- 高齢者心理
知的面では、問題解決能力(流動性知能)は低下するものの、知識活用力(結晶性知能)はそれほど低下しない。ただ、知的抑制力が低下するので、脈絡のない想起や発言が起こりがちである。
性格的には個人差が大きくて一概にその特徴を述べるのは難しいが、大雑把には3つの心理特性のいずれかを示す傾向がある。ひとつは、それまでの性格がますます顕著になる先鋭化である。2つは、これまでの職業生活の中で抑制されてものが表面に出てくる反動化である。3つ目が、いわゆる人格的な角がどれる円熟化である。
●心と脳
精神活動の源が脳活動にあることは、ガレノス(131〜201)によって早くから指摘されてはいたが、科学的な探求は1796年のJ・ガルの骨相学に始まる。以来200年にも及ぶ思索と研究にもかかわらず、脳と心の関係は謎だらけである。しかし、近年、脳内活動の非侵襲計測技術の急速な進歩によって、精神活動の脳生理学的な基盤が急速に明らかにされてきている。
それでも、心には心独特の法則に支配される世界があるとする考えは、唯心論者の主張ほどには極端ではないが、心の研究者のみならず広く一般に抱かれている。心理学の研究者は、脳科学の知見に十分に配慮しながらも、心の不思議を独自の科学的な方法論に従って研究し、その存在価値を高めている。
脳還元主義の対極には、なんでも心の問題に還元してしまう心理主義もあるが、これは、1歩間違えると、えせ宗教まがいの神秘主義に陥る危険性をはらんでいるし、さらに、すべてを個人の心の問題としてかたをつけて終わりとする思考停止的傾向をかもしだすこともある。その防波堤となり、人を心への健全な関心へと導くのが心理学の役割である。
- 「思想というフィクションは、人間の飢えを必要とします。物質的にも飢え、精神的にも飢えて仕事は退屈と悪事と貧乏とを遠ざける。
アンドレ・モロア フランスの文芸評論家・伝
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日本の大卒者は年間およそ60万人。
仕事あっての人生。
仕事がなければ、退屈もするし、やってはいけないこともせざるをえなくなることもありし、貧乏にもなる。
実は、日本では、大学生への求人は、就職したい学生よりも多いのである。
問題は何かというと、まずは、就職しようと思わない学生がいること。
さらに、自分の気に入った仕事以外はしたくないとする学生がいること。
そして、やっかいなことに、自分のやりたいことに固執する学生がいること。
大震災があったとはいえ、日本社会、豊かさの極み。
その豊かさを生れた時から享受してきた若者。
これからが大変。
しかし、
耐えよ、忍べよ、頑張れ
の精神主義では動かない。
それでも世界的に発生している災害、政治的混乱、経済不況は、いやおうなしに若者を巻き込む。
まずは、抵抗、反対の意思表示。それをどれほど大人、政治家が受け止められるか。そして、社会改革に世代を超えて共に歩みだせるかどうか。
すでに、その兆しはあちこちで発生している。
年寄りは、わくわくどきどき静かに見守るしかない。
すっきりと、目が覚めた
外は真っ暗。
時計をみたら4時50分。
昼寝をしすぎたなーと思って、tvスイッチをいれて、
ぼんやり見ていたら、どうも朝らしい。
振り返っても判然としない。
しかし、次々と明らかになる事実に、日曜日朝であことを認めることになった。
となると、昨晩は、9時ころから一気にトイレ起きもなく寝続けたことになる。
こんなことひさしぶり。
健康の兆しなのか、はたまたーーーー
4日ぶりかなー
好天につられて、思い切って散歩に出た。
写真は数枚とれたが、
歩くほうが全然だめ。
腕の痛みが歩行にも微妙に影響しているのかも。
手って偉大だなー
仕事へのあなたの考え方を根本的にあらためてください。
仕事は給料をもらうためのものです。あなたの性格を変えるためのものではありません。
店員という仕事、「買ってもらってなんぼ」の仕事です。そのためにどうしたらよいかだけを考えるべきです。考えてもわからなければ、教えてもらうことです。そしてそれを実践してみることです。
甘えてはいけません。性格が仕事に合わないというのは逃げです。
仕事がうまくいった結果として、あなたが変われればそれはそれでよし、変われないとしても、それはそれでしかたがないのです。
仕事ができなかったら、それはその理由で転職すべきです。性格を理由にしてはいけないと思います。それをしてしまうと、転職しても、また同じ轍をふむことになります。
仕事は給料をもらうためのものです。あなたの性格を変えるためのものではありません。
店員という仕事、「買ってもらってなんぼ」の仕事です。そのためにどうしたらよいかだけを考えるべきです。考えてもわからなければ、教えてもらうことです。そしてそれを実践してみることです。
甘えてはいけません。性格が仕事に合わないというのは逃げです。
仕事がうまくいった結果として、あなたが変われればそれはそれでよし、変われないとしても、それはそれでしかたがないのです。
仕事ができなかったら、それはその理由で転職すべきです。性格を理由にしてはいけないと思います。それをしてしまうと、転職しても、また同じ轍をふむことになります。
名言効果
さて、格言、箴言など含めて名言の話です。言葉がその力をいかんなく発揮することを実感できる象徴的な使い方ですね。
自分は名言が大好きです。
自分の著書にも実によく活用しました。章扉にその章に関連した名言、本文の随所に内容に関連した名言を入れました。
そこでは、どういう効果をねらったかというと、一つは、補強効果です。自説を補強してもらうために名言を使うのです。とりわけ、有名な哲学者や経営者の名言は、効果的です。この場合は、さらに自説の権威づけ効果もねらっています。
2つは、要約効果です。章扉に
掲載する名言では、その章を一言で要約する、そして、記憶に残してもらうのです。これは、引用よりも、自分で考えた名言?もあります。
3つは、メリハリ効果です。話が平板になってしまったときに、名言を入れると、引き締まります。
これほどあれこれ効果のある名言。
心元気にするために使わない手はありません。
さて、格言、箴言など含めて名言の話です。言葉がその力をいかんなく発揮することを実感できる象徴的な使い方ですね。
自分は名言が大好きです。
自分の著書にも実によく活用しました。章扉にその章に関連した名言、本文の随所に内容に関連した名言を入れました。
そこでは、どういう効果をねらったかというと、一つは、補強効果です。自説を補強してもらうために名言を使うのです。とりわけ、有名な哲学者や経営者の名言は、効果的です。この場合は、さらに自説の権威づけ効果もねらっています。
2つは、要約効果です。章扉に
掲載する名言では、その章を一言で要約する、そして、記憶に残してもらうのです。これは、引用よりも、自分で考えた名言?もあります。
3つは、メリハリ効果です。話が平板になってしまったときに、名言を入れると、引き締まります。
これほどあれこれ効果のある名言。
心元気にするために使わない手はありません。
学問と知恵
富があっても幸福にならないように、学問があっても知恵は得られぬ。
(シュヴァリエ・ド・ブーフレ)
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対比の妙がこの名言を取り上げさせた。
富と幸福。
学問と知恵。
いずれも、前者があれば、黙っていても、後者が手に入ると思われているところをついた名言である。
富、学問は、幸福になる、知恵者になるための基盤であることは間違いない。
しかし、そのためだけに努力を傾注して、幸福にも知恵にも無縁な一生を終えてしまうこともある。
幸福者、知恵者になるための決まり切った方策はないだけにやっかいであるが、
身の回りに、
富がなくとも幸福な人
学問がなくとも知恵者
がいる。そんな人から丸ごと学ぶしかない。
- 幸福感(subjective well-being)
広瀬弘忠によると、大災害に遭遇して幸運にも生き延びた人々の中にさえ、打ちのめされた心の回復初期の一瞬に、安堵感と自分だけが助かったことを感謝する至福感(災害後ユートピア感)に満たされることがあるらしい。あるいは、交通事故による脊椎損傷で車椅子生活を余儀なくされた人でも、経過年数が長くなるにつれて幸福感が増すということを示すデータもある。幸福感は、このように、その人が置かれている厳しい現実によってよりは、心の特性や持ち方によって規定されているところがある。そこを強調して「主観的」幸福感と呼ぶこともある。自尊心が満たされている、外向的である、信仰心が厚いといったような人々は高い幸福感を感じており、また、社会的な活動をしているほど幸福感も高い。
ブログ内容の一部をFBとtwitterに転載させていただいている。
おかげで(だと思う)、ブログのアクセス数がかなり増加した。
感謝である。
それにしても、FBもtiwitterもシステム内容のメンタルモデルがまったくできていない。したがって、今のところ、ごくごく限定的な活用にとどまっている。
疑問その1
FBの友達」申請って、どうやって、名前があがってくるの?
以前は、誰かれなく、申請があれば、クリックして友達になっていたが、あるとき、「あいさつくらいしろよ」と抗議されてからは、怖くなってクリックするのを慎重にやるようにしている。
疑問その2
twitterでは新聞社のニュースと、かなりの著名人の日記風記事しか載っていないのはなぜ?
いや著名ではない(と思う)twitter投稿常習者の記事しかのっていないのはなぜ?
向社会的行動(prosocial behavior)
人のため、社会のために無私の心で行う行為。寄付やボランティア活動を支える心性のひとつである。
向社会的行動は、その結果として報酬を求めないこと、自発的に行われることが条件となる。行動の結果として得られる他人との親和欲求の満足や、自尊感情や自信の高まりといった内的な報酬が、向社会的行動を支えている。
愛他心に発するものであるが、たとえば周囲に助ける人がたくさんいるような(責任分散)状況のときは、自分がしなくともという抑制が働く。このように、状況によっても向社会的行動の発現は影響を受ける。