ワイドTマウントPK?
聞きなれないワードだと思いますが、詳細は↓でご確認を。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/606.html
要するにタカハシのワイドリングKA00240に笠井の標準Tリングのガワだけを
はめ込んだものです。これで内径φ43mmの立派なワイドマウントPKが
出来上がる訳です。(Kマウントリング内径φ41.3mmは仕方ないですが)
これをK-1に付けてε-180EDで撮るとこんな感じな訳ですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/29/92cda124d6bcdf1a72a97d5c45493ff8.jpg)
キャノン機ではないので若干ケラレていますが、フラット補正できるレベルです。
一方、
MPCCⅢ標準のTリングシステムは、内径がφ38mmとなってしまい、30cmF4の太い光束
では完全にケラレて円形写野となってしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ac/84cf2eb05744b1d158d046672d8cf6b9.jpg)
MPCCⅢ標準のTリング部はM42_P0.75で内径φ38mmです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/73/6008764e8d078ec9bcd94448123140c5.jpg)
ワイドTマウントEOSを付ける場合はストッパーリングと標準Tマウントアダプター
リングを取り外し、M48_P0.75の内径φ44mmで使用できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/18/c8ce9f592f243a2345a992c4c49a1274.jpg)
PENTAXのKマウントなどは標準Tリング接続となる為、フルフレーム機であるK-1
では完全にケラレが発生します。そこで、上記のタカハシKA00240の出番となった
訳ですが、これはタカハシ鏡筒のM54_P0.75(メス)へ接続するリングです。
ですが・・・
実は、M54_P0.75(オス)の内側にはM48_P0.75(メス)のフィルターネジが
切ってあるんですねえ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/c0/004026061ee835e314f40bdc7b6841d3.jpg)
と言うことは、MPCCⅢのM48_P0.75(オス)に接続できるじゃあーりませんか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/a1/6a7e5ef5b26ee64a81609d3fac16c0dc.jpg)
内径もφ43mmで立派なワイドマウントになりますよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/8b/d13477e0e5ff90042e36a669aee097d4.jpg)
ただし光路長が4mm伸びるため、MPCCⅢ設計値の55+4=59mmになります。
許容範囲は±1mmらしいのですが、そもそもF4~F6まで対応と緩い仕様なので
上手く結像するかもしれません。ダメならM48_P0.75(メス)を持った厚さ
3mm、直径70mmのリングを作り、ワイドTマウントPKをM2ビスで直接固定
すれば良いだけです。
300FNに付けたところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/01/6093a3e46348e663bc8b4299ed1ee6c0.jpg)
この状態でフラットを撮り比べたのが↓です。
MPCCⅢ+標準TリングPK
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e7/bb1466a33f2c8c3343c22a928cfc9be7.jpg)
MPCCⅢ+ワイドTマウントPK
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ae/c214dc20a3f66b41367d349a12ec85e4.jpg)
おお~、イイじゃあ、ないのお~!
イプよりも周辺減光が少ないし、これならば高価な3インチWinneType
コマコレを買わなくても済みそうですよ。
当然ZWO-CN15F4にも使えます。
既知のことかもしれませんが、キャノン機以外のフルフレーム機で撮影を
する方には役立つかもしれません。あとは星像がどう出るか・・・です。
聞きなれないワードだと思いますが、詳細は↓でご確認を。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/606.html
要するにタカハシのワイドリングKA00240に笠井の標準Tリングのガワだけを
はめ込んだものです。これで内径φ43mmの立派なワイドマウントPKが
出来上がる訳です。(Kマウントリング内径φ41.3mmは仕方ないですが)
これをK-1に付けてε-180EDで撮るとこんな感じな訳ですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/29/92cda124d6bcdf1a72a97d5c45493ff8.jpg)
キャノン機ではないので若干ケラレていますが、フラット補正できるレベルです。
一方、
MPCCⅢ標準のTリングシステムは、内径がφ38mmとなってしまい、30cmF4の太い光束
では完全にケラレて円形写野となってしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/ac/84cf2eb05744b1d158d046672d8cf6b9.jpg)
MPCCⅢ標準のTリング部はM42_P0.75で内径φ38mmです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/73/6008764e8d078ec9bcd94448123140c5.jpg)
ワイドTマウントEOSを付ける場合はストッパーリングと標準Tマウントアダプター
リングを取り外し、M48_P0.75の内径φ44mmで使用できます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/18/c8ce9f592f243a2345a992c4c49a1274.jpg)
PENTAXのKマウントなどは標準Tリング接続となる為、フルフレーム機であるK-1
では完全にケラレが発生します。そこで、上記のタカハシKA00240の出番となった
訳ですが、これはタカハシ鏡筒のM54_P0.75(メス)へ接続するリングです。
ですが・・・
実は、M54_P0.75(オス)の内側にはM48_P0.75(メス)のフィルターネジが
切ってあるんですねえ~。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/c0/004026061ee835e314f40bdc7b6841d3.jpg)
と言うことは、MPCCⅢのM48_P0.75(オス)に接続できるじゃあーりませんか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/a1/6a7e5ef5b26ee64a81609d3fac16c0dc.jpg)
内径もφ43mmで立派なワイドマウントになりますよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/8b/d13477e0e5ff90042e36a669aee097d4.jpg)
ただし光路長が4mm伸びるため、MPCCⅢ設計値の55+4=59mmになります。
許容範囲は±1mmらしいのですが、そもそもF4~F6まで対応と緩い仕様なので
上手く結像するかもしれません。ダメならM48_P0.75(メス)を持った厚さ
3mm、直径70mmのリングを作り、ワイドTマウントPKをM2ビスで直接固定
すれば良いだけです。
300FNに付けたところ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/01/6093a3e46348e663bc8b4299ed1ee6c0.jpg)
この状態でフラットを撮り比べたのが↓です。
MPCCⅢ+標準TリングPK
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e7/bb1466a33f2c8c3343c22a928cfc9be7.jpg)
MPCCⅢ+ワイドTマウントPK
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ae/c214dc20a3f66b41367d349a12ec85e4.jpg)
おお~、イイじゃあ、ないのお~!
イプよりも周辺減光が少ないし、これならば高価な3インチWinneType
コマコレを買わなくても済みそうですよ。
当然ZWO-CN15F4にも使えます。
既知のことかもしれませんが、キャノン機以外のフルフレーム機で撮影を
する方には役立つかもしれません。あとは星像がどう出るか・・・です。