「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

梅酒よもや話

2008-09-22 14:03:47 | 生活
今年の春、山仲間のFさんから青梅をたくさん戴いた。それを,梅黒酢と梅酒にした。夏にはけっこう美味しくなり、ちびりちびりと飲んだ。
梅黒酢は水で薄めて凍らせて,クライミングにも持って行った。これがとても爽やかで飲みやすい。今までスポーツドリンクに黒酢を入れたものを愛飲していたが、今年の夏は時々換えてみた。
黒酢といろんな果物など漬け込んでもおいしい。今まで,イチゴやキーウイや柚子なども漬けてみたが、それぞれ違った味がして楽しめた。漬け方は、何を漬けるにしても,分量は黒酢と果物と氷砂糖を同じ比率で漬けるから簡単だ。
梅酒の話しに戻るが,我が家にはかなり昔の梅酒が三種類残っている。
一番古いのは2001年に戴いたときにすでに何年か経っていたようだ。コーヒーのような色になりどろっとしているような気がする。ネットで調べたら,いくら古くてもカビが発生していなければ大丈夫という事なので,勇気を出して飲んでみた。もうすでにアルコール分は飛んでしまっているようなまろやかな味がしてジュースのようである。氷を入れて薄めて飲む。ウイスキーの10年物といえば高級になるが,梅酒はどうなんだろう。
もう一瓶は、私が漬けたもので梅がまだ入ったままなので取り出した。これは、ニンニクを漬けた空瓶に漬けたために臭いが残っていて飲みにくくてほっておいた物だ。最近,味見をしたらこれはとても美味しくなっていた。ただ、まだ少しニンニクの香りがかすかにするニンニク梅酒となってしまっている。
最後の一瓶は二年程前に戴いた物だが、三つの中では一番新しいようで、まだリキュールのような味が残る。これでも、3-4年は経っているように思う。
梅酒の効能はクエン酸効果で疲労回復にいいらしい。また、梅酒に含まれるカルシウムなどは骨をつくるだけでなく、アルカリ性のミネラルの為、体の酸化を防止したり、血液をきれいにしてくれるという。
という事は、梅黒酢はもっと効果的に違いない。最近何かと歳を感じている私には、「これは、若返りにいいかも知れない」と思った。
なかなか消費しない梅酒の瓶を前に、梅酒の晩酌でも続けてみようかなと思う次第である。

一番目に古い梅酒/ 二番目に古い梅酒
  
三番目に古い梅酒/今年の梅酒
 
勢揃い/我が家の梅酒


鞍馬~貴船~二ノ瀬ユリ

2008-09-18 23:19:27 | ハイキング
敬老の日に鞍馬から貴船、そして二ノ瀬ユリと歩いて来た。昼から雨になり駆け足になってしまったが、充分楽しめた。久しぶりに叡電(叡山電鉄)に乗ったが、「京都は変わらないなぁ~」とつくずく思う。そして,田舎だなぁ~、とも改めて思った。しかし、この変わらない風景に、安堵するのも事実だ。
この日の鞍馬も貴船も,観光客でいっぱいだった。何年か前の秋に貴船に行ったときは、こんなに人はいなかったが、凉を求めて来る人が多いのだろう。川床で食べる京料理に風流を求めるという趣は私には無い。
店の前に掲げてあるお品書きと値段を横目で、「もったいない」の言葉がつい口から出てしまう。
私にとっては,自然が最大の御馳走だ。確かに京都は、四季折々に美しいと思う。貴船川沿いの青々としたモミジももうすぐ色付くと綺麗だろうなぁと思いながら歩いていたが、頭の中では昨年見た涸沢の紅葉が浮かんでいた。京都の美は箱庭のような物だ。綺麗に整ってはいるが、人工的に感じてしまう。それは、二ノ瀬ユリの杉山もそうだ。枝打ちされた杉はやはり整然と並んで、真っすぐに伸びていた。
でも、京都は私の故郷。何回行っても懐かしい。それは京都が変わらないから。たとえ、観光京都でもこのまま変わらないでほしい。

鞍馬神社周辺/鞍馬山/新しくなった貴船神社では結婚式が/貴船の夫婦杉/フシグロセンノウの花/叡電貴船駅
     

夏の総括

2008-09-02 20:18:57 | 生活
ずいぶんとさぼってしまったものだ。こんなにも間が空くと、何を書いていいのかちょっと戸惑ってしまう。今年の夏は、梅雨明けからとても暑く、連日30度を越してしまっていた。しかし、お盆を過ぎてから急に涼しくなった。
もう秋だなぁ~、と思っていたら9月に入ってまた蒸し暑く、閉口している。梅雨時にあまり雨が降らないかと思ったら、降ったら集中豪雨だ。このごろ何だか変だと思う。
今年の夏は,この天候のせいばかりでもないのかもしれないが、予定が流れてしまう事が多かった。先週の小川山やお盆あけに予定していた南アルプスも、楽しみにしていただけに残念だった。
私的な用事が重なっていたのも、山やクライミングへの意欲喪失につながっていたかも知れない。それでも雨の中、御嶽山には友人と登れたし、相変わらずホシダには行っていた。ホシダも暑いので、そう登れる訳でもないのだがつい足が向いてしまう。
あっという間の夏が過ぎ去り、生活も落ちついて来た。そろそろ,紅葉の山が気になり出して来た。