一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

ジョナサン代替候補・1

2014-04-12 13:55:42 | ジョナ研
今朝、頭の3分の2がツルッパゲになる夢を見た。妙に生々しくて、現実的な夢だった。

ジョナサン駒込店が2月末で閉店し、私たちは代替のジョナサンを探すことになった。ファミリーレストランで将棋が指せるなら屋号は問わないが、例えば某ファミレスでは将棋盤を出した途端、ウエイターに注意をされたこともあり、できればジョナサンで候補地を選びたかった。もっともそうでないと、「ジョナ研」にならない。
といっても、ジョナ研ならどこでもいいというわけではない。いくつか条件がある。

1 駒込近辺が望ましい
2 店内が広い
3 駐車場がない
4 乗降客があまりにも多い最寄り駅は避ける
5 駅からやや離れている

1は、私たちは駒込近辺の雰囲気が好きだったので、それを踏襲したい。
2は、これは当然である。とにかく長居するから、席に余裕のある方がいい。
3は、駐車場があると、それだけ対象客が増える。クルマ利用客がいなくなるだけでも大きい。
4は、乗降客の多さがファミレス利用客の多さに比例するからである。とにかく、客は少ないほうがいい。
5は、フラリと入る客がいなくなるからである。

いろいろ検討した結果、いくつか候補が上がった。
そのひとつがジョナサン巣鴨店である。巣鴨は駒込の隣の駅で、下町の雰囲気はまあまあ残している。ただしお店が駅前で、また近くには巣鴨地蔵通り商店街やとげぬき地蔵尊があることから、すさまじい利用客が予想された。
ということで、まずはTod氏が「事前調査」をしてくれた。火曜日午後2~3時ごろの利用だったが客は思ったほどおらず、「新ジョナ研」としては及第点ではないか、がTod氏の見たてだった。
さらに巣鴨店には、3月下旬からTakahashiさんが務めることになっている。ウエイトレスさんに知己がいれば将棋を指すにも心強い。
整理すると上記の5条件では、1はクリア、2は不明。3はクリア、4がややマズイ。5は、店が駅前にあるので完全にアウトとなった。だがまあそこはそれ、とりあえず開催してみることになった。
新ジョナ研1回目は3月14日(金)となった。これまでの慣例に則り、開催日は金曜日である。
初回なので、1番乗りは午後7時、散会は10時ごろとした。人によっては午後4時半ごろから乗りこみ7時間以上も粘るが、さすがに初回ではそれはできない。
私は午後7時少し前に巣鴨に降りたが、駒込では較べものにならないほど人が多い。さすがに「おばあちゃんの原宿」が近辺にあるだけのことはある。
ジョナサンは改札口の裏手にある書店の横のビルにあったが、ファミレスはほかにも2軒あり、激戦区のようであった。これは利用客が多いことを意味する。
店に入ると、空席待ちの客が並んでいる。この時間に席に着けないようではのんびり将棋もできないし、5人以上のときにも席の確保に困る。
待ってもウエイターが来ないので、先乗りはいないのかと勝手に店内に入ると、奥の喫煙席コーナーにHon氏がおり、なんとか入店することができた。
喫煙席は長方形の部屋に隔離されている感じで、周囲をテーブルがぐるりと囲み、中央部分にテーブルがいくつか置かれていた。Hon氏が座っていたのは入口近くの中央テーブルで、ここで将棋を指すにはいささか目立つと思った。
私は着席し、周囲を見回す。壁際のテーブルはほとんど埋まっていた。やはり。しかし金曜日のこの時間に満席だと、以後は来づらいが、どうなのか。
テーブルと椅子は、駒込店に比べると若干安っぽい気がする(失礼)。壁際はとくに装飾もなく、少なくとも喫煙席は、ファミレスの雰囲気が感じられない。空き物件を居抜きで借りたようにも思える。
なにしろ新ジョナ研の開催地選びも兼ねているから、私たちの挙動は不審だ。
そこへKun氏、R氏が相次いで来店した。きょうはこの4人で進行するので、まずは4人掛けのテーブルひとつで済んだ。
とりあえず食事である。Kun氏とHon氏はビールを頼んだ。初回は派手に注文して、私たちのイメージをよくしなければならない。それには彼らのサケヂカラが不可欠である。
2時間ぐらい経ったころ、Hon氏が布盤を取り出した。きょうは女流王位戦の挑戦者決定戦が行われている。きょうは様子見なので盤を出さない予定だったが、我慢できなかったらしい。
「だっていつかは将棋盤を出すんでしょ」
とHon氏。
Hon氏は速戦即決派らしい。ちなみに私は何事においても慎重派で、そのためにチャンスを逃すことがよくある。
女流王位戦を並べ、あーだこーだと見解を述べる。このひとときが楽しいのである。
けっこうな時間が経ったが、客の回転はあまりよろしくない。しかし客は来る。新規のおばちゃんが喫煙席に入りたいみたいなのだが、入れない。
ウエイターが、長居をしている?ひとり客に話しかけた。席を移動するよう促しているのか。
そうこうして空いたテーブルに、先ほどのおばちゃんが来た。総勢5人である。4人掛けのテーブルに椅子をひとつ足して着席した。これはジョナサン巣鴨店、予想以上の盛況だ。
長居している私などはビビってしまうが、Hon氏などは
「私たちはいっぱい注文してるから」
と動じない。私はノミの心臓である。
そして実戦を一局。いずれのときも、スタッフさんに注意されたら終わりだ。もう巣鴨店には来られない。
しかし注意はされず、私たちは関門を突破することができた。
散会は10時すぎ。結論として、巣鴨店は微妙なところだった。
コメント
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