心の風景  認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

●心理統計

2018-10-20 | 心理学辞典
●心理統計
心理実験やアンケート調査から発生する数値データを解析するために使われる統計。
○記述統計
大量データをグラフ化したり、平均や標準偏差などで指標化する
○多変量解析
多数の指標について得られた大量データを用いて、データの背後にある構造を明らかにしたり、予測をしたりする。
○推測統計
・得られたデータセット(標本)は、たまたま(確率的に)得られたもの
・標本の特性(平均や標準偏差など)から、その標本が抽出された母集団の 
 特性を推論する。
例 支持率の世論調査
   ランダムに選ばれた1000サンプルくらいに調査して、有権者(母
  集団)の支持率を一定の誤差の範囲内で予測する。

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●心理実践家(psychological practioner)

2018-10-18 | 心理学辞典

●心理実践家(psychological practioner)
近年、日本でも、人の心にかかわる、いわゆる心理実践家が増えている。大きくは二つの領域がある。

一つは、心のケア(癒し)にかかわる実践家である。カウンセラーや心理療法家などである。臨床心理士、学校心理士、産業カウンセラーの資格制度もある。

二つは、心の健康・強化にかかわる実践家である。知的な面では、発想法の訓練や記憶力の指導など。感情面では、あがりや集中力などの気持ちの自己コントロールの強化など。
いずれも科学としての心理学の基礎知識と技能を身につけた専門家が、人への慈しみの心を持って携わるべき仕事である。
心理実践家の基礎資格として、日本心理学会では、一九九○(平成二)年より認定心理士の制度を開始している。心理実践家の職種や職場については、『心理の仕事』(朱鷺書房)が参考になる。
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●心理的時間(psychological time)

2018-10-14 | 心理学辞典

●心理的時間(psychological time)
時計時間では同じ10分でも、心で感じる時間は、状況によって変わってくる。
たとえば、楽しい一時は、あっという間に過ぎ去るが、あとから振り返ると長く感じる。
松田文子によると、心理的に長いと評価されるのは、その人に固有の生理的時間(テンポ)が早く、生理的に興奮し、注意を集中し、その間に生起事象が多かったときである。
また、時間についての意識や態度には、時間不安、将来展望、活用法などについてかなりの個人差があることも知られている。

「参考」アインシュタインのことば

『熱いストーブの上に手を置くと、1分が1時間に感じられる。でも、綺麗な女の子と座っていると、1時間が1分に感じられる。それが、相対性です』

桜コメントより

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●心理実験

2018-10-11 | 心理学辞典


●心理実験
心理学の実験も、自然科学での実験と同じ論理で行われている。
因果関係についての仮説に基づいて、原因(独立変数)を操作して、結果(従属変数)がどうなるかを、厳密な条件統制のもとで吟味する。
  例
    飲酒------>運転ミス
  独立変数ーーーーーー>従属変数
       条件統制
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●精神分析 

2018-10-08 | 心理学辞典
●精神分析  
この壮大な理論は一体何なのか。

2000年間で最大の発明の一つ                 J.フロイトの精神分析理論がどれほど重要かは、次のような指摘からもうかがい知ることができる。  
・「2000年間で最大の発明は何か」の中で、S.タークルは、フロイトの無意識の発見を挙げている。  
・人間観にコペルニクス的変換をもたらしたのは、C.ダーウインの進化論、精神分析、
・アメリカの心理学者があげる心理学史上、もっとも重要な著作の著者として、フ ロイトが挙げられている。

ところが、これほど高い評価を受けている精神分析が、心理学の「研究」の主流には一度もならなかったのである。毎年開催される日本心理学会の発表は1000件近くにもなるが、精神分析的研究と言えるものは皆無といってよい。

ところが、精神分析の「影響を受けている」研究となると、その数はそう簡単には言えないくらいに多い。

さらに、心理学の「教科書」で、精神分析に触れないものも、これまた皆無である。  

こうした奇妙な扱いをうけている精神分析なのだ。
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●心理テスト

2018-10-06 | 心理学辞典

●心理テスト
心理テストと銘打っての自己チック方式のものの多くは、自己チェクリストと呼ぶべきです。それは、自ら振り返る際の手がかりを提供するものです。
それに対して、心理テストは、
①測定概念がはっきりしている
②予備調査によって、ひとつの概念に複数項目でのチェックを得点化する
③大集団に実施して、ノルム(平均は標準偏差)を決める
④個人の得点をノルムと比較することでその概念をどれほど持っているかを
 たとえば、偏差値などで判定する

こうした一連の手順を心理検査の標準化と呼ぶ。
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産業・組織心理学」増刷11刷り

2018-10-05 | 心理学辞典
産業・組織心理学 (朝倉心理学講座)
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2018年9月20日
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●心理測定

2018-10-05 | 心理学辞典
●心理測定
自然科学の測定は、測定されるものに影響されないように、測定の標準化がなされている。人が対象の場合、測定されていると意識したとたん、変化してしまうことがある。研究者も被験者も人であることから測定の難しさの一つがこれである。
 例 ①ホーソン研究
   ・作業環境の影響を調べようとした
   ・どんな条件でもあまり差がない
   ・実験の対象であるという意識が能率を高めた
   ②実験者効果
     実験者の期待が被験者の行動に影響してしまう
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●神経心理学(neuro-psychology)

2018-10-02 | 心理学辞典

●神経心理学(neuro-psychology)
心の働きは、神経生理学的機構にその基礎を置いている。一九六四年に、R・スペリーが、左右の脳半球の分離患者で見いだした、右脳と左脳の機能差(laterality 側性化)の研究がきっかけになり、高次の認知機能(知覚・思考・判断)の神経生理学的基盤への関心が高まった。最近では、脳機能測定のための革新的な器具の開発 (positron emission tomography, magnetic resonance imaging)と、並列分散処理モデル(神経ニューロンの学習的な結合を想定したコンピュータ・モデル)の登場などによって、研究が加速している。

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●ポジティブ・コミュニケーション

2018-10-01 | 心理学辞典
●ポジティブ・コミュニケーション

1) 自分が元気になる
これは言うまでもないことですが、一番大事なことです。頭も気持ちも元気に保っていれば、それが周りに自然に伝染するからです。元気の感染源なら、誰も文句は言いません。

2) それを体全体で表現する
そして、心の元気はからだに無意識に反映されますから、あまり、これは意識することはないのですが、それでも、顔の緊張をゆるめ、姿勢を正し、顔をあげてゆったりとくらいの気持ちはあったほうがいいですね。
 一番は、笑顔です。笑顔つくりを毎朝、鏡でやってみてください。それだけで、元気になれます。

3) それを言葉で表現する
これは、かなり意識的な努力、そして、習慣化が必要です。
周りを元気にする3つの言葉、「挨拶言葉」「ほめ言葉」「感謝言葉」を豊かにして、TPOに応じて口に出す習慣をつけることです。
さらに、次の2つを克服ができるようにしておく必要があります。
・照れくささ 
  特に、家族となると、これが邪魔になります。
・ネガティブ認知優先 
  特に、出来上がりに高い完成度をもとめる場合は、「まだ」「もっと」のほうについ目がいってしまいがちになります。

4) 周りの元気を積極的に受け入れる
いつもいつも元気というわけにはいきません。そんなときこそ、
周りの元気に自分が感染するようにしておくのです。周りから元気をもらうのです。
誰かがユーモアを発したら、即座に率先して笑う。ありがとうと感謝されたら即座に「ありがとう」を返すのです。
自分を周りに敏感に応答できるようにしておいて、周りの「喜」「楽」だけでなく、「怒」「哀」をさえも共有し、それに巻き込まれてしまうくらいの気持ちがあってもよいと思います。
これは共感性を高めることにつながりなります。

 最後に、あのニーチェの言葉を引用しておきます。味わってみてください。
「今日からは、日に十回は周囲の人々を喜ばせるようにしようではないか。
そうすると、自分の魂が治療されるばかりではなく、
周囲の人々の心と状況を、確実に好転していくのだ。」
(ニーチャの言葉」(Discover)より)
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●心的機能

2018-09-30 | 心理学辞典


●心的機能
①低次の心的機能  反射 本能など
  生まれつき 個人差なし  
②高次の心的機能  記憶 思考 判断など
  後天的  個人差が大きい
③超高次の心的機能 志向性 能動性 愛など
  宗教的 
  「人間性心理学」として脈々と続いている

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●「心理学」ブーム

2018-09-29 | 心理学辞典

●「心理学」ブーム
安定かつ豊かな社会は、とりわけ、心への関心を高めるようである。「心理学」ブームが今年も続いている。マスコミでは、クイズ風に心の解釈をしてみせるココロジー(心とpsychology/ecologyの「‐gy」とを組み合わせた造語)、あるいは、心霊、霊能力、霊界など神秘的・超自然的現象(オカルト occult)への関心、そして情報化社会がもたらした仕事の変質によるストレス解消のためのビジネスの隆盛などなど。いずれも、学問としての心理学のブームではない。一般の人々が自分なりに持っている心についての経験的な知識や信念に基づく素朴心理学から発するものである。しかし、そこには、心の科学としての心理学への期待が反映されている。

さらにここにきて、公認心理師という国家資格がスタート。その成り行きが注目される。
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●親密さ(intimacy)

2018-09-27 | 心理学辞典

●親密さ(intimacy)
親密さは、接触頻度、情報や感情体験の共有、返礼的行為などによって作り出される。
そこで、これらを意図的に操作して親密さを作り出して人を騙すことがある。主婦仲間などの詐欺被害で、「まさかあの人が」といった言説がなされることがあるのが、その例である。
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● 心身一如 

2018-09-25 | 心理学辞典

● 心身一如 
心身一如(しんしんいちにょ)とは、心とからだは一体(一如)という意味。
これは古くから、心身問題、心とからだとがどのように関係しているのかという問として、哲学的あるいは科学的に追及されてきた大問題である。

最近の脳科学の目覚しい進歩によって、心の問題は脳の問題となってきているので、「身」の代わりに「脳」、したがって、心脳問題と呼ぶほうが適切かもしれない。

「心の問題は脳の問題」と言ったが、これは、素直にとれば、心は脳ですべて説明できることになる。確かに、今の脳科学のめざましい発展からするとそれでどこが問題なの、と思われてしまいかねないが、ことは、そうは問屋がおろさない。
このように、心はすべて脳で説明できるという立場を脳還元論、あるいは心脳一元論と言います。
しかし、我々のような心理学者は、心の世界には、脳には還元できない(説明できない)世界があるとの確信のようなものを持っている。

ここ確信を支えているのが、心脳2元論である。心と脳とは別世界、ただし、2つの世界を行き来するところはあるとする立場である。かの有名な哲学者・デカルトがこの説をかつて提唱している。
脳還元論は、暗黙裡に、心の現象を引き起こす原因として脳を想定しているが、そこまでは強い立場ではなく、心脳並行論というのが、心脳2元論との折衷的な立場としてある。心と脳、それぞれの世界の独自性は認めながらも、しかし、一方から他方への因果的な影響は想定せずに、しかし、心と脳は並行的に機能している、というものである。
心理学者や心に関心を持つ脳科学者の多くが、この立場に立って研究をしているが、両者の究極のねらいは異なっている。
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●情の働きの今

2018-09-22 | 心理学辞典

●情の働きの今
年間自殺者2万人超えは尋常の数字ではない。物質的な豊かさのなかでの心への配慮不足が気になる。
過度のストレスや感情コントロール不全をもたらしている社会的な要因の排除と、心のケア・システムのよりいっそうの充実とが早急に求められている。


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