チャリ乗り文造の備忘録

~釣りとロードとベガルタと~

ベガルタ仙台、監督交代。誇らしいような寂しいような。

2013年10月11日 13時45分25秒 | チャリの話、ライドとかグッズとか。
前々から噂をされていたU-21、即ち五輪代表監督にベガルタ仙台の手倉森監督が就任したとのニュースがアップされました。
手倉森監督について・・・・・。
先ずは有言実行。
6年前にコーチから内部昇格した際、J1昇格と共に5年以内にACLへの参戦を名言しました。
J1昇格は至上命題ですから当たり前なんですが、ACLは言い過ぎじゃね~と思いました。
結果、正に5年目の昨年にJリーグ2位でACLを決めました。
私のようなサラリーマンがいつも言われるのがPDC(Plan Do Check)。
仕事はこれの繰り返しですが、彼は着実に毎年の目標をクリアしてきました。

ブレない事。
ベガルタはいつも夏場になると成績を落として来ました。
普通の監督なら、勝てないと今迄やってきた事を変え更に泥沼に入り込んでしまう事が多いです。
しかし彼は連敗中でも決してブレる事なく今迄やって来たスタイルを変える事は無かったですね。

人身掌握術に長けてます。
新たに選手を獲得する際に直接会って話をします。
例えば角田選手が京都から移籍して来ましたが、十中八九セレッソでした。
それを直接面談する事でベガルタへの移籍が決定しました。

スカウティングの徹底。
個の能力が優れたチームである広島や川崎、浦和なんかは対戦相手が何処で同じやり方でやって来ます。
それに対しベガルタの様な組織で闘うチームは対戦相手を徹底的に研究して対策を練ってきます。
スカウティングに優れた監督でした。


そんな監督だったので3年後と云うスパンで考えた場合、Jリーグをよく知ってる事もあり白羽の矢が立ったのでしょう。
更に来年のW杯以降はA代表のコーチにも入るらしいですね。

と、ここまでは嬉しいような誇らしい、でもチョット寂しい話です。
しかし、来年のベガルタの監督を考えた場合、どうする?

手倉森監督はコーチ時代を含めると10年もベガルタに携わって来ました。
今の主力選手は彼がコーチ時代に育成した選手や彼が直接口説いて連れて来た選手です。
後任の監督が外部からの招聘なら、そんなクラブの歴史も関係なく新たなシステムを構築して行くでしょう。
例えば、以前ジェフ千葉のオシム監督が日本代表監督に引き抜かれました。その後のジェフ千葉の成績は急降下。選手も引き抜かれたりで数年後にはJ2降格。そして現在に至っています。

私の勤めている会社は外資系です。営業のトップは数年毎に交代します。
その度に会社のシステムが変更されます。
自分の色を出すが為のアピールなんでしょうけど、我々も得意先もそんな状態に辟易しています。
しかし、それ程の能力が高くない我々は仕方なく我慢して付いて行くしかないんです。
サッカー選手の場合は移籍と云う自由が有るんですね。

出来れば今迄の6年間の継続と云う観点からも新監督は内部昇格を望んでいます。

この前の横浜戦、磐田戦の引き分けでリーグ戦でのACL出場はほぼ無くなりました。
ただ、天皇杯での優勝の可能性はまだ有ります。
U-21監督は天皇杯決勝翌日の来年1月2日から。元日に国立競技場で手倉森監督の胴上げを見る為にも応援しますよ。
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