今年度4回目となる港南ジュニアカレッジが,お隣りの港区立港南中学校の1年生の総合的な学習の時間において開催された。
本研究室の大学生,院生総勢8名が押しかけ,1クラスの生徒と一緒に楽しい学習活動を行った。あいにく,雨ということで予定していた野外での活動が中止となり,室内での活動となったが生徒たちはいきいきと活動に取り組んでいた。
今回は,学習発表会向けのポスター作りということで,これまでの活動を振り返りながら,ポスターを作成した。これまでの活動とは,港南地区の運河をとらえ発見し,疑問を持ち,仮説を立てる,という一連の科学的な観察である。
中学生の観察の結果で興味深いのは,運河との接点がないといわれるが,運河を普段から観察している様子であるということである。例えば,「雨の日はどうして運河がにごり,海の匂いがするのか?もしかしたら,海と繋がっているのかもしれない。」ど「うして緑色をしているのか,もしかしたら,プランクトンが多いのかもしれない。」「どうしてクラゲが排水の方に向かって動いているのか,もしかしたら排水の方に餌があるかもしれない」等々である。
生徒たちは,大学院生・大学生たちが教えることにも興味を持っているようであるが,同時に自分たちで発見し疑問を解決したいという気持ちをいだいているようだ。次なる段階は,彼らの立てた仮説をどのように検証するかである。この学習は,3年生まで継続的に実施する予定であり,成長が楽しみである。一人でも多く科学に携わる人物が育ってくれればと願っている。
本研究室の大学生,院生総勢8名が押しかけ,1クラスの生徒と一緒に楽しい学習活動を行った。あいにく,雨ということで予定していた野外での活動が中止となり,室内での活動となったが生徒たちはいきいきと活動に取り組んでいた。
今回は,学習発表会向けのポスター作りということで,これまでの活動を振り返りながら,ポスターを作成した。これまでの活動とは,港南地区の運河をとらえ発見し,疑問を持ち,仮説を立てる,という一連の科学的な観察である。
中学生の観察の結果で興味深いのは,運河との接点がないといわれるが,運河を普段から観察している様子であるということである。例えば,「雨の日はどうして運河がにごり,海の匂いがするのか?もしかしたら,海と繋がっているのかもしれない。」ど「うして緑色をしているのか,もしかしたら,プランクトンが多いのかもしれない。」「どうしてクラゲが排水の方に向かって動いているのか,もしかしたら排水の方に餌があるかもしれない」等々である。
生徒たちは,大学院生・大学生たちが教えることにも興味を持っているようであるが,同時に自分たちで発見し疑問を解決したいという気持ちをいだいているようだ。次なる段階は,彼らの立てた仮説をどのように検証するかである。この学習は,3年生まで継続的に実施する予定であり,成長が楽しみである。一人でも多く科学に携わる人物が育ってくれればと願っている。