一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

LPSA芝浦サロン・島井咲緒里女流二段3・「PJ」の話を添えて

2012-09-16 02:04:38 | LPSA芝浦サロン
「PJ(ピーチ・ジョン)」2012年夏号を買いそびれていたので、8日深夜、先月発売の秋号とともに、amazonで購入した。購入に勇気が要る「PJ」だが、こうして入手すれば、わざわざ本屋へ行くこともなく、本屋のレジで女のコに胡散臭い眼で見られることもなく、しかも送料もかからないので、いいことづくめだ。
しかしそれでいいのだろうか、と自問するところもある。もっと堂々と、本屋で購入すればいいじゃないか。と、もうひとりの自分が囁くのだ。
「PJ」の購入方法は、今後の課題としたい。
さて2冊は10日に届き、まず夏号のほうを、12日深夜に鑑賞した。
表紙はローラだが、巻頭特集は道端アンジェリカだった。ブルーのランジェリー姿は、JR秋葉原駅構内の大看板で見た記憶がある。彼女の登場が14ページ。さらに後半、別の特集にも登場して、やはり14ページ。裏表紙にも彼女が載っていて、夏号はさしずめ「アンジェリカ・ワールド」だった。これはアンジェリカファンの私にとって、堪えられない編集だった。
しかしひとつ気になったことがある。道端アンジェリカは、お腹にホクロが2つあるのだが、夏号ではそれが、デジタル処理で消去されていた。
ホクロも立派なカラダの一部である。最近はCGが横行していて、どれがウソかどれがホンモノか、判らなくなってきている。せめて女性のカラダぐらい、ナチュラルにしてもらえないだろうか。
いや…。ひょっとしたら、ホクロをレーザー除去したのかもしれない。もしそうなら、それは大悪手だ。
南野陽子の口元のホクロがチャームポイントであるように、ホクロも魅力の一部なのである。道端アンジェリカのお腹のホクロがなくなったら、それは道端アンジェリカではない。
それはともかく、このところ道端アンジェリカの登場数が激減していたので、正直、このままフェードアウトしてしまうのかと思っていた。しかしそれは杞憂だったようである。今後の彼女の活躍を期待したい。
なお「秋号」鑑賞は、後日の楽しみにする。

いまさら…という感じだが、昨年2月25日(金)、LPSA芝浦サロンにて島井咲緒里女流二段(当時女流初段)に教わった将棋を振り返ってみたい。
この日は午後6時前にサロンに入ったが、中井広恵女流六段と植山悦行七段がいたので驚いた。ドイツ人の盟友・フランクさんをサロンに招待したもので、植山七段はもちろんだが、フランクさんとの久しぶりの再会に、私の感激もひとしおだった。なお、私が大野教室に通い始めるのはこの直後、3月からになる。
ほかにはW氏、Y氏、Fuj氏ら。あとからKun氏も来た。私も含めたこのメンバーが、芝浦サロンで一同に会することは、もうない。
島井女流二段と対局。右ではW氏が指導を受けていた。これも今後、見られない光景だろう。もちろん「チョコレート勝負」の一局である。
▲7六歩△3四歩▲2六歩。ここで島井女流二段が長考して、△3二飛。これは珍しい。
指導対局のようなお気軽将棋?において女流棋士は、自分の得意形を指すか、別の戦形を試してみるか、の2つに分かれる。島井女流二段はどちらかといえば前者だが、本局はちょっと趣向に出た。
ちなみにジョナ研メンバーで「得意形」の代表はKaz氏、「チャレンジ形」はKun氏だろう。私はどちらかといえば、後者に属する。
△3二飛には▲2二角成△同銀▲6五角△7四角▲同角△同歩▲7五歩、もあるが、私は大人しく▲4八銀。
島井女流二段が、
「きょうは棋譜ノートはないんですか?」
と私に聞く。
指導対局を受けながら棋譜を付けるのは、ヨミが分断化される。そのため、私はこの何か月か前から、棋譜は紙キレに付け…つまり走り書き程度にして、帰宅してからノートに清書するようにしていた。
島井女流二段は16手目に角を換えた。私は▲同玉~▲7八銀~▲6七銀~▲7八金と囲いを構築する。島井女流二段は高美濃囲いに組んで△2二飛。
私は▲3六歩と1歩の入手を図るが、島井女流二段は、簡単に歩交換はさせませんよと、躊躇しながら△3四銀と立つ。しかしこれが大悪手だった。
私は▲5六角! これで△3四銀がどうにも助からない。△3四銀と指すときの島井女流二段のイヤな予感は、正しかったのだ。
島井女流二段は仕方なく△3二飛だが、▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲3四飛と労せずして銀得しては、早くも私の勝勢になってしまった。
そして終盤、▲6三桂が決め手。△同金ならもちろん、▲6一馬△同銀▲同飛成で下手勝ち。
島井女流二段は△8五角だが、▲7一銀△9二玉▲6二銀成まで、私の勝ちとなった。67手の短手数だった。
島井女流二段は上位陣にも一発入れる実力者だが、指導対局では、あれっ? という底抜けの手を指すことがある。このあたりが、私がいまひとつ島井女流二段を信用できない理由である。
なおこの日の島井女流二段は髪を切って、いっそう魅力的だった。この日私は、心の中で島井女流二段を「女流棋士ファンランキング」の1位とした。
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