一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

きのうは私の詰将棋

2012-09-08 02:53:14 | 将棋雑記
きのう9月7日(金)の「LPSA日めくり詰将棋カレンダー」は、私の詰将棋。これは一昨年(2010年)12月、長崎県の「あんでるせん」にお邪魔したおり、マジックショーまでの待ち時間に、暇つぶしに創ったもの。こんな詰手順にしたい、と構想したものに、駒を散らしていった。
ただしこれだけでは穴だらけで、翌年(2011年)修正をほどこして、締切日当日に、FAXにて投稿した。
完成図は、駒の配置が大袈裟だが、左右対称にまとまったことだけが自慢である。

さて2013年のカレンダーにも応募したのだが、きょう現在採用のお知らせが来ていないので、投稿5年目にして初めて、ボツが確定した。その詰将棋の駒の配置を記せば、攻め方2六歩、3一竜、3六歩、4五歩 持駒・金銀、玉方1四歩、3二桂、3三玉4三歩で、作意は▲2四銀△同玉▲2二竜△2三合▲2五金まで5手詰、である。
これはFuj氏との実戦に生じたもので、実戦では3六歩、4五歩などが盤上になく、▲3四銀△同玉▲3二竜と追ったものの、上部にヌルヌルと逃げられて、負けてしまった。そのあと感想戦で私が▲2四銀を発見し、簡単な5手詰だったことにのけぞったのだった。
本当ならこの局面を投稿したかったのだが、過去ブログにはこの局面が記されてあらず、メモもしていなかったので、再現は不可能。よって歩を配置することで作意を成立させたのだが、その結果、おもしろくも何ともない問題図になってしまった。これではボツも当然である。
しかし「あんでるせん」のマスターの言葉を借りれば、物事は何でもいいほうに考えなければならない。
今回の投稿が不採用になったことで、別の誰かの作品が採用になったのだ。それでその人がよろこんでくれれば、それもよい。
また、カレンダーに自作品がなければ、それを購入する必要性もなくなる。代金2,000円が浮くのだ。これは大きい。
そう考えれば、不採用もそう嘆くことではない。また来年、いい作品を創ればいいのだ。
コメント (9)
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