「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

北海道花の旅の記録を書き終えて

2016-07-29 05:48:00 | 雑感
今朝は、いやに早くが目が覚め暗いうちから最後の北海道の写真と記録を整理して終わりました。帰ってから、一ヶ月近くになります。

下記雨竜町の観光協会HPに2005年度7月28日の雨竜沼湿原の写真が出ています。
年度は違いますが、ちょうど今頃です。

「今頃エゾカンゾウやアヤメ、池塘にはウリュウコウホネ が咲いているのかな」とまだ気持ちはあのときの北海道を反芻して楽しんでいます。
自然は日々変化して、同じ場所でも季節によって違ってきます。
また同じ時期でもその年度の自然条件でも違ってきます。

私の知らないことがまだまだいっぱいあり、知りたい見たいということが私の次への山への計画の原動力となります。

でも、きりがないですね。




北海道花の旅6  雨竜沼湿原から南暑寒別岳

2016-07-01 00:00:00 | 登山
稚内を8時過ぎにレンタカーで出発、南雨竜町の安田旅館へ着いたのは4時頃でした。
計画の段階では、暑寒別岳に登ることも考えていました。
色々ルートを検索して計画を練っていたら、雨竜沼湿原から登る計画にたどり着きました。
雨竜沼湿原は北海道の尾瀬と言われるほどの美しい湿原だということなのでこのコースに決まりです。
しかし雨竜ゲートパークから暑寒別岳までだとエアリアマップのコースタイムで12時間以上かかり、南暑寒別岳から暑寒別岳の往復だけで5時間半。
1日の行動時間が12時間以上になるのはもう私達には無理、ということで南暑寒別岳までの往復にしました。
南暑寒別岳までの往復でも休憩時間を入れて、写真を撮りながらなので9時間半ほど掛かり、南暑寒別岳までにしておいて正解でした。

雨竜ゲートパークから雨竜沼湿原入り口まで

雨竜ゲートパークで登山届けを出して出発したのは6時半でした。


丸山がすぐに見えます。


ダイコンソウ?


ツボスミレ(坪菫スミレ科)登山道にはたくさん咲いていました。


タニウツギ(谷空木スイカズラ科)ゲートから登山道に入るとあちこちで咲いていました。


ユキザサ(雪笹ユリ科)


白竜の滝


第2吊橋


オオタチツボスミレ?


ペンケペタン川


白樺が青空に美しい。


水芭蕉は終わっていました。


雪が残った暑寒別岳が見えてきました。


ハクサンチドリ(白山千鳥ラン科)



雨竜沼湿原

湿原内は木道が続きます。


ハクサンチドリとキンポウゲがお出迎え。


湿原につきものワタスゲ。



オオバタチツボスミレ (大葉立坪菫スミレ科)


イワイチョウ(岩銀杏ミツガシワ科)


イワイチョウはたくさん咲いていました。


エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花キンポウゲ科)


南暑寒別岳と暑寒別岳への登山道に木道が続いています


ショウジョウバカマ(猩猩袴ユリ科)赤色がたくさん咲いていました。


ホロムイイチゴ(幌向苺バラ科)


池塘がたくさんあります。青空が写って真っ青でした。


ミズバョウ(水芭蕉サトイモ科)


スミレもたくさん咲いていました。


池塘に挟まれて木道が続きます。


どこまでも暑寒別岳がついてきます。





ミツバオウレン(三葉黄蓮キンポウゲン科)


チングルマ(稚児車バラ科)まだ風車にはなっていません。


湿原の終わり近くはチングルマの群生です。山でもこんなに花が咲いているのは見たことがないです。時期が遅いのか風車になっていることが多いです。


ピンクのショウジョウバカマはここでは珍しかったです。


ミツバオウレンがたくさん咲いています。


池塘が大小たくさんある湿原です。その点では尾瀬に勝っています。


ショウジョウバカマ、ちょっと濃いピンクが2輪可愛いです。


イワイチョウ、絵になるかな?


ヒメシャクナゲ(姫石楠花ツツジ科)小さくて」可愛い。


見つけた時は大喜び。這いつくばってパチリです。


シナノキンバイ(信濃金梅キンポウゲ科)ピカピカでした。





南暑寒別岳への登山道に入ります

シラネアオイ(白根葵キンポウゲ科)


登山道の両脇にたくさん咲いていました。感動!


綺麗!! 


展望台から雨竜沼湿原を見下ろす。池塘がやはり多い。


エゾイチゲ(蝦夷一華キンポウゲ科)


枯れた白樺が竜の頭に見えませんか? さすが雨竜が沼湿原です。サービス精神旺盛です😊


ツバメオモト(燕万年青ゆり科)


エンレイソウ(延齢草ユリ科)


???調べましたがわかりません。


ナナカマド(七竃バラ科)の花



ミツバオウレンソウ


オオカメノキに葉っぱは似ていますが???


南暑寒別岳から雨竜ゲートパーク

南暑寒別岳からの登山道が見えていますが今回はここまで。


南暑寒別岳からの暑寒別岳の雄姿


下山道からは登りと風景が変わります。


雨竜沼湿原の池塘が下に小さく見えてきました。



山桜が咲いていました。登りには気が付きませんでした。


ゴゼンタチバナ(御前橘ミズキ科)


ツバメオモト群生しています。


エゾリュウキンカ


小川が流れています。



木道は行き帰りが違います。

エゾカンゾウが唯一咲いていました。まだこの時期は蕾でした。


イワイチョウ


まっすぐ続く帰りの長い木道歩きは疲れます。


ここが行き帰りの分岐です。


樹林帯に入って気が付きましたがこの花がたくさん咲いていましたが、名前がわかりません。


第一吊橋です。やっと長い花の旅は終わりになりました。


南暑寒別岳までの往復で休憩時間も含めて9時間半でした。暑かったのもありますが、かなり疲れてたどり着きました。「一日の歩く時間は7-8時間までやね」というのが私たちの結論です。体力は年齢と共にどんどん低下していきます。
こんな美しい山や花を長く楽しむために無理は禁物です。

これで、北海道の山と花の旅は終わりました。
次の7月1日、早朝4時に安田旅館をレンタカーで出発帰路につきました。
朝早いにもかかわらず、おかみさんが見送ってくださいました。
思い出深い北海道とお別れです。
また来年も北海道の山を登りたいと思います。
なお、お花の名前は帰って調べましたが判らないのや間違いがあるかもしれません。
ご指摘ただければ、ありがたいです。
おつきあいありがとうございました。