標高1810mで撮影した最近の画像です。
NGC2174(モンキー星雲)
ISO3200 , 10X180s , 30min Total , NoDark , Flat=3
M38 , NGC1907 , IC417付近(構図がアレですが・・・)
ISO3200 , 4X180s , 12min Total , NoDark , Flat=3
M35 , NGC2158付近
ISO3200 , 3X180s , 9min Total , NoDark , Flat=3
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撮影日時:2016/11/25-26
撮影場所:入笠山天体観測所
天候:快晴、弱風、結霜
気温:-7℃
星空指数:90
シーイング:3/5
撮像鏡筒:ZWO-CN15F4 (15cmF4 , fl=600mm)
カメラ:PENTAX K-1
フィルター:LPS-P2
コマコレクター:SkyWatcher コマコレF4 + ワイドマウントPK改( BF=54.51 )
赤道儀:昭和機械20E型赤道儀_E-ZEUSⅡ改
ガイド:50mmF4 + QHY5L-ⅡM + PHD2
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:画像に併記
フラット画像:画像に併記
フラット用ダーク画像:画像に併記
撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop_cc
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・20E赤道儀をE-ZEUSⅡ化し、そのままテスト撮影を行った。
昭和機械20E型赤道儀をE-ZEUSⅡ化し、その晩にテスト撮影しました。
IC2177かもめ星雲 , ISO3200 , 10X180s , 30min Total
CameraRAW現像 , SI7コンポジット , CC2017 , 3:4切出し
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撮影日時:2016/11/25-26
撮影場所:入笠山天体観測所
天候:快晴、弱風、結霜
気温:-7℃
星空指数:90
シーイング:3/5
撮像鏡筒:ZWO-CN15F4 (15cmF4 , fl=600mm)
カメラ:PENTAX K-1
フィルター:LPS-P2
コマコレクター:SkyWatcher コマコレF4 + ワイドマウントPK改( BF=54.51 )
赤道儀:昭和機械20E型赤道儀_E-ZEUSⅡ改
ガイド:50mmF4 + QHY5L-ⅡM + PHD2
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:画像に併記
フラット画像:画像に併記
フラット用ダーク画像:画像に併記
撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop_cc
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・20E赤道儀をE-ZEUSⅡ化し、そのままテスト撮影を行った。
標高1810mで撮ったM42をCameraRAWで処理してみました。
前にアップしたJPEGのみから処理した画像が、あまりにお粗末だったので
差し替えました。
Kマウントケラレを避けるため、3:4で切り出して処理しています。
M42 , ISO3200 , 17X180s , 51min Total , NoDark , Flat=4
ZWO-CN15F4 , SkyWatcherコマコレF4 , K-1 , LPS-P2
標高1810mで撮ったNGC2244をCameraRAWで再処理してみました。
4:3で切り出し、あえてフラットを当てずにゴリゴリと修正しています。
NGC2244 , ISO3200 , 9X180s , 27min Total , NoDarkAndFlat ,
ZWO-CN15F4 , SkyWatcherコマコレF4 , K-1 , LPS-P2
標高1810mで撮ったIC2118をCameraRAWで処理してみました。
Kマウントケラレ排除のため4:3で切り出して処理しています。
IC2118 , ISO3200 , 21X180s , 63min Total , NoDark , SkyFlat=4
ZWO-CN15F4 , SkyWatcherコマコレF4 , K-1 , LPS-P2
あと2時間の露光が必要なようです。
標高1810mで撮ったM45をCameraRAWで再処理してみました。
フラットもキレイに当たり、上手いこと周辺まで星像が良い感じです。
ZWO-CN15F4+SkyWatcherコマコレF4の場合、写野中央でバリピンに
すると四隅に円周状サジタルコマフレアが発生しますが、少し中心から
ずらして合わせるとこのM45レベルになってくれます。
15cmF4ニュートン反射にフルサイズのK-1を付けて撮っていることを
考えれば上等ではないでしょうか。
M45 , ISO3200 , 20X180s , 60min Total , NoDark , SkyFlat=4
なお、フラット補正はTiff_16bitで作ったフラット画像をSI7上で適用
しています。周辺減光と四隅のケラレまで補正してしまっているので
中心部の滑らかさが思い切り削がれてしまっています。
この画像の滑らかさだと、JPEG1枚画と大差ないです。
四隅までフラットで、そこそこ滑らかになっているのは20枚も
コンポジットしているからです。
要するに周辺減光が無く、四隅がケラレていなければ4枚ぐらいで十分な
画質が得られるという事ですね。FSQ-106EDやFSQ-130EDだったら楽勝だと
思いますが、マウントケラレだけは宿命です。そこまで望むなら、
フルサイズの冷却CCDかCoold-EOS6Dへ行くしかないでしょう。
K-1の場合はKマウントケラレがあるので、4:3クロップが適当だと
思います。ゼイタク言うときりが無いですね。
いくらK-1が良く写るからと言っても、天体専用カメラには適いません。
HⅡ領域からS2の要素が多くなるエリアは、やはり写りが悪いです。
IC1805 , ISO3200 , 13X180s , 39min Total , SkyFlat=7 , NoDark
IC1848 , ISO3200 , 13X180s , 39min Total , SkyFlat=7 , NoDark
NGC2264 , ISO3200 , 12X180s , 36min Total , SkyFlat=4 , NoDark
うーん、サッパリ写りません。
写っていないものをSI7で処理すると悲惨です。
なので、
CameraRAWでFlatを含めて全部処理したのがコレ↓
エライ差です。
まあ、たった36分で出そうって所が間違っていますが・・・
IC1805やIC1848もCameraRAWで処理すれば結構マシになりそうです。
これらの画像は11月4日にスライディングルーフ内で撮影しました。
E-ZEUSⅡ化したJ型赤道儀にZWO-CN15F4+K-1で撮りました。
当夜は快晴、微風、-5℃でシーイングも4/5と好条件だったため、ガイドも
RMS=0.7"角程度でした。写野中心付近の星像がやたらと小さいです。
そもそも15cmF4にSkyWatcherコマコレF4+K-1ですから周辺減光とケラレが
避けられず、本当なら24mm角で切り出したいところです。
星像も四隅では円周状に伸びています。
それで全画面のフラットを当てているのでキビシイ訳です。
気温-6℃、風速12m、標高1810mで一晩中撮影。
普通、凍死するでしょうね。フツーは。
考えるもでもなく、かなり異常な状態ですよね天体写真撮影ってのは!
11月3日に撮影した画像を貼っておきます。
2016/11/11 NGC7635 , NGC2244の画像差替え
NGC7635付近, ISO3200 , 11X180s , 33min Total , NoDark , SkyFlat=4
M31 , ISO3200 , 10X180s , 30min Total , NoDark , SkyFlat=4
NGC1499 , ISO3200 , 11X180s , 33min Total , NoDark , SkyFlat=4
M45 , ISO3200 , 20X180s , 60min Total , NoDark , SkyFlat=4
NGC2244 , ISO3200 , 10X180s , 30min Total , NoDark , SkyFlat=4
今回の撮影は機材整備の合間に行っています。
従って撮影条件を統一した上、構図も同じでフラットも使い回しです。
流石にフラットの使い回しは手抜き過ぎでした。
氷点下6度まで下がったのでダークも撮っていません。
K-1は非常にダークノイズやアンプノイズが少ないです。
K-3の時は真冬でも画面周辺が四角く赤くなりましたが、K-1では一度も
その経験がありません。本当に良く出来たカメラで、如何に気合を入れて
作られているか分かります。
本当であれば、1対象3時間くらいは時間を掛けたいところ。
たった30分ではザラザラなのは仕方がありません。
JPEGやCameraRAWからの処理だともっとずっと滑らかで発色も良いですが、
フラットが上手く当たらないのでSI7でRAWから処理しています。
でも、やっぱり粗いし色も綺麗ではありません。
メーカ純正のJPEG処理や、CameraRAWが超優秀だということでしょうね。
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撮影日時:2016/11/02-05
撮影場所:入笠山天体観測所
天候:2日:薄雲り、超強風、雪交じり
3日:快晴、超強風、結霜無し
4日:快晴、微風、結霜
気温:-5℃
星空指数:90
シーイング:3/5
撮像鏡筒:ZWO-CN15F4 (15cmF4 , fl=600mm)
カメラ:PENTAX K-1
フィルター:LPS-P2
コマコレクター:SkyWatcher コマコレF4 + ワイドマウントPK改( BF=54.51 )
赤道儀:90s改 , J型E-ZEUSⅡ改
ガイド:50mmF4 + QHY5L-ⅡM + PHD2
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:画像に併記
フラット画像:画像に併記
フラット用ダーク画像:画像に併記
撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop_cc
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趣味と仕事の境界線・・・は、無い
ぐんま天文台から帰社したのが18時。
今日は絶対に晴れるよなあ~~~どうーしよーかなあ~。
雨、降らないよなあ~。
考えすぎて20時を過ぎてしまった。
結局、重機材を満載して出発したのが20:30。
三峰ヘリポート駐車場着が22:30だった。(秩父でおろしポン酢牛丼を食べた)
上尾からいらした方と、八王子からいらした方と、私の3名。
予報では0時には雲が出てくる筈でしたが、運良く3時頃までは快晴でした。
とは言え、久しぶりの重機材展開です。
PHD2によるドリフトアラインをどこまで素早くできるかなど、
やってみたいことが沢山ありました。
なかでも、SkyWatcherのコマコレF4を300FNに付けたらどうなるか。
それが今回のお題です。
で、
結果から先に出しますが、こんなん出ました。(最近コレばかりですが(^^♪)
M42_HDR , ISO3200 , 7X180s + 6X60s + 6X30s , 30min Total
SI7でRAW現像、Flat補正、コンポジット、PhotoshopCCで仕上げ。
尚、Darkはコネクタ抜けにより1カットも記録されていませんでした。
フラットです。
四隅がほんの僅かケラレていますが許容範囲ですし、
周辺減光が思いの外少ないのでビックリしました。
K-1の24mm角で使えれば上等だと思っていましたが、これならば
フルサイズのまま使えますね。ラッキーですよ。
ただ、悲しいかな4枚玉コマコレの芯出しが上手くないようです。
星が涙目になっている。これは当たり外れがありそうな製品と見ました。
全く、どいつもこいつも一長一短あって楽しい事この上ない。
試しにゴーストバスターズ試験をば。
ぬヲっ!
優秀じゃん。おお、これは想定外だわ。
ここを撮影すると、大概はゴースやハレーションが沢山出ます。
これだけ抜けが良いとは有り難い。流石はFPL51使いの4枚玉コマコレです。
2時過ぎ頃から西の低空が曇りはじめ、3時過ぎには全天曇りとなって撤収。
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撮影日時:2016/10/27-28
撮影場所:三峰ヘリポート駐車場
天候:快晴、微風、結露なし
気温:5℃
星空指数:80
シーイング:4/5
撮像鏡筒:GINJI-300FN改 (30.5cmF4 , fl=1220mm)
カメラ:PENTAX K-1
フィルター:LPS-P2
コマコレクター:SkyWatcher コマコレF4 + ワイドマウントPK改( BF=54.51 )
赤道儀:GN-26s改
ガイド:50mmF4 + QHY5L-ⅡM + PHD2
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:画像に併記
フラット画像:画像に併記
フラット用ダーク画像:画像に併記
撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop_cc
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・20:30出発→22:20現地着→セッティング→ドリフトアライン20min→0:20から撮影
・なんちゃって極望で合わせた後、PHD2のドリフトアラインを実施。
方位は東へネジ1回転、高度は下へネジ1回転と言った所で完璧に合った。
これによりガイドが非常に安定していた。
もっともシーイングも良かったが、とにかく赤緯方向の修正が殆ど不要であった。
僅かな手間でこの効果は大きい。RMS=0.8"角程度であった。
|
+->が、しかし!
流行りのポールマスターは極軸の回転中心に置かなくとも良いという
情報を八王子の同業者さんから頂いた。これは今日の収穫だぞ。
買うべ。(^^♪
E-ZEUSⅡ化したSkyMax4に載せたGS-300RC/TRのファーストライトです。
これにK-1を付けて撮りました。
M42_HDR
ISO3200 , 6X90sec
ISO 800 , 6X90sec
ISO 800 , 6X30sec , 21min Total , NoDarkAndFlat
薄雲多発のため慌ただしい試写でしたが、流石に30cmF8RCですね。
片ボケしていますが、下のM33は大丈夫なのであまり気にしていません。
ただし、笠井で売っているこの鏡筒用2インチレデューサーを使うと
見事にケラレます。(K-1ノートリミング)
まあ、当然の結果ではありますが、
フルサイズの隅までそれなりに点像ではありますが、
APS-Cでもチョット厳しいですよね~(-。-)y-゜゜゜
ドイツのTS社にF8RC用3inchフラットナーがあります。
フルサイズカメラを使うならケラレが無い状態で使いたいものです。
追尾精度は結構良かったです。
RMS=0.77"角です。