久し振りの新作和菓子「きせ綿」
きせ綿とは・・・
中国から伝わった重陽の節句ですが、日本独自の風習として、菊の被綿があります。
これは重陽前夜、つまり9月8日の夜、菊の花を真綿で覆って夜露と香りを移しとり、
翌朝、その綿で体や顔を拭うというものです。
そうすれば老いが去り、長寿を保つと信じられていました。
まず、中あんの黄身あんを作ります。
ゆで卵の黄身を白あんと混ぜて、10個に丸めておきます。
練り切り(300g)生地を作り、70gを白生地・230gを濃いめのピンクに染めます。
それぞれ10等分し丸めておきます。
ピンクの生地を手の平に広げ、黄身あんを載せ包み込む。
三角ベラで8等分の筋目を入れ、手先で回しながらぐるりにクロスさせるように、付ける。
白生地の一つを、茶こし又は裏ごし器でこし、竹串で取りピンクの生地の上に載せる。
キレイに美味しそうにできました。
和菓子は芸術品ですね!!