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生産的教養と消費的教養

2013-09-30 | 名言の心理学
生産的教養と消費的教養

坂東真理子
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生産的教養とは、仕事をするために役立つ教養。読み書きそろばんである。
消費的教養とは、それに触れることで心が癒され豊かになれるような教養。多くは、個人的な趣味の領域に入る。
いずれも大事であるが、今の大学では、学生の就職力を高めることが必須ということもあり、生産的教養のほうに重点が置かれている。
しかし、消費的教養のほうは、知のインフラだと思う。これが貧弱だと、文化が劣化する。人間も深みがなくなってくる。
かつての大学は、消費的教養を教える教員、それも重鎮がいて、大学を牛耳っていた。
今やその面影がない。心配である。資金に余裕のある大学は、がんばってこういう教員を抱えて、日本の文化を支えることに貢献してほしい。国も、一つの文化政策として、消費的教養研究者を支援すべきではないか。

こんな解析もあった!

2013-09-30 | Weblog

順位 ページ名 投稿日時 公開コメント数 公開TB数 閲覧数
1 トップページ 171 PV
2 ●●元気づけ本」頭を元気にするキーワード 2013-09-28 03:23:27 0 0 42 PV
3 世代間対立を超えて 2013-09-28 03:37:04 0 0 40 PV
4 練習」名言の心理学 2013-09-28 04:31:56 1 0 34 PV
5 アーカイブ 34 PV
6 安全・安心 2013-09-28 03:35:18 0 0 32 PV
7 デザインと使い勝手 2013-09-27 20:16:43 1 0 22 PV
8 一駅手前でおりて 2013-09-27 19:51:20 1 0 14 PV
9 基礎研究はなぜ大事なのか 2011-05-27 02:49:36 1 0 12 PV
10 ヒューマンエラーを防ぐためのマニュアル作... 2008-09-29 14:53:44 0 0 11 PV
11 作動記憶(working memory)(学生が解説す... 2012-02-14 04:00:47 1 0 10 PV
12 またまたコンビニ決戦 2013-09-27 05:14:04 0 0 10 PV
13 毛布かけてが正解だった 2013-09-27 05:19:56 1 0 9 PV
14 CD屋さんが消えた! 2013-09-26 22:17:37 1 0 8 PV
15 「(効率優先による)使命の取り違えエラー」 2009-03-26 08:33:37 0 0 7 PV
16 校舎建築なう 2013-09-27 11:21:51 0 0 7 PV
17 過剰安全」安心・安全の心理学 2013-09-27 05:12:53 0 0 7 PV
18 アイコニック・メモリー(学生が解説すると) 2012-01-28 03:53:25 1 0 6 PV
19 四苦八苦 2013-09-27 06:01:28 1 0 6 PV
20 メタ認知力とは 2008-09-22 04:26:20 0 0 6 PV

愛読感謝です


制度いじり

2013-09-30 | 教育

公立の小中高一貫の看板映像を紹介した
多分、県立になるのだと思う
さらに
都教育委員会は、4,4,4一貫性の検討とのニュースも

発達段階との適合性が心理学者としてはもっとも気になる
中学が青年期前期、高校が中期、大学が後期
これは適合性があると思う
小学校6年間に発達段階的な区切りを入れるとすると、4-2かなー
あるいは、3-3かなー
具体的操作期から形式的操作期への移行期あたりが考えどころかなー

それにしても
教育にいきずまり感でもあるのか<<いつの時代、どんな制度でも、あり続けるのが教育
大学も含めて
あれこれの制度いじりが目立つ

確かに制度を変えれば中身も変わる
それはしかし、いいほうへの変化だけではないので
判断が難しい







ゴルフ

2013-09-29 | 心の体験的日記
まったく興味も関心もない
でも、ちまたではゴルフしないで何が楽しみ?
というほど
テニス仲間も、合間には、いつゴルフするかの相談ばかり
自分一人だけ仲間はずれ
でもねー
あんなボールころがし
何がおもしろいのかねー

それに一日1万もするようなお金をかけるなんてねー
信じられない!!



半沢もあまちゃんも見なかった

2013-09-29 | 心の体験的日記
それでも半沢は一度くらい
あまちゃんは、なんども断片的に
見なかったのではなく
みれなかった
生活スケと合わなかったから
残念なことをした
連ドラ
むかしは、かかさずみていた
不思議に、熱中させられる
一日、1週間のスケにメリハリがつく
いささか、年をとってから生活スケがルーズになってきているので
TV視聴にハリをつけることを考えてみたほうがよいかも


ワインのボトルが大きすぎる

2013-09-29 | 心の体験的日記
ワインはわいわいがやがやの雰囲気で飲むのが一番あっているのかも
それでも、時折、晩酌にビール代わりに飲みたいことがある
フルボトルでは大きすぎる
ハーフをみつけてかってきて飲んだいるがそれでも半分残る
これがプレッシャーになってあまりワインは飲めない
先日、ハーフのさらに半分200ミリリットルくらいのワインをみつけた
数本買ってきた
唯一愛飲している、いや名前をしているシャブリもあった
飲んでみた
ちょうどよい量
これからはこれだなー
さらにシャブリ以外の銘柄を見つけなければ
これが面倒
だいたい値段できめている 笑い


検索用語トップ20

2013-09-29 | Weblog
順位 検索キーワード 閲覧数
1 ヒヤリハット心理学 4 PV
2 長期記憶 例 2 PV
3 作動記憶とは 2 PV
4 ヒューマンエラー 看護 2 PV
5 畑村洋太郎 1 PV
6 認知的体験 1 PV
7 東京成徳大学 特色 1 PV
8 逓減傾向 1 PV
9 生成文法 書き換え 1 PV
10 心理学 空をみる 1 PV
11 心理 辞典 2013 1 PV
12 心は アーミーナイフ 1 PV
13 心 例えると 1 PV
14 情報化社会 コミュニケーションの希薄化 1 PV
15 受容的態度 1 PV
16 作業指示の尊守 1 PV
17 詐欺 防止 心理 1 PV
18 看護研究 インシデント ヒヤリハット 1 PV
19 海保 心理 1 PV
20 モデル論的アプローチ


練習」名言の心理学

2013-09-28 | 名言の心理学
。マイケル・ジョーダンは言った。「1日8時間シ
ュートの練習はできる。でもやり方がまちがっていたら、まち
がったシュートがうまくなるだけだ」>
(土井英司ブログより)
@@@@@@@@@@@@@@@@@

練習は量と反復がすべて
と思っていたが、
そうなのだ。
間違ったことを練習してしまうこともあるのだ。
これは大変なロス。
シュートのような、目標が明確な動作の練習にも
間違った練習の可能性があるのだとすると、
さて、正誤を誰がどのように判断するか。
長時間反復練習が大事ではなく、
そこに正誤の見極めも必要。


世代間対立を超えて

2013-09-28 | 心の体験的日記


高齢者人口が増えてくるにつれて
高齢者優遇政策などへの風当たりが強くなってきている
若者世代が割をくってしまうというわけである。
限られたパイを想定すれば、確かにセロサム状態
誰かが得すれば誰かが損をすることになる。
しかし、パイ全体を増やせば、だれもが得になることも可能
それが成長戦略
しかし、この超成熟社会の日本のどこにその成長をみつけるか
家族ではないかと思う
それも、大家族
3世代家族が同居することで、自然に相互扶助もできる
さらに、リスクのある仕事にも挑戦できる
その兆しは、孫世代の教育への資金援助の仕組み
こうしたことがごく日常的におこなえるのはやはり
大家族ではないかと思う

ここまで書いて、あーんだ、昔へかえろうという話である
ことに気がついた
すみませんでした



安全・安心

2013-09-28 | 安全、安心、
「はじめに」では、安全、安心への市民の不安の高まりを示す世論調査を紹介した。ところが、06年5月21日付け朝日新聞による内閣府の調査によると、日本において「悪い方向に向かっているもの」を選ばせたとところ、治安に関しては38.3%であった。依然としてトップではあったが、98年の19%から毎年漸増が続いていた05年を境に、およそ10%ほど値が下がっている。この低下の意味するところを読みとるのは難しい。巷に氾濫する、ほんのもうしわけ程度の文字もかすれた安全標語の看板の痛みを見るにつけ、安全、安心への関心、備えの低下を反映したものではないことを強く願う。
安全、安心を脅かすものは、どんな社会になっても一定の割合で存在する。したがって、それに対する関心、備えも常に必要となる。関心、備えがなくなってきたところを狙うかのごとく、危険が忍び寄ってくるからである。

●●元気づけ本」頭を元気にするキーワード

2013-09-28 | ポジティブ心理学
2部 頭を元気にするキーワード
ふつふつと思いが湧いてくる
  楽しい思い出  あかるい未来  空想の世界に遊ぶ
時間を忘れる どんどんうまくなる          
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あるがまま 8-4


いいかげん 8-8


オープンマインド8-13
おもしろさ 8-18


改善マインド 8-23
回想 8-26


希望 9-1
逆境  9-9


クイズ9-14

空想
クリティカル・シンキング 9-20


計画PDCA 9-24


元気づけ本

元気づけ本「知は力なり」

●元気づくりの本と名言
 この原稿を書くにあたり、実にたくさんの「元気本」「自己啓発本」を購入してしまいました。ポジティブ心理学の専門書もありますが、圧倒的に多いのは、ハウツー本です。机の周りにあるものだけ、順不同で挙げてみます。
「いつも「いいこと」が起きる人の習慣;自分を画期的に伸ばす19の法則」(トマス・レナード)
「いい言葉は、いい人生をつくる」 斉藤茂太
「名言力」大山くまお
「感動する脳」茂木健一郎
「HAPPIER;幸福も成功も手にするシークレット・メソッド」(タル・シャッハー)
「Happy名言録;一瞬で人生が変わる」ひすいこうたろう+よっちゃん
「人はホメ技で180度変わる」内藤誼人
これで1/3くらいです。アマゾンで、「元気 心理学」でヒットする件数は、74件もあります。それだけ心の元気に関心のある読者が多いのだと思います。
なお、この種の元気本、大きくは2つに分かれるようです。
一つは、「それいけどんどん」元気本です。
断定口調で、心を鼓舞する類の言説で満ちています。
もう一つは、「ゆるゆる」元気本です。自分の本は、こちらです。
もっと力を抜いてゆっくりと明るく生きましょうよというなものです

さらに、私は、名言が大好きです。
著書やブログ、さらには、授業の随所で、さまざまな名言を紹介するようにしています。もっぱら本からとりますが、ウエッブにも名言サイトがありますから、活用させてもらっています。

●知は力なり
 これは、哲学者・ベーコンの言葉としてよく知られています。
 「元気本」は、まさに、元気になるための「知」を提供してくれます。
 ただし、その「知」が力になるためには、それなりの方策が必要になります。それについては、いつものように、最後にまとめるとして、とりあえず、「知」が力になることに関して、少し考えてみたいと思います。
 車の運転免許証を取得するときのことを考えてみます。
 テキストを使った、もっぱら法規や車の構造などに関する知識を学ぶ座学があります。それと並行して、指導員つきっきりの運転実技があります。前者を意味的知識の学び、後者を手続き的知識の学びと呼びます。
 この2つとも、運転に関する「知」の世界を作り出すための学習なのですが、その性質はかなり違います。
 意味的知識の学びは、ペーパー試験でその習得がチェックされます。そして、その知識は、ときおり、必要に応じて思い出すことで、「知」が「力」になります。
 後者の手続き的知識のほうの学びは、もっぱらからだでできるかどうかでその修得がチェックされます。実にこまかく下位目標が設定されていて、達成度がチェックされます。意味的知識がいわば、知っているかどうかが大事なのに対して、こちらのほうは、できるかどうかが大事になります。
 運転免許の場合は、2つの知識がそれほど連動していません。ですから、実技試験は通ったのに、筆記試験はだめという人も、あるいは、その逆の人もいます。
 やや理屈っぽい話がさらに続きます。
 実技では、指導員が言葉を使って教えるところもありますし、実際に手取り足取りで教えてくれることもあります。
「アクセルはスピードを調整します」(意味的知識)、「では、アクセルを少し強く踏んでみてください」(手続き的知識)となります。
そして、手続き的知識は、練習を重ねることで、無意識的、自動的にできるようになって、はじめて力になります。
これが、運転やスポーツなどの技能(手続き的知識)を学ぶときの一般的な過程です。
 やや理屈っぽい余談が長くなりました。
 こうした認知心理学的な知見をベースに、元気本を力にするコツを提案してみます・

●元気本を生かす
①理屈も実践も大事にする
 「畳水練」「畑水練」という言葉はご存知だと思います。知識ばっかりで役に立たないことを揶揄するものですね。そういえば、「知識は敵なり」というスローガンのもと、たくさんの知識人が抹殺されてしまった悲しい歴史も世界のあちこちでありました。
「理屈ばかりこねていないでやってみること」は確かに大事ですが、だからといって理屈抜きでよいかというと、それも学びとしては脆弱です。
 自動車教習所の学び、つまり座学と実習の「黄金率的(最適な配分の)」学びが、学びとしては王道だと思います。その率は、学ぶもの、学ぶ段階によって違ってはきますが。
 元気本についても、確かに、「読んだ、わかった、忘れた」では困りますが、
「読んだ>使えそう>使ってみた>うまくいった>また使う」のサイクルが出来上がれば言うことなしです。
そうしたサイクルにするコツは、まずは、元気本を読むこと。そしてその一部でも、使えるようする努力をすることです。
本シリーズでは、そのために、随所で「ポジティブ心理術トレーニング」を入れてみました。その効果のほど、いかがでしょうか。

②知識を信念にしてしまう
 知識とそれを実践する行為の間には、越えなければならない障壁があります。知ってはいたができない、あるいは、しないとなります。
 これを克服するのは、ひとつには、①で述べたように、理屈だけをこねまわさずにともかくやってみよ、があります。これはこれで有効です。
 知識と行為の障壁を越えるもう一つの方策は、ここでおすすめの知識の信念化です。
 これは、かなりやっかいで知の本質にかかわる話になります。簡単に、「あなたの心の琴線にふれるものが信念になります」といって済ましたいところですが、それでは、スピリチュア言説になってしまいますので、やや長くなりますが、おつきあいください。
ある情報、たとえば、「幸せと目標は切り離せない」という元気づけ言説とその論拠を本で読んだとします。そして、「言っていることはわかった」までは、通常の理解段階です。知識が一つ増えたことになります。
それが信念となるためには、すくなくとも、次のような2つの確信が必要です。(以下、「信念」の項と重複しますが、大事なことなので)。
一つは、その言説が正しいという確信です。これは、頭の中にある関連する既有知識との整合性に依存します。「幸せ」、「目標」といったことに関連する知識のネットワークなかにうまく(矛盾なく)取り込めれば、正しそうだ、となります。
元気本を読む、それもたくさん読むのは、こうした既有知識を豊富にしておくことになります。そして、信念形成のためのヒント集、というより、それまで無意識的にあなたをガイドしてきた信念の顕在化、言語化の役割を担っていることになります。
もう一つは、その言説が使えそう、有効そうという確信です。この確信がどこから生まれるかは、なかなか難しいところがあります。基本的には直感だと思いますが、それも人生観、人生経験に基づいた直感ではないかと思います。
さらに、元気本や元気づけ名言がよく使う手?は、成功者、偉い人の言説の活用です。
たとえば、松下幸之助語録。膨大な言説がたくさんの著作として公表されています。そんな成功者、偉い人が言うなら、自分もやってみよう、ということになります。「権威づけ効果」です。あるいは、自分の身近にいる尊敬している人や私淑している人の行動や言説も信念化には有効です。

③時には、信念チェックをすることが必要
 このようにして、元気本などから仕込んだ知識が信念として機能するようになると、世の中の見え方が変わります。行為の方向性が定まり、元気に動けます。知識が行為としてスムーズに実行されるようになります。かくして、まわりから、あなたは信念の人とみなしてくれます。
 ただし、という話を最後に付け加えておきます。
 信念は、あなたの頭の中で作り出されます。現実の中にある事実を積み上げて帰納的に作りだされた世界ではありません。したがって、信念と現実との間にはズレがでてきます。
信念に基づいた行為とは、信念と一致するように現実を変えようとするものです。あくまで、現実のほうを変えようとするのです。ですから、当然、現実からの抵抗がでてきます。
 その抵抗と戦うためには、信念にかかわる知識の真実性が問題になります。そこが脆弱だと、足元をすくわれます。信念が強力なほど、真実性のチェックが甘くなります。というより、信念を強化する情報しか受け付けなくなります。思い込みの世界に入りこむリスクが高くなります。
 このリスクを少しでも低くするためには、
・ぶれない信念を持ちながらも、まわりの意見、情報にも耳を傾けることによって知識
の真実性チェックをする心構え(信念?)を持つこと
・現実が信念の方向に変わっているかどうかを厳格に査定すること。できれば、自分で
 はなく、周りの人に査定してもらうこと。
ではないかと思います。