BAR Reload

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静岡蒸溜所研修

2017年10月09日 13時32分40秒 | 研修日記
はいこんにちは。
体育の日の祝日、皆様いかがお過ごしでしょうか?
運動会は今日より昨日のほうが多いのじゃないですかね?
今日一日筋肉痛のお父さんご苦労様です。
お母さんも早起きしてお弁当ご苦労様でした。




さてさてもうすぐ一週間たちそうなので急いでブログ書きます。
先週の火曜日に行ってきました静岡蒸溜所の研修日記をお届けいたします。
月曜日の営業が終わり集合時間が朝6時に尼崎。
車で連れてってもらえるということで初めて尼崎駅に降りました。
JRの尼崎の駅には阪神百貨店がありますが阪神尼崎の駅の前には阪神百貨店がないそうです。
そんなことはどうでもいいのです(笑)
早朝の尼崎を出発しまして一路静岡へ。

快適な車の旅もあっという間でした。
静岡の駅、駅舎は小さく感じますが駅周辺は結構な街です。
静岡の駅からさらに車で1時間弱、静岡蒸溜所へ。

去年できましたので新しい建物。

周りは四方山に囲まれてます。

暖簾がかかって旅館みたいです。

一枚目が新しい蒸留器で二枚目が閉鎖されました軽井沢蒸溜所の蒸留器です。

こちらも軽井沢の設備です。
粉砕機ですね。

糖化槽。
三番麦汁は使わないそうです。
糖化の話ここですると糖化だけで一回でできそうにもないので聞きたい方は少し糖化の勉強して聞きに来てください。
一から話すときりがないので(笑)

発酵槽です。
まだまだ新しい発酵槽です。
オレゴンパインの発酵槽に加え杉の発酵槽があります。

行ったときはメンテナンスを終え今まさに発酵を開始した時期でした。
元気に発酵しておりました。





そしてポットスチル。

初溜釜。
こちらはなんと薪直火蒸溜です。

余市は石炭直火ですがこちらは薪直火です。
先ほども言いましたが周りは山に囲まれてます。
林業が盛んでそれの間伐材だそうです。
蒸溜所内も木の内装でこちらも周りの木材を使ってるそうです。

発酵液が沸騰するまではスチーム加熱をして沸騰しましたら薪加熱です。
薪直火は世界唯一ですかね?
ちょっと僕の記憶の中にはないです。
あったらすいません。
そして初溜釜がもう一つ。

ここの蒸溜所の注目ポイントです。
軽井沢の蒸留器。
スワンアームがすごく長いですね。
初溜で薪直火と軽井沢の二つを使い分け原酒を作り分けるそうです。
再溜は同じものを使います。

小さな蒸溜所ですがこうやって原酒を作り分けしてるそうです。

スピリットセイフも軽井沢の設備があります。
一枚目の奴は下から上がって来るタイプです。
僕も始めて見ました。

倉庫兼熟成庫。
いろんな種類、大きさの樽があります。
バーボン樽がメインでしたね。
そしてその熟成庫の多くには二つの古いポットスチルがありました。

軽井沢のポットスチル。
こちらは古すぎて使用できないそうです。
穴も開いてました。

軽井沢が初期投資した時に入れたスチルらしいです。

そして試飲。
もちろん去年できましたのでほぼニューメイクしかないです。
ニューメイクでも薪直火と軽井沢蒸溜で味が違うのが分かります。
そして発酵槽の違いも判るのです。
オレゴンパインと杉では味が違います。
面白いですね~。
これでいろんな原酒を作り分けできるわけです。
ウイスキーとしては3年後くらいだと思いますができるのが楽しみですね。
今年は鹿児島の津貫、北海道の厚岸、そして静岡と小さな蒸溜所にたくさん行くことができました。
山崎も行きましたし宮城狭にも行きましたが小さいところは小さいなりに個性を出して面白いですね。





そして夜の静岡。
尺の関係で次回以降にさせていただきます・・・。
こちらのほうが楽しみにしてる人が多いのかしら・・・(笑)
夜の静岡は次回!
静岡グルメとものすごいウイスキーの数々・・・。
ご期待あれ!
ということでこのあたりで。
本日も門真でお待ちしております!