンの故障だった。今日修理に出した。
明日は、どうも雨模様のようだ。久しぶりにホシダにでも行ってみようかと思う。飽きない、懲りない私である。

一週間

2007-03-19 22:13:08 | 朗読音訳
「一週間のご無沙汰です」とは、何かの番組の冒頭で司会者がいつも言っていた台詞のような…。一週間が早い。目まぐるしい。少々頭の働きも悪くなって来て、さっき食べたご飯を忘れるという程ではないが、忘れてしまうことが多い。いざ思い出そうとしてもなかなか思い出せない。それって、ヤバイ! そういうときは自分のHPの年度別山行記録など見ると少しずつ色々思い出して来る。私のHPは自分の手帳のようなものだ。
月曜日はピアノのレッスン日、火曜日は対面朗読の日、水曜日は図書館での音訳協力者の集まりの日で夜はNジムへ、木曜日は不動岩でクライミングの日、金曜日は家事の日、土曜日は霊仙山へ、日曜日はホシダでクライミング。やっと一週間を思い出した。書きながら「symbol7symbol7月曜日にお風呂を焚いて 火曜日はお風呂に入り テュリャ テュリャテュリャ symbol7symbol7………」という歌のメロディーが頭の中を流れている。
この一週間は、とても充実していたように思う。特筆すべきは水曜日、「視覚障害者とデイジー」という日本ライトハウス盲人情報センターの館長の講演だ。(この人の他での講演内容がネットにあったのでリンクしました)私は、朗読を通じて視覚障害者の実情に普通の人より通じていると思っていたが、知らないことがほんとうに多い。この日も驚いたことが、視覚障害者のかなりの人がテレビを見ているという現実だった。番組はニュースや報道関係が多いということだったが、健常者以上に情報が入らないので音だけでもテレビから情報を得ようとしてるということだった。NHKが聴覚障害者のために字幕をつけているのはけっこう増えているが、まだまだ視覚障害者のための副音声は少ないということだ。私はだいぶ前から、朝の連続ドラマに副音声がついているのを知った。それは、偶然テレビのリモコンの二重音声のボタンを押していつもの音声意外に低い情景説明の声が聞こえて来て気がついた。副音声があったら良いのは、スポーツ番組だと言うことだ。ただの解説ではどのような場面なのかは視覚障害者の人はただ想像するのみで判らないという。
先日公開されていた「武士の一分」という映画は副音声がついているそうだ。ただし、一般公開では副音声は流されていないので聞くことは出来なかった。一般の人には副音声はただうるさいだけだからだ。一般公開が終われば、副音声付きで上演されるだろうとのことだった。
もう一つ、興味を持ったのは「視覚障害者情報ネットワークシステム(ないーぶネット)」のことだ。これは、ネットの視覚障害者用の図書館のようなものでる。読みたい本がインターネットで検索できダウンロードして音声や点字で自宅にいながら何冊でも読めるシステムだ。これは、凄いことだと思った。
今や、インターネットの普及で情報はいつでも手に入る時代になった。私も、山に行くときなどはガイドブックよりもネットを参考にすることの方が多い。何を調べるにもネットで、朗読の下調べも最近はパソコンの前に座る。国語辞典や漢和辞典もそういえばあまり使わなくなっている。
視覚障害者のSさんは音声の出るパソコンを使ってるが、ネットで調べてほしいときは私に電話がある。まだまだ視覚障害者の人には、HPはフレームやリンクが複雑だとなかなかたどり着けず使いにくいということだ。少しずついろんなことが試みられて来ているのには驚いたが、もっともっとITの恩恵を簡単に受けられるシステムが出来るといいのになぁ、と講演を聴いて思った。




冬に逆戻りかな?

2007-03-12 19:07:56 | クライミング
とにかく寒い。京都でも雪が舞っていたらしい。いったい、今年の天気はどうなってるのだろうか? そんななか先週末の土曜日は蝙蝠谷へ行った。冬の間は寒いのでさけていたので3ヶ月ぶりである。
「もういいでしょう」と「哲学の道」のあとに、久しぶりの「復活」の順番が回って来た。下からルートや人の登るのを見ていても、ムーブもホールドも見えてこない。緊張感だけが張りつめて来る。しかし、1ピンずつとるごとにムーブが蘇って来た。自己満足かもしれないが、久しぶりにしてはいい感じで登れた気がする。そして、この日2回目に登ったときには、ハング下で力つきて諦めかかっていたが、回収の任を得て不思議な力が湧き出て何度か落ちながらも終了まで行けた。とにかく、初めてのヌンチャク回収にも疲れ果てた。
かじかむ指に息を吹きかけながらのクライミングとなったが、復活に再度チャレンジ出来たことはとても嬉しかった。しばらくは、蝙蝠谷にもチャンスがあれば通いたいと思った。久しぶりの復活は筋肉痛を残し、次の日も腕が張っていた。
クライミングは不思議だと思う。自分の限界のルートにチャレンジしていると、とても登れるような気がしないのだがなぜか充実感を感じて楽しい。あの恐怖すら感じる緊張感は、不思議と快感にもなる。
最近は不動の小熊に登っていたので、どちらが簡単なのだろうかと、どうしても比較してしまう。グレードは、11bと11cで復活の方が難しいということになるのだが、見方によっては復活の方が簡単だと思ったりもした。いったい、どちらの方が先に微笑んでくれるのかも楽しみだ。いや、簡単には微笑んではくれないかもしれないかも…。
次の日曜日はホシダに向かう。とても寒くて意欲は喪失してしまっている。しかし意欲喪失は、寒さのせいだけではなさそうだ。最近は、岩場の方が楽しいと思う。

アルツさんの撮って下さった写真/なかなか自分の写真は撮れないので嬉しい。