いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

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ジェームズ・キャメロンっていうおじさんは。その1

2012-09-28 20:45:06 | Weblog


 2012年3月26日、マリアナ海溝のチャレンジャー海淵に一人乗りの潜水艇
 「ディープシーチャレンジャー」に搭乗して潜行、世界最深の海に52年ぶり
 2回目となる有人潜行(単独では初)を果たした。







 ジェームズ・キャメロンは映画監督のほか、近年では海中の探索や調査を行う
 「探検家」としても実績を積んでいるそうで、今回は最大6時間かけて海溝内
 の探査を行う予定だったそうだ。しかし、油圧系統でトラブルが発生したため
 ミッションは途中で打ち切られたとのこと。そのため、生物学的な標本の採取
 はできず、堆積物の採取も部分的にしか行えなかったという。







     と、まあいうことであります。
     メディアに載ったのは29日。
     テレビ、新聞はおつき合い程度の触れ方でした。
     キャメロンさんは、2011年にナショナルジオグラフィック協会所属
     の探検家に就任しているそうで、今回のプロジェクトにはこの協会
     も関わっているようです。







     探検家とはいえ、よくやりますね。
     閉所恐怖症で、高所恐怖症のわたくしには想像に余りある。
     

 ご存じのとおり、水中では10メートルごとに1気圧の水圧がかかる。1万メートル
 の深海では、1平方センチあたり1トンもの力がかかる計算だ。危険を感じても
 すぐに帰還できる距離でもない。まさに命がけ。
 この海底探索には準備に7年もの歳月がかけられたという。キャメロンさんが
 乗った一人乗りの潜水艇も特別に設計されたものであろうが、海底の水圧で
 潜水艇は約7.6センチもへこんでしまったそうだ。







 キャメロンさんは「海底はまるで荒れ果てた地のようでした。世界とは完全に
 隔絶されていた。私は自分が全人類から切り離されたように感じた。海底に
 行ったのは確かに今日起きた出来事でしたが、まるで他の惑星に行って帰って
 きたような気さえします」と感想を述べている。
 何かが生息している痕跡は見られず、見えたのは3ミリメートル程度のエビの
 ようなものだけだったそうだ。


     彼の精神面の強さも想像される。
     最深部1万メートル以上とは、エベレストよりもまだ深いのですよ。
     信じられますか。



     「アバター」「タイタニック」「ターミネーター」「エイリアン2」、
     という、ま、スゴイ流れでありますが、
     キャメロンさんの企画中の作品 をチェックしていて、また驚いている。

     「原爆をテーマにした作品」とあった。
     「その2」で書こうと思います。