心の風景  認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

●情の働きの今

2018-09-22 | 心理学辞典

●情の働きの今
年間自殺者2万人超えは尋常の数字ではない。物質的な豊かさのなかでの心への配慮不足が気になる。
過度のストレスや感情コントロール不全をもたらしている社会的な要因の排除と、心のケア・システムのよりいっそうの充実とが早急に求められている。


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●神経心理学(neuro‐psychology)

2018-09-21 | 心理学辞典


●神経心理学(neuro‐psychology)
心の働きは、神経生理学的機構にその基礎を置いている。脳波を使った研究は、古くから行われてきたが、一九六四年にR・スペリーが左右の脳半球の分離患者で見いだした半球の機能差(ラテラリティー 側性化)の研究が、脳機能の測定器具の開発(X線脳断層撮影CT、PET)に助けられて、神経心理学の研究を一気に加速した。
動物の脳の破壊実験や薬物投与実験、脳障害患者の脳検査と心理実験、さらには、コンピュータ・シミュレーションを使ったモデル実験など多彩な研究が行われ、心の物質的な基盤についての知見が蓄積している。
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●身体性認知(embodied cognition)

2018-09-20 | 心理学辞典

●身体性認知(embodied cognition)
認知活動を、知識と身体と状況とのダイナミックなやりとりとしてとらえていこうとする認知研究の立場。
身体が動けば状況は変わる。それに応じて、使われる知識の量も質も変わる。結果として、認識もダイナミックに変化する。
認知活動を頭の中に自閉されたシンボル情報処理としてとらえる立場と対立する。
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思考と感情の辞典(朝倉書店)

2018-09-19 | 心理学辞典
感情と思考の科学事典
クリエーター情報なし
朝倉書店



かなり古い本ですが、
ふと頭をよぎったので、検索してみました。
きっちりとランクまで表示されているのには、びっくり。

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●進化心理学(evolutionary psychology)

2018-09-19 | 心理学辞典


●進化心理学(evolutionary psychology)
心が遺伝的に規定されるとしても、遺伝子そのものは長い年月をかけた進化の産物でもある。アメーバから人まで系統発生的観点から、かつ環境・社会への適応と制約という観点から、心や行動を吟味することになる。長谷川寿一らによると、配偶者選択、裏切者の検知、養育、言語、社会的行動などの領域で興味深い知見が蓄積されつつある。とりわけ、個体ではなく、種の共有遺伝子が増加する方向に進化するとする包括適応度の概念は注目されている。
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●自立(independency)

2018-09-16 | 心理学辞典

●自立(independency)
自立は発達心理学、とりわけ幼児期と思春期の心性を理解するためのキーワードであるが、心身に障害のある人々にとっても、その意味あいは少し異なるものの、自立は重要なキーワードのひとつである。自立なくして自己実現は不可能だからである。
崖から突き落とすような乱暴な自立の方策は望むべくもないが、納税の義務を果たせるまでの自立あたりをめざしたい(櫻田淳による)ものである。

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●情報源記憶(source memory)

2018-09-15 | 心理学辞典

●情報源記憶(source memory)
あることを思い出したときに、それをいつどこで入手したのかを思い出せることもある。前者を意味記憶、後者をエピソード記憶という。
情報源記憶は、エピソード記憶にかかわるが、これには、さらに、今思い出していることを、自分が頭の中で考えたことか、それとも現実に起こったことかの区別ができることも含む。この区別を特に、現実世界と思惟世界との峻別ということで、現実モニタリング(reality monitoring)という。
鍵を締めたつもり(省略エラー)、あるいは、自分で考えたつもりが人のアイディアだったなどは、現実モニタリングの混乱の例である。
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●情報

2018-09-13 | 心理学辞典

●情報
定義としては、「受け手にとって、なんらかのあいまいな事態があるときに、そのあいまさいを減少させるもの」
あいまい事態を定量化する(情報量)
選択枝の数が2つで、ともに同じ確率で起こるなら、1ビット、4つなら2ビット、8つなら3ビット、―――のように量化する。
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●宣言的知識と手続的知識

2018-09-09 | 心理学辞典
宣言的知識と手続的知識

 宣言的知識は、エピソード的知識と意味的知識とに分かれる。

エピソード的知識は、体験を通して身につける知識であるところから、体験知とも呼ぶにふさわしい。異なる文化では異なる体験をすので、我彼の知識は、この体験知において異質性が顕著になる。

これに対して、意味的知識は、普遍的かつ真理性基準を満たしているもので我彼の違いは程度問題に過ぎない。体験知に対応させて、これを論理知と呼んでおく。

 手続的知識にも、「いかに--するか」というルールの形で提供されるルール・ベースの宣言的知識に基づくものと、モデル(師範)の模倣という形で提供されるものに基づくものとがある。いずれも、長期間にわたる、認知的および運動的な技能訓練を経ることが必須である。
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公認心理師の資格試験が、いよいよ9月9日に!!

2018-09-08 | 心理学辞典
http://shinri-kenshu.jp/support/examination.html#exam_001_anchor_01

難産だった、それだけに心理学徒の強い願望でもあった公認心理師の試験が
ようやく開始される。

臨床心理士が、民間資格なのに対して、
こちらは、国家資格。

臨床に偏るのはいたしかたない。
学問の社会的需要なのだから。

「参考」HPより
公認心理師試験は,公認心理師法第5条に基づき「公認心理師として必要な知識及び技能」について行われる。
また,同法第2条では「保健医療,福祉,教育その他の分野において,心理学に関する専門的知識及び技術をもって」公認心理師の業務を行うこととされている。さらに,同法第42条第1項では「公認心理師は,その業務を行うに当たっては,その担当する者に対し,保健医療,福祉,教育等が密接な連携の下で総合的かつ適切に提供されるよう,これらを提供する者その他の関係者等との連携を保たなければならない。」とあり,同条第2項では「公認心理師は,その業務を行うに当たって心理に関する支援を要する者に当該支援に係る主治の医師があるときは,その指示を受けなければならない。」とされている。
このような公認心理師として業務を行うために必要な基本的知識及び技能を具体的な項目で示したものが,公認心理師試験出題基準である。公認心理師試験委員会は,公認心理師試験の妥当な内容,範囲及び適切なレベルを確保するため,この基準に拠って出題する。
したがって,公認心理師試験出題基準は,大学及び大学院の教育内容すべてを網羅するものではなく,また,これらの教育の在り方を拘束するものでもない。

●http://neko-to-hirune.blog.jp/archives/51957679.html
第一回受験をした方の印象記が掲載されています。
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●メンタルモデル

2018-09-08 | 心理学辞典

●メンタルモデル

人間は、普通、自分の身のまわりについて、それなりのまとまりをもった認識をしている。時には、あまり適切でなかったり、誤っていたりすることがあっても、である。この認識を成立させているのがメンタルモデルである。
 メンタルモデルとは、日本語にすれば、心のモデルである。人が、心の中に作り上げる世の中についての仮説と言ってもいい。それは、今、目の前に見える世界についてのモデルであることも、見たことも触れたこともない世界についてのモデルであることもある。この世で出くわす、ありとあらゆることについて、それぞれメンタルモデルは作り出されていると言ってよい。
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●処理水準

2018-09-07 | 心理学辞典

●処理水準
処理水準とは、短期記憶において、表層的な知識から深層(意味的)知識まで、どのレベルで精緻化リハーサルをするかである。
深く処理されたほど、長期記憶において良質の知識として貯蔵される。換言すれば、多くの他の知識要素とリンクを張っていることになる。

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●同化と調節

2018-09-06 | 心理学辞典

●同化と調節

同化とは、ちょうど食物を消化、吸収するようなもので、入力情報を長期記憶の中にある知識(ピアジェのことばを使えばスキーマ)の中に取り込むことである。

調節とは、歯もまだ十分にはえていない幼児が少し固いものを食べるときのようなもので、既有の知識の中にうまく取り込めない情報が入ってきたときに、既有の知識の組み立てを少し変えたりして、何とかしてその新しい入力情報を取り込むことである。取り込めるように、既有知識の変更ができたとき、調節に成功、そして「わかった」ということになる。取り込めなければ調節に失敗したことになり、「わからない」ということになる。

同化が既有知識を一層強固なものにするのに対して、調節は、新しい知識の形成につながる。
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●承認欲求(need for approval)

2018-09-05 | 心理学辞典
●承認欲求(need for approval)

欲求は生理的欲求と社会的欲求とに分けられている。承認欲求は社会的欲求の一つである。周囲の人びとから自分の能力や性格などを認めてもらいたいとの思いである。社会的欲求の特性として、生理的欲求とは違って、満足されることのない欲求である。
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●情動知

2018-09-03 | 心理学辞典

●情動知

野田正彰は、身体全体でしかも感情的な興奮のなかで自己や共同体の運命を直感的に悟る情動知の世界を、コンピュータが扱う情報の世界に対置させ、その間に、知恵、知識を置く知の階層モデルを提案している。そして、最近の知をめぐる状況を、アトム化し冷え切った情報知の世界(冷たい認知)の肥大ととらえ、情動知(暖かい認知)の復権を訴える。前項の実体験欠乏症に、情動知の欠如がもたらす破局的な姿をかいま見る。

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