心の風景 認知的体験

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認知症予兆

2009-12-23 | 心の体験的日記
①エレベーターの前で、にしだ君にあった
とっさに「卒論だした?」
きょとんする表情をみて気がついた
3年生だった
②カード一式の入った財布を研究室に忘れた。
朝一であることを確認した
昨日、家に帰った
またその財布を研究室に忘れたことに気がついた

大規模新システムでのヒューマンエラー

2009-12-23 | ヒューマンエラー
新製品を扱う上でのヒューマンエラーの落し穴について、思いつきを箇条書きで
①・・・の場合は、新製品というより「新大規模システムですね
②新大規模システムとなると
・全体についての知識をもっている人が極端に少なくなる
・したがって、全体が見えない大部分の人が、局所最適化、つまり、与えられた局所だけよければよい となりがち
対策 
・全体をイメージできる人を増やし、情報の提供機会を増やす
・マニュアルも、操作支援の局所手順説明だけでなく、全体を常に意識した説明(理解支援の情報提供)にする
②「新システム」には、エラーをつきもの。それを乗り越えてこその新らしい技術の開発ができる。
問題は、エラーが破滅的な事態を引き起こさないようにコントロールすること。これができないなら、開発を断念するしかない。これは、トップの判断として、最重要課題。
小さいエラー、コントロール可能なエラーを取り上げて騒ぎ立てるのは、マイナス
開発者を萎縮させる
試行錯誤は、新技術にはつきもの
③マニュアルによるエラー、事故防止には限界がある
新技術の開発での大規模事故を防ぐには、
ローテクのフールプルーフ(馬鹿なことをしても大丈夫)、
ローテクのフェール・ダウン(不具合があれば止まる)を仕込んでおく

とりあえずの思い付きです
(朝日新聞、取材原稿)

自分なりの報償システムを用意しておく 「心を元気に

2009-12-23 | ポジティブ心理学
自分なりの報償システムを用意しておく
 「自分をほめてあげたい」「自分にご褒美を」です。
 少しでも達成感を持てたら、それを自分でほめるのです。いつもと違ったちょっぴりにぎやかではれがましいことをするのです。
 買い物したり、おいしいものを食べたり、旅行にいったりするのです。あるいは、親しい人に贈り物やおごりもいいですね。
 いずれにしても、定番を決めておくのがコツです。なぜなら、さりげなくできますし、
それに前々からの元気心が結びついていますので、効果が確実かつ速攻で得られるからです。
 本当は、周りにそういうことをしてくれる人がいればいいのですが、いつもいつもというわけにはいきませんから、自分なりに、自己報酬システムを作っておくことをすすめます。それが元気バネになって、さらなる達成へとつながります。
 


年末、校正原稿が多くなる

2009-12-23 | 心の体験的日記
多くなるといっても、2件
大学人のひまな時期
最適なスケジュール

ポジティブ心理学 3月
わかりやすさの心理学 2月

内緒ですが、
きょう、 ごっそり、図書館から映画のビデオを借りてきてしまった
ごろごろ正月をももくろんだのだが。

そうそう、近隣のレンタルと本のTUTAYAが閉店らしい
さびしくなる

今、人間の心はどこまで解明されているのですか

2009-12-23 | 認知心理学
●今、人間の心はどこまで解明されているのですか。  
アリストテレス(364B.C.-322B.C.)が今生き返って、心理学の概論書を読んでも理解にさほどの困難を感じないであろうと述べた心理学者がいます。つまり、2000余年の間---現代心理学の歴史は100年余の歴史しかありませんが---心の科学が進歩しなかったというわけです。  
確かにそういうところもあるのは否定しません。 「古い酒を新しい皮袋に入れる」、つまり、古い問題を新しい観点から捉え直してみる、というようなテーマが営々と研究されてきました。意識の問題や遺伝・環境問題などなどです。このあたりは、新しい皮袋が見つかるたびに、問題がリセットされますので、またあの問題ということになります。  
しかし、個別のテーマでは、着実に進歩しています。とりわけ、脳と心の関係については、脳計測の技術の進歩によって、かなりのところまでわかってきました。また、心のついてのさまざまな誤った考え方や偏見を正すのにも貢献してきました。さらに、心のケアにも有効な技術が考案されてきました。  
ただ、心は開放系です。限定した領域を設定できないため、研究すればするほどますますわからなくなるようなところがありますし、あらたなテーマが生まれてくるようなところもあります。多分、心理学の研究は、こんな形で永遠に続くのではないでしょうか。