BAR Reload

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今月のウイスキーフープはとんがってますよ

2016年06月03日 14時55分42秒 | ミルトンダフ
はいこんにちは。
今日もええ天気です。
6月に入りましたが梅雨の気配が今のとこはないですね。
6月ですが五月晴れっぽいと思うのは僕だけですかね・・・。




さてさて昨日はアイルランド研修の告知をさせていただきました。
このブログ以外にもツイッターやFBなどでも告知したのですが思いのほか反響も大きくこちらとしても少し驚きました。
アイルランドで成長してまいりますのでご期待ください!
ほんで本日は毎月恒例のウイスキーフープから新しいウイスキーが届きました。
ということで本日ご紹介のウイスキーはこちらです↓↓↓↓↓

モストウィー 1979です。
いろいろ気になるでしょうがまずはスペックから行きます。
モストウィー 1979
35年 46、8%
1979年で35年ですがボトリングが去年。
蒸留が79年の11月、瓶詰めが去年15年の8月。
ぎりぎり36年になってません。
バーボンバレル熟成 #25755
アウトターン156本
シグナトリービンテージ 
For ウイスキーフープです。
こんな感じです。
シングルカスクなんで情報量多いです。





なにから説明しましょうか。
まずはコピペしましょう。
レモンやオレンジ等柑橘系のフルーツ、アプリコット、ミント系のハーブ、時間を置くとトロピカルフルーツも出て来てフルーツリキュールのよう。 
何と言ってもバランスが抜群、そしてフィニッシュは恐ろしく長く、長熟バーボンカスクの完成系。
フープらしい簡潔なコメントです。
まだ開栓していませんで飲んでおりません。
そんなことよりこんなことよりモストウィーってなんですかー?
まぁなかなかお目にかかれなくなったモルトですよね。
リロードにも初お目見えです。
モストウィーの説明します。
少しややこしい話になりますが我慢してください(笑)
僕も存在は知ってましたし軽くは知ってましたがこのブログ書くにあたって少しだけ勉強しました。
まずモストウィー蒸留所ってのは今はもちろんのこと過去においても存在しておりません。
スペイサイドにバランタインの主要モルトの1つとして有名なミルトンダフ蒸留所がございます。
そのミルトンダフ蒸留所に1964年にローモンドスチルという蒸留釜を2基導入しました。
そのローモンドスチルで作るミルトンダフ蒸留所のモルトを「モストウィー」と言う名前で販売されました。
そのミルトンダフにあるローモンドスチルは1981年に撤去されました。
ということは1964年~1981年という短い期間しか生産されてない、大げさに言うと幻のウイスキーなんです。
次なにが疑問ですか?
ローモンドスチルですよね・・・。
図とかなかったら説明しづらいのですが頑張ります(笑)
ハイラム・ウォーカー社が開発した特殊なスチルです。
ネックの部分が円筒形になってましてそこに仕切り板がありまして連続式蒸留器に似てるのです。
ウェブ上に写真がありましたので拝借します。

左が普通のポットスチルで右がローモンドスチルです。
たぶんスキャパ蒸留所の奴です。
ネックの部分がまっすぐでしょ?
わかりますかね?
今ローモンドスチルを使ってるのは先ほど出てきましたスキャパだけです。




わかりましたかね?
久々頭使いました(笑)
細かいとこわかりにくいですよね。
また何でも質問受け付けます。
答えれるように準備しときますのでなんなりとご質問ください。
まぁ質問受ける前にアイルランドに逃げてまうかもですが(笑)
ということで今日はこのあたりで。
次回の日曜日6月5日、日曜日は第一日曜日ということで営業しますのでよろしくお願いします。
本日絶好の華金も門真でお待ちしております!