心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

大学の呼び方

2011-02-28 | 教育
780もあると一口に大学といってもさまざま
そこでカテゴリーわけが必要
こんなカテゴリー名称を見つけた

エリート大学 中核大学     
    中堅大学    主要私大
       マージナル大学               マスプロ大学
               ユニバーサルアクセス大学  小規模大学

差別的にならない名称を付けようとするので、なかなか苦労しているのがわかる

安全工学上の工夫

2011-02-28 | 安全、安心、
フール・プルーフ
☆ミスにつながる行動が無意識のうちに行われないようにすること
例)・パソコンのデスクトップの「ゴミ箱」は、データを入れても完全に消去されない
  ・電子レンジはドアを閉めないと加熱されない


インターロック
☆決まった手順で操作しないと稼働しないように設計すること
例)・ロックを外さないとお湯が出ない電気ポット
  ・ドアを閉じなければアクセルベタルを踏めない自動車


アフォーダンス
☆物をどのように取り扱ったらいいかのメッセージをもののデザインに組み込むこと例)・ドアのノブがないところでは、必ず向こう側に押して開けるようになる
  ・登ると危険な坂道を回避するために階段をつけると、自然と階段を使う

リダンダンシー
☆あらかじめ「余裕」「余地」をとることでリスクを低減させること
例)・飛行機は、1つのエンジンが壊れても対応できるよう設計される
  ・災害時に備えて、通常の道路とは別の経路を設けておく

多重防護
☆何重にも安全対策を施しておくこと
例)・原子力発電所では、異常を防止する・異常発生時に拡大させない・事故に至った時に影響を少なくするといった何重もの安全対策を講じている
  ・重要な決定事項については、判断に誤りがないように何重にも稟議を回す



一日1親切「ポジティブ心理術

2011-02-28 | ポジティブ心理学
一日1親切
 「一日1善」にならって、一日1度は、親切をするというのはどうでしょうか。
 精神修行のようになってしまいますが、親切行為が習慣になるまでは、こうした努力もあってよいかもしれません。
 そして、うまく相手の感謝を引き出せたときの自分の気持ちをじっくりと味わうのはどうでしょうか。幸福感に満たされるはずです。
 そして、親切が受け入れてもらえなかったらケースがあれば、それはどうしてか、自分の状況の見極めのなにが間違っていたかを反省してみるのも、いいですね。
 一日1親切に加えて、週1、あるいは月1で、親切デイを設定するのもおすすめです。その日一日は、徹底して親切にするのです。

コンピュータの活用

2011-02-28 | 認知心理学
コンピュータの活用
心理学の研究にコンピュータは不可欠の道具である。その使い方は、大きく、3つに分かれる。
①刺激の提示やデータ収集の道具として
②統計や多変量解析など、データ解析の道具として
③モデルの検証の道具として
モデル論的なアプローチが心理学の研究で一般化してきたのは、コンピュータを③のように手軽に使えるようになったおかげと言ってよい。
コンピュータ上で、心のモデルを動かして、モデルの精緻化をはかり、さらに実世界の実験では不可能なパラメーターを動かして仮想世界での予測(シミュレーション)をすることができるようになったのである。そして、その成果は、人工知能として工学的な技術として応用されることもあった。


前倒し心性

2011-02-28 | 心の体験的日記
日本人はいつ頃からこれほど、早く早くとなったのだろう
寿命がこれほど延びたというのに
・就職活動は、10月頃から
・大学入試は8月から
・クリスマスは11月から
究極前倒しは、死ぬことだが、さすがに、それはない
と書いたが、いや、自殺者3万人は、確か、12年連続ではなかったか

もっとスローダウンした人生にしなければ
時間フリーな人生にしなければ

せめて歩く早さだけでも
食事だけでも

就職難?

2011-02-27 | 教育
求人倍率は、1.28倍。
1倍を超えているところに注目してください
就職難が喧伝されていますが、どうしてでしょうか?
①大企業志向なのです
 日本の企業の9割は中小企業なのです
②仕事志向(お金を稼ぐこと)より、自己実現志向(自分のやりたい仕事)なのです
 若者が贅沢になったのです。


実践知「ポジティブ心理術

2011-02-27 | ポジティブ心理学
ポジティブマインドづくりを心理学の授業で毎回テーマを変えて、10分程度の実習をしています。学生は、言われたからやるくらいの熱心さ?で所定の課題をこなしています。
これまでの行った実習の課題は、こんなものです。
・ 感謝の手紙を書いてみよう
・ 親切―感謝の体験を思い出してみよう
・ 将来なりたいことを一つイメージして、それを実現するために今すぐ実行すべきことを列挙しみよう
・ 自分の身の回りにある元気グッズを挙げてみよう
・ これまでで一番楽しい思い出を挙げみよう
こうした小実習を今後も毎回続けていくつもりですが、たった10分間程度の実習だけで心が元気になるとは思ってはいません。「これは良さそう、おもしろそう」という実習があったら、それを持続的に継続してみるように指示しています。
あまり期待しなかったのですが、先日、「感謝の手紙をずっと書き続けました」といって、ノートを見せてくれた学生が一人いた。「それで、気持ちのほうはどうですか?」と聞いたら、「元気になれました、気持ちが変わりました」と言ってくれた。
そうなのです。やはり実践してくれないとだめなのです。
C.ピーターソン著「ポジティブ・サイコロジー」](春秋社)やそのほかのポジティブ心理学関係のテキストには例外なく、エクササイズ欄や実習が設けられているのも、うなずけるところです。

楽しみの時系列化を[気持ちを元気に

2011-02-26 | ポジティブ心理学
楽しみの時系列化を

 楽しみは、未来を志向しています。未来は無限です。明日の楽しみを考えるのもよいし、1月後、1年後、10年後、―――の楽しみを考えることもできます。
 楽しみのリスト作りなんてのもありかもしれません。
 さらに、この楽しみが次の楽しみへとつながるような時系列かもありかもしれません。子どもの成長を楽しみにしている母親、いや父親も含めて、のように。

実践知「心を元気に

2011-02-26 | ポジティブ心理学

●実践知
「知っている」が「知っていることができる」に変わると、それは実践知、心理学では、手続き的知識と呼ばれます。
 実践知になるには、知っていることを実践してみなければなりません。しかし、一度や2度ではなく、何度も繰り返し実践する必要があります。
スポーツの上達と似たところがありますが、ポジティブマインドの実践は、身体的な技能の向上ではなく、もっぱら知識、考え方の実践化、そして習慣化になります。
たとえば、感謝心づくりのために、手紙を1週間書いてみるのは、手紙を書くスキルの向上をねらうわけではなく、手紙を書くことで、感謝にかかわる知識を組み換え、考え方を変え、そう考えることを習慣化し、結果として、感謝心が作れるようになることをねらいます。