心の風景  認知的体験

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認知的体験
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●回想療法

2019-01-24 | 心理学辞典
●回想療法

 もっぱら高齢者を対象にした心理療法の一つである。
 事をあまり単純化してしまうと、当事者から叱られるかもしらないが、回想療法とは、過去の思い出を引き出して、高齢者の頭の働きを活性化し、さらに、過去を思い出させることによって、人生のストリー作りをさせようというものである。

 自分も現在76歳。

 過去が忽然と思い出されることがある。楽しい思いでもあるが、つらい、悲しい、思い出したくないことも、雑多に思い出させる。
楽しい思い出は、気持ちを元気にしてくれるが、反対に、つらい思い出は気持ちを落ち込ませる。
 回想療法の本が何冊が手元にあるが、思い出したくないことを思い出してしまったときにどうするかが書かれていない。
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●認識

2019-01-23 | 心理学辞典
●認識
心理学用語としてはあまり使われていないが、一般的な用語としての使用頻度は高い。「認知」とほど同義。英語は、両者ともcognition。
① 認識は、脳内現象である
「日本より頭の中のほうが広い」(夏目漱石「三四郎」)
② 認識は、現実とゆるい関係がある
③ 認識は、言語とイメージで表象される
④ 認識は、いかなる意味でも、客観性を有しない
⑤ 認識は、その妥当性や正当性に唯一絶対のものはない
⑥ 認識は、外部からの強制によっても形成される
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●認知エキスパート(cognitive expert)

2019-01-22 | 心理学辞典


●認知エキスパート(cognitive expert)
種々の認知機能において、並み外れた能力を示すもうひとつのケースが認知エキスパート(専門家、熟達者)である。雛の雌雄弁別の得意な人、計算機なみの計算技能をもつ人、円周率を4万桁も暗記している人、速読で30分で文庫本1冊を読んでしまう人などである。いずれも独特の方略を使っている。例えば記憶術者は、覚えるものを連合させるための符号表を使ったり、計算エキスパートは、頭の中でそろばんを動かしたりする。したがって、その方略を使うことを訓練すれば、だれしもが一定レベルの認知エキスパートになれる。

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●意識(consciousness)

2019-01-21 | 心理学辞典
2人の学生が解説してみると


●意識(consciousness)

精神分析学では、人間の心を意識・前意識・無意識の3つに分ける。自分で現在認識している内容を意識という。つまり、私達が直接的に心の現象として経験していること、これは私の経験だと感じることのできることを総体的に意識という。意識は短期記憶・作動記憶と関係があると思われる。自分で現在認識していないが、努力すれば思い出すことができる内容を前意識という。前意識は長期記憶と関係があると思われる。自分で現在認識しておらず、努力しても思い出せない内容を無意識という。精神分析学では通常の方法では思い出せない無意識下にあるものを、自由連想法などを用いて意識に持ってゆくことで無意識を理解しようとした。行動主義が「意識なき心理学」と呼ばれるのに対して、認知心理学はその反動として、人間の意識や心を研究の対象とすべきであると主張する。行動主義においては意識は主観的なもので、外から観察できないので、心理学の研究対象から除外されている。(YW)

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意識の辞書的な意味は自分が何をしているか、どういう状況におかれているか、自分ではっきりとわかる状況、とのことです。たとえば、昼飯にカレーを食べている時に、「自分はカレーを食べている」とわかることが意識があるということです。その昔、心理学者のフロイトは意識を意識・前意識・無意識の三つに分けました。意識は簡単に思い出せることで、前意識はなかなか思い出せないが時間が経つと思い出せることで、無意識は自分では思い出せないこと、としました。そしてフロイトは無意識こそが記憶のほとんど占める「氷山の一角」として研究を進めていった。(OK)

  
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2019-01-19 | 心理学辞典

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心理学用語の解説がなかなかのもの。


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●我慢

2019-01-18 | 心理学辞典
●我慢

何かをしたい(欲求がある)のにしないようにする(行動を抑制する)こと。結果として、欲求不満感情が残る。
しないようにする判断ができるためには、メタ認知(自分の心を一段上からモニターしコントロールする)力が必要。
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●人間性心理学

2019-01-14 | 心理学辞典

●人間性心理学
心理学にも、自由意思を積極的に取り上げるべしとする立場もある。人間性心理学という。
①人間は未来に向かって生きている
 例 ナチス強制収容所でのフランクルの体験
②今していること、思っていることの意義を考える
③人間は了解的方法によってしか理解できない。
  注 了解とは、その人の心全体の中での意味を考えること

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●特典除去法(low-ball technique)

2019-01-13 | 心理学辞典

●特典除去法(low-ball technique)
最初に割引きなど客にとって優利な条件を提示して受け入れ購入を決めさせてから、都合で割引き率を下げざるをえないと伝えて強引に購入させてしまう。
逆に、購入を迷っている人に特典を提示して購入を決断させてしまう特典付加法(thats not all technique)もある。
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●トップダウン処理

2019-01-06 | 心理学辞典

●トップダウン処理
・空腹のときには、やたらにレストランの表示が目につく
・サッカーが趣味。それに関連する情報は自然に目に飛び込んでくる
・ある政党を支持していると、それを強化する情報しか受け入れない
一番目は欲求が、2番目は頭の中の知識が、3番目は信念が、集中力をコントロールして、選択的に外の世界の見えを作りだしています。この類の情報処理をトップダウン処理といいます。
トップダウン処理は、雑多な情報のあふれる外の世界から、トップ(欲求、知識、信念)に限定された情報だけを集中して処理します。集中によって選択された情報の処理はきわめてスムーズに行われますが、それ以外の情報は無視されてしまいます。その無視したところに、ミスを防ぐ情報があると、必然的にミスが発生することになります。これが思い込みエラーです。
サッカー好きな人が、オリンピックのニュースで「日本が優勝した」と小耳に挟んだだけで、「サッカーで金メダル」と思いこんでしまうような誤りです。
こうした処理とは反対に、感覚器官からのデータに基づいて認識を構成するような処理の仕方を、ボトムアップ処理という。
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●動機論的説明

2019-01-05 | 心理学辞典


●動機論的説明
例 殺人を犯した(結果)のは、お金目的
目的論的な説明のようであるが、目的を意図した(動機)は、殺人の前。
  動機=>結果と考えれば、動機論的説明も因果的
しかし、動機論的説明の問題点もある。
①異世界の因果は成立するか
  動機、目的は心の世界
  行為は物理的世界
②なんでもできてしまう
  例 本能論と同じ
    それをしたのは、そうしたい本能(動機)があったから
③後ずけ説明の罠に陥りがち
  例 心理解説者の誤謬
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●動機づけ(motivation)

2019-01-03 | 心理学辞典

●動機づけ(motivation)
生体の欲求に訴えて、目的に向けて行動させることをいう。食物やお金など、その欲求満足の対象(誘因)を外部に設定するとき外発的動機づけ、知的好奇心などのように内部に求めるとき内発的動機づけと呼ぶ。外発的動機づけは、「アメとムチ(賞罰)」の心理学の中核をなす概念であるのに対して、内発的動機づけは、人間に固有の自発性を前提にした、人間観が背景にある。

なお、動機づけには、行動を始発させる、行動を目的に向けさせる、行動の方向の正誤を知らせる(強化)の三つの局面がある。
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●投影的理解

2019-01-01 | 心理学辞典

●投影的理解
・自分もそうだったから相手もそう思っているはずという理解の仕方
 例 泣いているは、何か悲しいことがあるからだ
   なんてけちなんだ<本当は自分がけち
・相手が自分と共有時間が長いとき
 例 家族や先生の生徒理解

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●展望記憶(未来記憶)

2018-12-31 | 心理学辞典


●展望記憶(未来記憶)
やるべきことを覚えておくこと。
・何をいつやるかを覚えておく
・手がかりがないと、忘れやすい
・外部記憶の支援が必要
  手帳 見える化 発生時点処理 



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●手続き的知識

2018-12-27 | 心理学辞典

●手続き的知識
身体的な活動の学習を支える体験的な知識のこと。宣言的知識とともに知識の2大分類をなす。その特徴は3つ。
①運動技能のみならず、認知技能(話す、書く、記憶するなど)も、膨大な時間をかけて習得してきた
②いつもと同じ状況で同じようなことが、無意識にできる
③知識の存在を意識しない(暗黙知)
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●沈黙の螺旋階段(spiral of silence)

2018-12-22 | 心理学辞典

●沈黙の螺旋階段(spiral of silence)
意見の対立する社会的な問題があったとき、一般に、多数意見のほうがおおっぴらに意見を公言しやすい。すると、それに影響されて多数派はますます増えて勢いづき、逆に少数派はますます減って沈黙しがちとなる。

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