≪あらすじ≫
内科医・栗原一止(くりはらいちと)(イチさん)は、医師が不足しながらも沢山の患者を抱える「24時間、365日対応」の本庄病院に勤めている。
多忙な診療現場でも、先輩外科医、看護師、上司ら、エネルギッシュでユーモア溢れる同僚たちと共に日々の診療をこなしている。
どこか浮世離れした独特の雰囲気を持つアパート"御嶽(おんたけ)荘(そう)"に帰れば、大家兼絵の描けない画家、博学な大学生、そして最愛の妻・榛名(はるな)(ハル)と語らうことで、激務に追われる毎日を凌いでいる。
そんな折、彼は一人の患者(加賀まりこ)と出会い、人生の岐路に立つことになる。
現役医師の作家、夏川草介による同名ベストセラーを映画化。
「生の素晴らしさ」「死の在り方」という切実なテーマを、若々しく爽やかに、何より誠実に描いた感動作。
嵐の櫻井翔(29)が主演し、女優の宮崎あおい(25)と共演する映画「神様のカルテ」
≪私の感想≫
●手術が出来ないがん患者に、医者はどう接していくのか?一つのテーマです。
大きな病院では治療がなければ何処か他の病院へ移してしまう。
大学病院などは、研究をする目的が大きいため仕方がないことかも知れませんが・・・
●この映画は、命の尊さ、美しさ、強さそして、寂しさが伝わってきます。
余命宣告された人は、死ぬ前にどれだけ幸せな時間を過ごせるか、それが大事なんだなって、思わせてくれる映画でした。
●私たちの年代(60歳以上)は、死に直面した時のことを考えると他人事とは思えません。
患者(加賀まりこ)は、丁寧かつ詳しく記されたカルテを見て、神様のカルテのように思われたのでしょうか??
●死を考えると、恐怖心・寂しさを感じますが、幸せってやはり健康な体・健康な心なんだと思います。
●櫻井君のもじゃもじゃ頭は、監督が金田一耕介をイメージしてのことらしいですが???あまり似あっていないような??
●テーマ曲は、目の見えない辻井信行さん・・・松本の撮影現場に行き、イメージを膨らませ曲作りをしたらしい。まさに神業である。