5月に入ってからというものなかなかついてない日が続いていた。
ハナ(犬)が雷に驚いて脱走して人様に迷惑をかけたり、想定外の出費がたくさん出てきて資金がショートしかけたり。
今までは、こういう時は車の買い替えのチャンス(?)だった。
ケンさん(クレイジーケンバンド)の「熱波」という歌の歌詞にも
クルマ買い替える度に
不思議と流れが変わる
なんてのがあるけれどもさすがにもうそれはできない。
なにより今の手持ちの3台は全部気に入っているし。
しかし、ツキというか運なんて波があることがさすがに50年近く生きているとわかってきた。
前にも書いたけど、人の持ってる運の量なんてそんなに違いない。
(今頃”ハンカチ王子”も身にしみているだろう)
こういうときは腐らず淡々と敗戦処理をするに限る。
運動不足で汗が臭くなってきたので今月から1年ぶりにテニススクールに通い始めた。
よる8時半から、生徒は他に男ひとりのみでシングルの練習ができる。
ダブルスは嫌い。何かと人のせいにしてしまいがちだし、疲れないから。
一汗かいた帰り道は国道464号線。京成北総線沿いの信号の少ない片側2車線で窓を全開にして体を冷やしながら走るとめちゃ気持ちいい。
昨日いつものように小爆走していると、一度抜いたターボ付の軽自動車に抜き返された。
若いカップルが乗っていたが、その後も運転手の彼は信号の度に私を挑発するように全開、ブレーキを繰り返している。
ガソリンがもったいないので私は次の信号のタイミングに合わせて緩徐に加減速を繰り返していたが、いよいよここからは先はしばらく信号がない交差点で並んで止まった。
今日は一度もスーチャーの音を聞いていない。全開かましてよかですか。
軽相手になぁ、とかなんとかうだうだ考えている間に速度は80キロ、軽は追い越し車線を200メートルくらい前を走っている。
右足に重心を乗せたその時、後ろの車がいきなりあおってきたかと思うと急に車線を変えオレの車に並ぶ。
このパターンは間違いない、ヤツである。
以前は毎日高速道路通勤だったので週1回は覆面を見かけた。彼らの走行パターンは決まっている。
ターゲットを見つけるとアクセル全開、そしてある速度に達すると急にアクセルを緩めて巡航モードに入る。
アクセル全開のあと前の車を抜かずに急に速度を一定にするのである。
そしてその加速には迷いがない。ある種のオーラみたいなものを感じて、何度か私は難を逃れた。
その度にオレには超能力があるのかも、なんて思うけど、だったら今までに6回も免停を食らっていないだろう。
車種はだいたいシルバーのクラウンかマークX、四街道から千葉方面では白のインプレッサ、まれにスカイライン。
今回は一般道だったがシルバーのクラウン、リア三面は真っ黒のスモーク。
急ブレーキ、たとえわざとらしかろうが覆面に気がついたらブレーキをかけるのが一番いい。多分測定モードに入っているから。
おそらく彼らの当初のターゲットは私だった。他県ナンバーだしマフラーうるさいし。
私の右後ろにさがり、数秒私の様子を見た後、猛然と前の軽を追いかけ捕獲。
夜の11時である。この時間に、この誰も走っていない道路に覆面である。
もしあの時あの若者の挑発に乗っていたら完璧に長期である。神様ありがとう。
こうしてラッキーとアンラッキーのバランスはやはり取れているのである。
ハナ(犬)が雷に驚いて脱走して人様に迷惑をかけたり、想定外の出費がたくさん出てきて資金がショートしかけたり。
今までは、こういう時は車の買い替えのチャンス(?)だった。
ケンさん(クレイジーケンバンド)の「熱波」という歌の歌詞にも
クルマ買い替える度に
不思議と流れが変わる
なんてのがあるけれどもさすがにもうそれはできない。
なにより今の手持ちの3台は全部気に入っているし。
しかし、ツキというか運なんて波があることがさすがに50年近く生きているとわかってきた。
前にも書いたけど、人の持ってる運の量なんてそんなに違いない。
(今頃”ハンカチ王子”も身にしみているだろう)
こういうときは腐らず淡々と敗戦処理をするに限る。
運動不足で汗が臭くなってきたので今月から1年ぶりにテニススクールに通い始めた。
よる8時半から、生徒は他に男ひとりのみでシングルの練習ができる。
ダブルスは嫌い。何かと人のせいにしてしまいがちだし、疲れないから。
一汗かいた帰り道は国道464号線。京成北総線沿いの信号の少ない片側2車線で窓を全開にして体を冷やしながら走るとめちゃ気持ちいい。
昨日いつものように小爆走していると、一度抜いたターボ付の軽自動車に抜き返された。
若いカップルが乗っていたが、その後も運転手の彼は信号の度に私を挑発するように全開、ブレーキを繰り返している。
ガソリンがもったいないので私は次の信号のタイミングに合わせて緩徐に加減速を繰り返していたが、いよいよここからは先はしばらく信号がない交差点で並んで止まった。
今日は一度もスーチャーの音を聞いていない。全開かましてよかですか。
軽相手になぁ、とかなんとかうだうだ考えている間に速度は80キロ、軽は追い越し車線を200メートルくらい前を走っている。
右足に重心を乗せたその時、後ろの車がいきなりあおってきたかと思うと急に車線を変えオレの車に並ぶ。
このパターンは間違いない、ヤツである。
以前は毎日高速道路通勤だったので週1回は覆面を見かけた。彼らの走行パターンは決まっている。
ターゲットを見つけるとアクセル全開、そしてある速度に達すると急にアクセルを緩めて巡航モードに入る。
アクセル全開のあと前の車を抜かずに急に速度を一定にするのである。
そしてその加速には迷いがない。ある種のオーラみたいなものを感じて、何度か私は難を逃れた。
その度にオレには超能力があるのかも、なんて思うけど、だったら今までに6回も免停を食らっていないだろう。
車種はだいたいシルバーのクラウンかマークX、四街道から千葉方面では白のインプレッサ、まれにスカイライン。
今回は一般道だったがシルバーのクラウン、リア三面は真っ黒のスモーク。
急ブレーキ、たとえわざとらしかろうが覆面に気がついたらブレーキをかけるのが一番いい。多分測定モードに入っているから。
おそらく彼らの当初のターゲットは私だった。他県ナンバーだしマフラーうるさいし。
私の右後ろにさがり、数秒私の様子を見た後、猛然と前の軽を追いかけ捕獲。
夜の11時である。この時間に、この誰も走っていない道路に覆面である。
もしあの時あの若者の挑発に乗っていたら完璧に長期である。神様ありがとう。
こうしてラッキーとアンラッキーのバランスはやはり取れているのである。