「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

もう秋~、早いなぁ~

2006-08-31 22:10:29 | 雑感
朝晩がだいぶ涼しくなっている。昼間も汗がダラダラということも無くなってきた。秋雨前線が停滞していて、大台の中の滝の登攀予定が2回も流れてしまった。楽しみにしていただけに残念。
もう今日で8月は終わり。梅雨が長かったせいで短い夏だった。この8月に夏が凝縮していたように思う。とはいえ、いきなり明日から秋ということも無いだろう。まだまだ残暑は、残りそうだ。
短かった夏だったけれど、私には充実した夏だった。暑いのにアクティブに過ごせた。それは、山も十分歩いたし日常生活も充実していたということだ。夏バテという言葉は、私には当てはまらなかった。
新しいこともまたやり始めた。新しいことといっても全く初めてということではなくて、いままでやってきたことの線上にあることだ。この歳になると、全く新しいことに取り掛かるのは大変なこと。
しかし長い間生きてきた分、いろんなことが細々ながら続いてきている。そんな中にも、マンネリ化していてこんなことやっていて何になるのかなぁ、ということもある。しかし悩みながらも取り敢えずは続けていたら、いつかはやっていてよかったと思うこともある。
わたしはやりだしたときに、何をやっても自分には才能が無いのではと失望することが多い。しかし天才的な才能があるように思える人でも、長い間努力して成果というものが出ている。凡人であれば、なおさらすぐに出来るはずは無い。凡人だからこそ、続けていなければ出来るようにならないのだと最近悟った。悟るのも遅い。この歳にならないと、分からないことが多いのも超凡人だと思う。誰でも生活をするだけで日々煩雑なことに追われ、なかなかやりたいことを継続して行くのは難しいこと。そんななかでも、自分に出来る範囲でやって行くしかないのだろう。
クライミングでの私の「継続こそ力」というキャッチコピーも自分を励ますためのもの。クライミングこそ、いつまでやって行けるのだろうとこのごろ思う。山やクライミングの過激なことは、そろそろ「ぼちぼち」やっていくようになるだろう。
しかし、雑多な生活の中で出来るだけ続けて行きたいと改めて思った夏だった。


真面目な生活?

2006-08-27 03:48:28 | 生活
毎日忙しい。こんなに出かけていたら当たり前か…。八ヶ岳の記録もなかなか進まない。そんななか山と関係のないやらなければいけにことも溜まってくる。
それでも、昨日の土曜日は志津川という宇治の岩場に行ってしまった。岩場としては、マイナーな岩場だが家から車で3-40分で、近いということもありつい行ってしまう。ここはこの時期は蚊に悩まされる。虫除けスプレーと蚊取り線香必携である。それでも、蚊にとって私は美味なのか集中的に刺される。アブまで足にまとわりつかれて、参ってしまった。
暑いのに、5本も頑張って登った。最近難しいと思うと、またトップロープの癖がついてしまった。いけないなぁ~と思うが、その方が楽しく登れる。これはたえず葛藤してること。今度こそは…、と。それでも、どこでも簡単には登らせてくれない。
帰りに、我が家の近くのスーパー銭湯「極楽湯」に入って、湯上がりのビールを一口(?)飲み、食事もそこで済ませ、帰ったとたんに7時半なのにそのままバッタングーと深い眠りに。ほんとうにゴクラク、ゴクラク…。
しかし、熟睡したら目覚めてしまい、いまごろパソコンに向かってる。
こんな生活、していていいのかなぁ~。そういえば、大昔の若い頃も夜中にゴソゴソしていたっけ。

汗ダラダラのホシダ

2006-08-23 23:58:59 | クライミング
小川山での不完全燃焼解消のために、昼頃からホシダに行った。涼しいところから帰ったあとだけに、暑さが応える。ホシダは一ヶ月振りくらいになる。やっぱり登れない。しかし5本は、暑さをこらえて汗びっしょりになりながら登ってきた。これですっきりした感じになった。
久しぶりのホシダでは平日に拘らず、大阪の高校生のグループといつもの常連シルバー隊、そしてFさん夫妻とMさん、Oさんと15名程で賑わっていた。みんな暑さにもめげず、果敢に登ってる。久しぶりだと、やっぱり手にマメができてきて痛い。
やっぱり、私にとってホシダは山やクライミングの基本。登れなくても、暇を見つけて続けていなくてはならないと改めて感じた。間が空くと、持久力は全くなくなってしまってる。右のハングの簡単なルート。やっぱりテンションだらけでしか終了まで行けなかった。悲しい!

汗を流したあとは気持ちがいい。近場の「極楽湯」に入りに行き、そのあとのビールの美味しかったこと。

小川山

2006-08-22 23:57:02 | クライミング
久しぶりのクライミングだった気がする。日曜日の昼過ぎに廻り目平に着いたときはけっこう駐車場に車が停まっていたが、クライミングを終えて夕方帰ってくるとほとんどの車は帰ってガラガラだった。テントも数える程しか無く静かな夜だった。
ただ、天気には恵まれず、次の日も雨がぱらつき、夜になると本格的に降り出した。朝になってもまだ降っていたので、撤収して帰ることにした。クライミングに来て、雨の中テントをたたむのは何となく悲しい。
帰りは時間も早いので、増富ラジウム温泉で入浴して帰ることになり、ついでに近くにあるカサメリ沢の岩場に偵察に行こうと言うことになって行ってきた。駐車場には車は三台あったが、私たちが駐車したときに一台二人が帰って行った。私はそこまで行っていないのだが、コロッセオの被ったところで二人登っていたらしい。残りの車は、その人たちのものだったに違いない。
この日の、カサメリ沢もやはりとても登れる状態ではない。初めて来たが、緑と苔むした岩と水流の豊かな沢が行く筋も流れ込んでいて、とても美しいところだった。
ぜひ、今度はクライミングをしに来てみたいものだ。

小川山(1階のおばさん/天空の戦い10aでみごと敗れる)


小川山/駐車場もテン場もがら空き



カサメリ沢偵察



帰りに立ち寄った/日影のトチノキ


八ヶ岳の縦走

2006-08-17 09:07:02 | 登山
13日に家を出発し、恒例の小川山へ向かう夫たちに観音平でおろしてもらい、一人で昼頃から八ヶ岳縦走に向かった。
編笠山(青年小屋泊)、権現岳、赤岳、横岳、硫黄岳(硫黄山荘泊)、東天狗岳、(麦草ヒュッテ泊)茶臼山、縞枯山、北横岳までまさに登ったり下りたりの連続の3泊4日間だった。単独でお気楽ということもあって、写真を撮りながらまた展望をゆっくり楽しみながらののんびりした山行だった。
八ヶ岳は、北の方は初めてだった。いったいどんな山が待ち受けているのか興味津々だったが、こうして縦走してみると、硫黄岳と天狗岳を境に何もかも違っていたのには驚いてしまった。
山が違うと、人まで違ってる。天狗岳に登る人が、南からと北からでは違ったタイプの人が入ってくるのがよくわかる。南からは、やっぱりザックも大きめのもので装備もちゃんとしている人が入山してくるが、北からはサブザックにスニカーというハイカーが入ってきている。
中山から少し行った下りでの途中で登ってきた少年3人に「天狗岳までどのくらい時間がかかりますか?」と声をかけられた。3人で地図とにらめっこしていたが、A4ぐらいの観光地図を見ていた。さすがに、南ではそういう人は見かけなかった。
ほんとうに、面白い山域だと思う。南の赤岳までの岩稜も天狗岳からの樹林帯も魅力的だった。
そしてついでに、横岳への登山道はロープウェーのさんちょう駅の坪庭を観光客に混じってあるき、和食も洋食も中華も美味しいごちそうをお腹いっぱい食べたような満足感を味わった。
ただ食傷気味だったのは、繰り返すアップダウンだった。これは、歳とともに応える。とはいっても、観光客に混じってこのロープウェーの列に並ぶことは今後はないだろう。