縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「蛇体紋」20(マメ)

2019年06月08日 | 土器
蛇を土器に模すことはありません。「土器の紋様は、生活環境です。」ヘビを生活環境にすることはありません。もっと現実的な発想をすべきです。縄文時代の人と今の人と変わりはないと思います。現実的な意識で見ていきたいものです。この土器は完成品なのか?形体が不明である。山として中腹に横線の模様がついている。ここが、生活場所ともいえる。「山の中腹で生活している環境」と言える。「マメなどの双葉が出たモヤシが口縁に . . . 本文を読む
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「蛍光X線」19(無し)

2019年06月08日 | 土器
この土器は、北杜市長坂町にある「酒呑場遺跡」から出土しました。土器がつくられた時代は、縄文時代前期後半(今から約5500年前)で、形は浅鉢形をしていました。身近な環境を形がつくっていると思います。いろどられた土器(報告書では彩色土器(さいしょくどき)と呼ばれています)を蛍光X線で分析したところ、赤い色が鉄分に強い反応を示したことから、酸化鉄が原材料であることが判明しました。二本線で道が描かれていま . . . 本文を読む
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