宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

K-70の長秒時、CameraRawで別物に

2018-06-26 19:09:00 | アストロトレーサー
Adobe CameraRaw10.4でK-70の画像を現像してみました。
アストロトレーサーで60秒程度なら、K-70が作るJPEG画像も
かなり良いですが、作例のように600秒も露光すると
話は別です。

K-70のJPEG , HD16-85mm->16mmF4.5 , ISO400 , 600秒


カラーノイズおよび白点ノイズ?が大量に発生しています。
夏場の長秒時露光は、カメラ内で長秒時NRをONにした方が良い
かもしれない・・・と思わせるレベル。

対して、同じ画像をCameraRaw10.4で最適現像してみると・・・


カラーノイズも点々ノイズも見事に消えている!
発色、山に掛かる雲のディティールなど、もう、まるで別物。
夏場の長秒時露光、K-70の場合はJPEG一発撮り(JPEGだけ)は
ご法度のようです。RAW+で撮っておけば、後でこれ程までに
良い画像を得ることが出来るからです。
JPEGだけだったら、どうやっても抜け出せない領域です。

一方、60秒ではどうでしょうか?

K-70のJPEG , HD16-85mm->16mmF3.5開放 , ISO3200 , 60秒


同じ画像をCameraRaw10.4で最適現像。


ダイナミックレンジが広い気がします。
600秒程の差ありませんが、暗部描写などもやり易かったです。

やはり、
いくらお気楽撮りとは言え、RAW+で撮っておいて良かったと実感
しました。そう考えると、デュアルスロットのK-2が早く
出ないかと・・・そう思う訳で。

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