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自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

SL55AMG

2014年05月01日 21時35分34秒 | Weblog
R107から買い替えたのがこのSL55AMG。

歴代のSLの中で一番好きなのは190SL。
次がR107。次がコレ。上品なのに下品な感じが好き。
ひょうたん型の丸目4灯は評判が良くなかったけど、後期型の厳つい感じよりも女性的な感じがしていいと思う。
この当時のCL55AMGも好きでした。
レース仲間がCL55AMGが発表されてすぐに買って乗せてもらったけど、無駄にでかい2ドアクーペってとても贅沢ですね。
マスタングも無駄にでかい2ドアクーペですが上品とはほど遠い、田舎者っ!って感じです。
SL55はとても快適な車でしたが、バスタブに入っているような気がしてオープンな気分にはなれませんでした。
後ろを振り返ってもリアシートしか見えない。
新車価格1800万だけあってシートクーラーやマッサージ機能がついていたけれど結局1回も使わなかったな。
速かったけどドイツ車の常でスピード感を味あわせてくれない。
ドイツ車でゾクゾクするのは法定速度の2倍近くなのが不満です。
その点マスタングは120km/hくらいでほどよくアドレナリンが出るので安全です。
街中でトルクに任せてちょっとだけ加速を楽しむ。
空力なんて考えられていない逆スラントのフロントのせいもあるけど最高速トライなんてしようとも思わない、怖い。
同じアメ車でもコルヴェットは200オーバーなんて楽勝でもう少しで大台に乗るところまで試しましたけどね。
富士ではメーター読みで300出たけど全く止まれず1コーナーオーバーランしました。
富士急ハイランドより花屋敷のぶっ壊れそうなジェットコースターの方がなぜか興奮します。

人間、特に男子の本能として強い、大きい、速いものに憧れがあると思いますが、昔は高性能スポーツカーしか180km/hでませんでした。
だから男子はこぞってスポーツカーを買ってチューニングしてスピードを競っていたのです。
今ではファミリーカーでも180なんてわけないのでスポーツカーに対する憧れ、尊敬なんてなくなってしまったのです。
かといって公道で300km/hともなるともはや犯罪行為です。
スポーツカーが若者の車のメインストリームになるなんてことはもはやないでしょうね。
学生時代60回払いでスカイライン、ソアラとスポーツカー乗り継いだけど、もし今オレが学生だったらミニバン買ってあちこち車中泊で旅行してるかな。