宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

露よけヒータを作る

2016-06-07 18:49:00 | 撮影機材
先週後半は絶好の好天でしたが、残念ながら仕事が終わらず遠征できませんでした。
仕事が一段落したら梅雨になってしまいました。
この時期は実に危険な季節なのは皆さんも同じだと思います。
大量のポチリヌス菌が発生し、家計を圧迫するからです。
そ~ゆ~所に目が行かないようにするには、何かを作っているに限ります。
ってことで、
今回はK-1用に露よけヒータを作ってみました。


<材料>

1.0.2mmのニクロム線50cm(18円)
2.クリアファイルを幅20mmX290mmに切り出したもの(2円ぐらい)
3.3M耐熱両面テープ(180℃)(10円ぐらい)
4.トラスコ山中耐熱プレミアムビニールテープ(105℃)(2円ぐらい)
5.端子やケーブル類(200円ぐらい)
6.シガープラグ(150円)
7.バリテープ少々(30円ぐらい)

耐熱テープと言えばトラスコ山中と3Mが定番でしょう。


ニクロム線の抵抗値は34Ω/mなので17Ωです。
DC12V5Ahの小型バッテリーを電源とし、電流は0.7Aと言うことになります。
構造はこんな感じです。


シガープラグが抜けやすいので少しヤスリで面を荒しました。
念のために通電LEDをケーブルの途中に入れてあります。


合計¥412.-なり

これでかなり熱くなります。(じっと持っていられない程 at 室温20℃)
このくらい温めないと広角レンズは曇ってしまいます。

ついでにガイド鏡の黒紙フード内側にも同仕様で仕込みました。




紙フードなのでめったに曇りませんが、曇ってしまったら30分ぐらい通電
すれば十分です。奥まっているので70℃ぐらいにはなると思います。
対物レンズの直近を加熱・乾燥させるので効率が良いです。
撮像鏡筒にはドライエア2本入れで対応し、カメラレンズとガイド鏡には
適時ヒーターを使います。

市販の露避けヒーターは高過ぎて買う気になれません。
温度コントロールが無くとも実用になると思いますよ。

あ、アレ?
あっちゅー間に工作が終わってしまった。
これじゃあ~危険だ、感染してしまうではないか!(V)o¥o(V)

コメント (2)
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