一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

64たび大野教室に行く(前編)

2014-04-07 00:15:06 | 大野教室
6日(日)は、埼玉県川口市にある「大野教室」に行った。講師は大野八一雄七段。特別講師に植山悦行七段らがいる。開催は第1、3の土・日曜日、料金は月4回の参加で12,000円(税込)である。もちろん1回のみの参加も可能で、3,500円(税込)となる。私は月に1、2回ほどお邪魔しているが、ごく稀に3回お邪魔することがある。いろいろあって、先月がたまたまそうだった。
今月は前日5日にも教室があったが、録りだめしたビデオを観ていたら時間が中途半端になってしまい、そのまま家で一日を過ごした。
5日は和田あき女流3級も来校するとの情報を得ていたが、このすれ違いはやむを得ない。ちなみにきょう和田女流3級は、女流王座戦アマ予選東日本大会に顔を出していた。同大会に、妹のHanaちゃんが参戦していたからだ。Hanaちゃんの結果やいかに。
さてきょうは、午後1時半すぎに入室した。日曜日は土曜日にくらべて生徒が少なく、大野七段は二面指しの最中だった。
さっそく私も入ろうとしたが、大野七段が、O君(奨励会2級)と指してください、ということで、まずはO2級にお願いする。
奨励会の級位者がどのくらい強いか。人によって捉え方は違うが、私は研修会員と指しても大幅に負け越しているので、それが奨励会員なら推して知るべしということになる。私は大野七段や植山七段に角落ちでお願いしているが、これはあくまで指導対局なので、私がたまに勝っても、ちっとも自慢にならない。ということで、O2級との手合いも角落ちにしていただいた。
戦型は相居飛車。O2級の受けが手厚く、終始こちらが難しい形勢だと思ったが、終盤は差がつき、O2級が投了した。しかし感想戦を聞いていると、O2級も私以上に局面を悲観していたので、驚いた。いやいやそれはないだろう、終始私が押されていた。
きょう指してみて思ったのだが、O2級はため息が多かった。しかし奨励会員は強いのだ。O2級も、最後はオレが勝つんだ、くらいの気持ちで指せば、自然と下手が転んでくれる。これは奨励会での対局でも同じだと思う。書き遅れたが、O2級は今年に入ってめでたく昇級した。ここはまだ通過点である。これからも精進を怠らず、はやいところ入品(にゅうほん・初段になること)を決めてほしい。
続いて大野七段に角落ちで教えていただく。これも相居飛車の出だしから、大野七段は△6五歩~△同飛~△6二飛。私は▲2五桂~▲3三桂成と桂交換し、大野七段に「まさか?」と笑われながらも、▲8三桂と指した。
毎回ここに打つと大野七段に笑われ、私も気がひけるのだが、やはり指す。もちろんこれで指せる、と思うから指している。
その後は大野七段に見落としがあり、一遍に私が指し易くなったのだが、急に弱気になって全面撤退となり、最後は私の中投げとなった。
感想戦は▲8三桂の周辺について行われた。しかしどの変化も、意外に下手が指せる。結果、今回この形に限っては、下手の指し手が正しい、ということが判明した。
ただし今回は例外中の例外で、その前に上手に最善を指されると、やはり作戦負けになった。やはり▲8三桂の類の手は、指さないほうが無難のようだ。
ここで3時休みとなる。きょうの生徒は、Ok氏やShin氏らの新興勢力ら。だがFuj氏の姿が見えない。聞くと、きょうは某所で、一世一代の大勝負をしているという。
(つづく)
コメント (2)
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