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自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

キャデラックCTS

2008年01月16日 00時28分20秒 | Weblog
SRXがカッタネンのところに嫁ぎニューCTSの納車を待つだけになった。
2.8を最初に発売すると3.2が売れなくなるとのGMジャパンの読みで2.8の発売が後になった訳だが、ずいぶん弱気な話。
確かに最初は装備も違いがないし、2.8でいいのにとは思っていた。
しかし詳しく諸元表を見てみると結構な違いがある。
馬力で100馬力、燃費はほぼ一緒。ブレーキは大径、サスもレベライザー付強化ダンパーとサス、LSDもついている。ホイールも1インチアップのバフがけ。差額125万円でこれは全然高くない。
カタログ本文にそこのところが全く書かれていない。これじゃ2.8しか売れない。
カタログにはトップグレードのスペックを並べるのは国産車がよくやる手だ。
価格はイチキュッパから。でもよりかっこよく、そして欲しい装備をつけるといつのまにか350万円。いいかげん足マットすらオプションなのはやめて欲しい。
プリウスの見積もりの時に何も頼んでないのにオプションが52万円もついていたのはびっくりした。ミラーウィンカーとかコーナーセンサーとか5年保証コーティングとか勝手につけんなよ。
ちなみにアメリカで素の3.6直噴CTSは36000$、日本仕様である最上級にすると48000$だ。ナビの変更や為替のリスクを考えると620万は頑張っている。
今度のCTSは5やEに負けていない。3とCは相手じゃない。
実家のCは新車時2リッタースーチャーで600万を超えたのだよ、ばかばかしい。
ま、でもベンツだし、ってとこでしょう。あとはGMジャパンの腕次第だと思うが、はたして…

いまGMにとって日本はもはやGMアジアパシフィックの一営業所であり中国やマレーシアのオマメでしかない。
今までもGMジャパンの要望でキャデSTSを全長5m以内に抑えたり、右ハンを用意したり、日本向けのモデルをたまに用意してくれた。
結果はご存じの通り惨敗。
買わない理由を探す客の言う事をまともに聞き過ぎ。今の段階ではネガを消すより
長所を伸ばしたほうがいいのになぁ。。
今回CTSが売れないとなるとGMは日本に車を送ってくれなくなるんじゃないだろうか。

ドイツ車信仰の強い日本でBMやMBと伍していくのは容易ではない。
例えば、CGで3やCと比較試乗させたってBMやMBがスタンダードと思っているエディターの評価軸を変えない限り勝てっこない。
ならば全く異なったアプローチをすべき。例えばCTSは車ではなく服飾品にしてしまう。
時計で言えばブルガリ、服で言えばヒューゴボスであり、靴で言えばテストーニ。
ロレックスでもなくアルマーニでもなくフェラガモでもないところがミソ。
俳優で言えば田村正和あたり。石田純一ではない。野球選手ではなくサッカー選手。Gacktとか。ちょっとナルシストっぽい感じが似合いそうだ。
高級女性誌に載せるのもいいんじゃないだろうか。最近女性社長も増えてるし。
あぁ、オレに広報やらせてくれ。

という訳で今回はアメ車の定番「黒」、をあえてハズしてみました。
ワインレッドです。内装はベージュ。
納車されたら髪はパンチ、ホームセンターで買ったジョルジョベルサーチとかいう派手なセーターに質屋で買ったロレックスのダイヤベゼル&ゼロハリのアタッシュ持ってサンダル履きで登場します、クッ、クッ、クッ