一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

ジョナサン代替候補・2

2014-04-13 03:12:26 | ジョナ研
前回のジョナサン代替地訪問後、次に私たちは「ジョナサン王子店」にターゲットを絞った。
王子店は王子駅周辺にあるわけではなく、地下鉄南北線・王子神谷駅のすぐ上にある。駅前といえば駅前だが、客の乗降はJRより多くないので問題はない。またファミレス客もある程度限定されるから、ジョナ研候補地としては大いに期待できた。
ここはFuj氏が偵察に行っている。彼の報告によると、店内は広く、適度にパーテーションで区切られている。店内の装飾はオシャレで、ご近所の奥さま御用達とのことだった。ハンバーガーや牛丼のチェーン店とは違い、ジョナサンは同じジョナサンでも、場所によって雰囲気が違うようだ。
前回から2週間後の3月28日(金)、私たちはジョナサン王子店でジョナ研を開いた。
王子店へはJR王子駅から地下鉄に乗り換えればいいが、わずか1駅なのが気に食わない。これで160円は出せない金額で、王子駅もしくは東十条駅から徒歩圏内である。
私は東十条から向かった。ただ南口から歩いたのだが、巨大な団地等に阻まれ、かえって大回りになってしまった。ここからは北口から出るのがいいようだ。
王子店は北本通り沿いにあった。2階に上がってドアを開けると、やはり順番待ちの客がいる。巣鴨店もそうだったが、駒込店では滅多になかった光景だ。
ウエイターさんに聞くと、彼らは禁煙席希望とのこと。喫煙席は空いているとのことで、先に案内された。
店の奥、窓際の席に案内された。表は木々が植えられ風情があり、ファミレスからの景色とは思われない。テーブル、椅子も大きく広々としているが、惜しむらくは窓に対して直角に位置しており、定員が4人となっている。これではテーブルの付け足しができない。
よそに目を転じると、壁に平行してテーブルが並べられているスペースがあるが、それでも最大8人である。よって誰かに先着されると、そこにはもう座れない。
これが禁煙席になるともう少し事情が違うのだが、とにかくいまは、視察が先である。
しばらく経って、R氏が来た。今回はあと、Kun氏とFuj氏が参加することになっている。
食事を摂りながらR氏としばし雑談し、頃合いはよしとみて、布盤を出す。R氏はこの日午前に女流棋士スーパーサロンで相川春香女流2級、午後にLPSA芝浦サロンで島井咲緒里女流二段と指導対局を受けてきたので、その将棋を見せてもらうのだ。
しばらくして、ウエイトレスさんが新たな注文の品を持ってくる。巣鴨もそうだったが、ここが勝負だ。
将棋が出ていたのでかすかに反応したが、それはパソコンや勉強道具とは違う、予期しないアイテムだったからで、とくに注意はされなかった。今回も関門を突破したようだ。
やがてKun氏とFuj氏も来た。
ちなみに指導対局は2局ともR氏の快勝。駒落ちだったが、手合いが違う感じだった。
時刻は9時を過ぎたが、さすがに空席が目立ってきた。つねに席が埋まっていた巣鴨店とは、やはり趣を異にしている。
Kun氏はビールをどんどん頼んでいる。私はあまり飲めないので、店の売り上げに貢献できないのが辛い。
ウエイトレスさんがビールを持ってくる。それで気づいたのだが、ここ王子神谷店のウエイトレスさんは、どの娘もかわいいのだ。ちょっとウキウキしてしまう。
私とKun氏の実戦に入る。Kun氏のウソ矢倉から相矢倉になった。私はスズメ刺しを目指したが、現代矢倉では立ち遅れるようだ。Kun氏の速攻に守勢になったが、Kun氏が端攻めしたのが早まった。
▲1三歩成△同香▲同角成△同桂に、Kun氏は「ウン?」と気付いたがもう遅い。勢い▲1五飛と銀を取るが、△2四角(打)で王手飛車がかかった。
これで勝ったと思ったのだが、数手後私が△1九飛と打ち、△8五桂と跳ねたのが大悪手。▲4六角と覗かれ、△1九飛と△8二飛の、「車車取り」がかかってしまった。
あまりにも綺麗にかかったので、観戦したFuj氏などは、私が寄せを読み切ったのかと思ったらしい。
もちろんそんなことはなく、私の大ポカである。以下はいくばくもなく、私の投了となった。「車車取り」を喰らったのは、子供のとき以来だった。
この日は4人そろって、11時ごろ散会。王子神谷店はゆったりしていて、とても過ごしやすかった。
帰りは、Kun氏は王子神谷駅の利用。R氏、Fuj氏、私は王子駅まで歩いた。
巣鴨と王子神谷。帯に短しタスキに長しだが、どちらかといえば、王子神谷を持ちたい。
コメント
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