outdoor life by mizota

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自作レンズフードの作り方

2014年11月09日 20時55分19秒 | 退職生活
写真を写す場合、その対象が人であっても自然であっても鳥や花であっても、太陽光線が直接レンズに当たると訳が分からない白いものが写ったり、全体に白っぽくなる「ハレーション」を起こして写真を台無しにしてしまう事があります

何かの加減で必ず起きると言うのではありませんが、それを未然に防いでくれるのが「レンズフード」です

しかしそのレンズフードは、レンズごとにサイズが違ったり形式が違ったりで、沢山のレンズフードが必要になります。

安ければいいんですが・・・簡単な物でも2千円とか大きなものは一万円を超えたりします

その上に・・・意外に簡単に外れて落としてしまう事も度々です。

僕はかなり前から自作してるんですが、昨日のブログに写真をアップしたら「どの様に作ったの?」と聞かれたので・・

今日はレンズフードの自作方法を書く事にしました

先ず最初に自作したレンズフードを見てください。



右側の二つはキャノンのパワーショットSX50なんですが、市販されてる専用のフードは広角から望遠まで使える様になってるのだけれど、残念ながら広角でも使えるようにする為に短くて、太陽光線がレンズに当たってあまり役立ちません

それで広角では使えないけれど、50ミリ位から超望遠まで完全に太陽光線を防げるレンズフードを二種類作りました(一つのフードはペットボトルを二種類重ねてる)

その横はニコンの200ミリと300ミリです。

材料は適当な「ペットボトル」と「シリコンの黒」と「黒い布」と「艶消し黒のスプレー」だけです

黒い布は靴下でもバッチでもシャツでも・・・古着利用です。端キレですが・・・



シリコンコーキングのブラックは一本300円余り。黒の艶消しスプレーは250円程でした



フードを被せたいレンズの直径と同じ位大きさの口が必要なので、ペットボトルの口の近くの太さが合う所で切ります。

出来上がりの写真を見たら解ると思いますが、口の近くなら穴の大きさが自由に選べますから

そして適当な長さの所でペットボトルを切ります。(コカ・コーラのペットボトルで間に合わない場合は100円ショップで適当な物を探すと良い)

このままではレンズにうまく収まりませんから・・・

レンズのフードを付けたい所をサランラップで巻きます



サランラップを巻かないとシリコンがレンズや本体に付くからなんですが、サランラップをした所に口を切ったペットボトルを差し込んで、先の方からシリコンコーキングをグルッと周りに注入します。

そして一日放置して、シリコンが固まったらサランラップとペットボトルを一緒にカメラから外します

サランラップは簡単にシリコンから外れます。



その状態でレンズに差し込むと・・・少し緩いだろうと思います。

シリコンを絞り出して指の先に付けて、薄く塗り足してやれば・・・それが渇くとピッタリレンズの太さに合うようになってると思います

黒い光を吸収するような布を、ペットボトルフードの大きさに切って置いてから、ペットボトルの内側に黒いシリコンを塗り、布を貼り付けます。

布は延びるし縮みもするので、思うより簡単に内側に張れます

最後にペットボトルの外側に軽く細い目のサンドペーパーで傷をつけ、そこに艶消しの黒スプレーを掛ければ出来上がりです。

やってみると簡単ですし、市販のレンズフードより具合が良いのが出来ます。

費用は殆ど掛かりませんし、結構色々と楽しめますので試しにでも一度作ってみてください


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