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カウンセリングのすべてがわかる―カウンセラーが答える本当の心理学―

2011-01-31 | 健康・スポーツ心理学
カウンセリングのすべてがわかる -カウンセラーが答える本当の心理学- (ぐっと身近に人がわかる)
石村 郁夫,羽鳥 健司,浅野 憲一
技術評論社

検索トップ10

2011-01-31 | Weblog
1 カウンセリングマインド 12 PV
2 わかりやすさとコミュニケーションの心理学 6 PV
3 思考の領域固有性 5 PV
4 認知機能 4 PV
5 心理 感動 4 PV
6 認知心理学 領域固有性 3 PV
7 感覚遮断実験 3 PV
8 領域固有性とは 2 PV
9 表象主義 2 PV
10 東京成徳大学 子ども支援者養成口座 八千代

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カウンセリングマインドがここ数日トップ
この言葉は、今度、東京成徳大学<<聖徳大学ではありません!!
を退職される国分先生の提案されたもの
という話を新井先生から聞いた
それを知らずに、国分先生編集の本
「カウンセリングのすべてがわかる―カウンセラーが答える本当の心理学―」
(技術評論社)
に、そのタイトルでなんと私も随筆を書いた
それがヒットしているのかも
HPのどこかに一部アップした記憶あり



サッカー、アジア最強、あめでとう

2011-01-30 | 心の体験的日記
目覚ましを12時にかけてひとねり
いやーすごかった
寝床に入ってみていたが
とてもそんなぐーたら観戦や許されない
・本田選手のあの落ち着いた適切なパスプレー
・独楽鼠のように動いく長友選手のゴール前のパス
なんといっても、ゴールキーパー<<名前、度忘れ、
ナイスセーブに加えて顔と表情もすごかった

ありがとう
日本代表チーム

たるみ事故

2011-01-30 | 安全、安心、
 たるみの欲求(?)は、しかし、創造的な工夫につながる。文明の歴史は、見方によっては、なんとか怠けたい、楽をしたいという強い欲求が作り出してきたとも言える。  

問題は、そこに自分のたるみが失敗という形で人に迷惑や損害を与えるリスク(危険性)を、構造的に抱え込んでいることにある。  

かくして、あることをするときに、どれくらいのリスクがあるか(リスク・テーキング)を考えながらするということも必要になる。誰もが保険屋というわけである。  
しんどいことであるが、人生そのものが綱渡りと達観するしかない。  

ところで、たるみが人の本性であるだけに、失敗の原因としてたるみを挙げるのが一番わかりやすいし納得されやすい。失敗の当事者でも「あなたのたるみが原因」と言われれば、そうかなーと思ってしまう。  

しかし、それが、しばしば、より重要な本当の原因を見えなくしてしまうこともあるので、要注意である。  いずれにしても、たるみが人の本性だとすると、それによる失敗は起こって当たり前という前提で、その本性を踏まえた状況管理や環境の設計をすることが肝心となる


今日の名言

2011-01-30 | Weblog
寒さに抵抗する方法はただ一つ。
寒さをいいことだと考えること。(アラン「幸福論」)


「楽観主義;醜いものも含めてあらゆるものが美しく、特に悪も含めてあらゆるものが善であり、誤ったものも含めてあらゆるものが正しいとする主義まとは信念。これは逆境に陥るという不運に最もよく慣れている人々が最も固執するものであり、笑顔を真似たうすら笑いを浮かべながら説明する、という最も好ましいやり方だ。盲目的な信仰であるため、反証の光が届かない――これは知的な病であり、死以外にはいかなる治療法も効果がない。遺伝性のものであるが、幸い伝染はしない。(ピアス「悪魔の辞書」より)

フレーランス大学教授をめざせ

2011-01-29 | 教育
やや無責任な思いつきです
大学への就職が難しい
まだ定職についていなおODが多いことは周知の事実

でも、こうなったら、フリーの記者やライターがいるように
フリーの大学講師(非常勤講師になるが)というのはどうであろうか
1コマ1年、大学によって異なるが50万くらい
  <<現在の相場からすると、やや高いが、契約交渉のための係りをおく。それに    値する内容の講義であることをアピールするのである。
それを10コマやれば、500万になる
あとの時間は、好きな研究やほかの仕事、著作などをする

工学、理系は研究室が必要だが、文系は、どこでも仕事はできるから
こんなこともありかなーと突然、思いついた次第
頼まれるのを待つのではなく、
こんな講義やりますが、いかがですか、といった営業もありかも

お前やるか、といわれてもうーん、となる提案
すみません

実は、昨日、そんな人がいることを知ったのがきっかけです




PDCA

2011-01-29 | 認知心理学
PDCAってどんなものということで、次の2点を確認しておきたいと思います。

①細かいPDCAは自動的に推移して意識的なコントロールをしないが、より大きなPDCAは、意識的なコントロールのもとにあること。
②意識的にコントロールするPDCAには、精細度、表現媒体は異なっても、目標とそれを達成するまでの工程表があること。

状況的認知

2011-01-29 | 認知心理学
人の問題解決過程は、
「カヌーで急流の川くだりをするようなもの」(Suchman)
その時、その場の状況に対応して瞬時の判断をおこなっていく。
しかし、それが適切なものになるには、
膨大な関連知識、その多くは手続き的知識が必要

今日の一言

2011-01-29 | 教育
学歴は、非効率な日本の労働市場の中で唯一シグナリング機能を果たしていたのだが、それも信用できなくなって、就活は「コミュニケーション力」やら「突破力」やら、ますます訳のわからない競争になっている。これでは当然「はずれ」が多くなり、そういう厄介者を終身雇用の中でどうやって「処理」するかが人事部の頭痛の種だ。

(池田信夫ブログより)

目標をきちんと管理していなかったから----目標管理不全

2011-01-29 | ヒューマンエラー
目標をきちんと管理していなかったから----目標管理不全  

何度目になるか、またまた、PDS(計画-実行-評価)にかかわる話しである。

 人の行為は、計画、すなわち、目標の達成という大枠の中で行なわれ、評価されている。したがって、目標の管理を間違えると、行為が誤った目標に従って行なわれてしまう。当然、失敗となる。  

目標管理不全は、外部目標(使命)を取り込んで自己目標にするところでもっぱら発生する。  

通常、仕事の目標は上司や会社など外から与えられる。我々は、外部目標を自分の中に取り込んで(内化して)自分の行為を調整している。  

ところが、外部目標があいまいだったり、矛盾していたりすると、それを取り込むときに、外部目標と内化目標との間にギャップができてしまう。  

たとえば、心理実験では、「できるだけ速く、かつ、正確に」判断してくれるように、被験者にお願いすることがある。まじめに考えれば、ずいぶんと矛盾したお願いであるが、被験者は、一生懸命にやってくれる。それでも、「間違わずに」を優先する人と、「速く」を優先する人とが出てくる。当然である。  

似たような話しは、いくらでもある。  
・「注文より30分以内のお届け」を売り物にするお店で事故が増え  てしまったケース  
・警官が業績をあげようと、犯人を捏造してしまったケース  
・頼もしくて思いやりのある男性との結婚を夢見て、いまだ独身のケ  ース(失敗とはいえない?)

「いわずもがな」で組織の運営をしていることの多い日本では、この類の目標の取り違えが多くなる。  
もっと深刻な話しとしては、外部目標の優先順位を勝手に入れ換えてしまって事故になってしまったというケースもある。  

朝の通勤時。ブレーキ故障で動かない。乗客から不満の声の大合唱。それに押されて、故障修理もそこそこに発車してしまい、列車が止まらず大事故に。  

安全を再優先すべきなのに、乗客の利便性を優先させてしまった、運転手の優しさと弱さ。目標の取り違えエラーと呼ばれている。  

航空機ショーでしばしば起こる無理なアクロバット飛行での事故。安全と挑戦(できそうにないことをする)と自己顕示欲(見物客にいいとこを見せたい)の3つの目標が葛藤を起こしてしまうのが原因の一端になっているはず。  

ハワイ沖での原子力潜水艦の急浮上による宇和島水産高校実習船の沈没事故の原因追及の過程でも、同乗させていた民間人にいいところを見せてやろうというサービス精神が、つい安全という目標より上になってしまったことが事故の遠因らしいことが指摘されている。  

実は、「安全第一」は、仕事の達成目標と葛藤を起こしやすい。なぜなら、安全第一を文字どおり第一順位にすると、仕事がしにくくなってしまたり、仕事がおもしろくなくなてしまう(?)からである。ここにも目標管理の構造的な問題の一つがある。  

さらに、もう一つの目標管理不全の話し。  

目標は行為をガイドする。とはいっても、内部目標は慣れた作業になるほど、目標をあらためて意識することがなくなる。目標の暗黙知化が起こる。これも、認知資源を有効活用するための怠けである。  

問題は、状況がいつもとちょっと違ったときにも、いつもと同じことをしてしまい、それが失敗になってしまうことである。  

先日、いつもの駐車場からいつものように車を出そうとした。ところが、隣の車がいつもより少し出っぱっていたため、バンパーをこすってしまった。「周辺確認」という目標をそのとききちんと意識化していなかった---できなかった---ためである。