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はがきを出すのも大変

2009-12-05 | 心の体験的日記
礼状をと思い郵便箱をみた
はがきがない
絵葉書はある
しかし、50円切手がない

最近は、メールで済ますことが多いので、
こういうことになる

そして、結局、欠礼となってしまうことが多い

なお、また喪中はがきをいただく頃になった
賀状欠礼をここ10年くらい続けている
年末の開放感がたまらない


ヒューリスティック思考チェック支援

2009-12-05 | ヒューマンエラー
●現実に誘導された思考こそクリティカル思考にかける---ヒューリスティック思考チェック支援  

 エラー、事故が想定される現場で、いかにクリティカル思考が大切だからといって、10分も1時間もかけてじっくりと思考をするというわけにはいかない。  
 現場の時間進行と思考の時間進行とが同期しないと(時定数の一致)、せっかくの思考結果もまったく無駄になってしまう。  
 となると、誤るリスクはあっても、その時その場で「とりあえずの解答」を出してみるという思考方略---ヒューリスティック思考と呼ぶ---が求められることになる。  
 ヒューリスティック思考の特徴は次の3点にまとめられる。  
(1)思考に使う認知的コストが低い  
(2)論理的には誤っていても、その時その場では妥当なことが多い  
(3)その時その場にある手がかりと、それに駆動され活性化された頭の中の知識が思考に使われる  

 「しまい忘れ工具が脱線原因」としてしまう推論も、ヒューリスティックス思考の結果と言える。「工具--脱線させる原因になる--作業に使う--しまい忘れ」は、誰しもがすぐに思いつく、おおむねその時その場での妥当な結論の一つではある。  しかし、「その工具が、脱線させる原因にはなりえないものだったら」とか、「その工具でするべき仕事がしてなかったら」というように、さらに思いをめぐらすのが、クリティカル思考である。  

 クリティカル思考がなされないと、とりあえず出した(思いついた)一つの可能性が、最終的な結論として固着してしまう。そこに、ヒューリスティック思考のリスクがある。