いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

グッドなテーマを、グッド・テイストでお伝えします。

『20世紀少年』、観ましたか。

2009-02-01 00:24:37 | Weblog



映画『20世紀少年』、いいんじゃないか。テレビで30日に観ました。
浦沢直樹はずぅーとマークしていました。のめりこんでいました。
実は、この映画化を危惧していたのです。
画が映画的だから、下手な監督にやられたら、と思っていたのです。
否、画が素晴らしいから、リアル化がこわかったのですね。おそらく、
正確には。
それに、あの少年時代の感覚世界がどう描かれるのか。ここにもっとも
大切なポイントがありますね。

ケンヂ:唐沢寿明、オッチョ:豊川悦司、ユキジ:常盤貴子、ヨシツネ
:香川照之、マルオ:石塚英彦、モンちゃん:宇梶剛士、ケロヨン:
宮迫博之、ドンキー:生瀬勝久、ヤマネ:小日向文世、フクベエ:
佐々木蔵之介、
しっかし、うれしくなりますね。現実化した彼ら。
唐沢くん以外は納得です。いつもバカにしていたタレント芸人が結構
いいですね。香川、佐々木氏もいいですね。

スタッフは監督・堤幸彦。脚本・福田靖(1章)、長崎尚志(1、2、3章)、
浦沢直樹(1、3章)、渡辺雄介(1、2章)ということなんですが、
よくわかりません。

『20世紀少年』は、1999年から2006年まで週刊ビッグコミックスピ
リッツで連載されました。単行本は全22巻、おまけの『21世紀少年』は
上・下巻2巻。

浦沢 直樹(うらさわ なおき、1960.1.2.~ )は、代表作『YAWARA!』
『MASTERキートン』『MONSTER』など、デビュー作は『パイナップル
ARMY』か。特に『MASTERキートン』がごひいきです。担当編集者・
長崎尚志と二人三脚で作品を発表しています。漫画賞の受賞も多く、
手塚治虫文化賞大賞を2度受賞しているのは彼だけです。コミックスの
売り上げは累計1億部を突破しているとのこと。

定評のある画は、大友克洋の影響を強く受けている事を公言していて、
実際に初期の絵柄はそっくりです。大友克洋の「童夢」を憶えていま
すか。衝撃的でした。宮崎駿の「ナウシカ」とわたしにとっては双璧
ですね。彼はロックのファンで、特にボブ・ディランの大ファンであ
ることも重要です。

さて、次はどうなんでしょうか。楽しみ。