a passion for cars

自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

ソアラ 4.0GT-LTD

2006年01月25日 10時22分32秒 | Weblog
あまりのZのガタピシ感に嫌気がさして、当時も高級車であったソアラに乗り換えた。情けないことに、もう何台かの車のローンのため自分で自動車ローンを組むことができず(正確にはすぐに承認が降りなかった、、、)妻の名前を借りたのだった。たかだか200万程度の中古車にもかかわらず。。。。
内装は後年のジャガーそっくり、っていうかジャガーを真似たソアラをさらにジャガーがまねたのか。あとLTDのDSPつきオーディオにもやられた。

トヨタは実に商売がうまい。ドイツ車勢に比べると当時のトヨタはソアラでも剛性感は頼りなく、ホイルを19インチに変更しただけでボロが出た。DSPも音が良いのではなくて音場を意図的に作り出しているに過ぎない。しかしカタログ写真のきれいさとスペック、あぁこれがあるといいのになぁというのをすぐに感知する能力はたいしたものだ。

いいものは高い。という常識を覆したのはトヨタだろう。それはもう世界的な基準にすらなっている。果たして真実だろうか。JBLやマークレビンソンを備えるトヨタ車のスピーカーケーブルを見るとどうだろう。こんなに細いケーブルでいいの?アクセサリーからの細いケーブルで電源取っちゃっていいの?スピーカーを設置しているボードはこんなに薄くていいの?
よしんば大量に購入することによって100万するマークレビンソンが30万で買えるにしろそれを100万の音を出そうとすればさらに100万かかるのだ。
100万予算があれば、部品代で50万円。50万の音を出すために工賃が50万円。
100万予算があって部品代で95万円、工賃5万でやってくれったって30万分の音しか出ない。
今まであらゆる車のスピーカーとステレオをアフター物に交換してきたが、ベンツ、アウディ、BMWはスピーカーを変えるだけで確実に良い音が出る。ほぼまちがいない。どこが違うのかは私にはわからない。

音だけじゃない。工賃や、アイデア、情報に一銭もお金を使いたくないけどブランドネームだけが好きな消費者の心理を微妙につくトヨタの商法は世界的なスタンダードとなりつつあるが今一歩好きになれない。
実家が名古屋で小さいころから工場見学でお世話になった私が言うのもなんだが。。。