模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

今年最後の完成品

2018年12月29日 | AFV

今年のプラモは前半随分ダッシュを掛けたのに、夏の釣りシーズンにサボったので、当初の目標であった月一完成が危ぶまれていました。
でも、夏の何もやりたくない合間に、簡単な1/48AFVをこっそり進めていたんです。

昨年の11月のタミヤフェアの雰囲気に飲まれて買ったイタリアの装甲車。
家に帰って冷静に眺めてみると、どうも欲しかったのとイメージが違う。
限定と書いてあったし、安かったので買ったものの、ずっと欲しいと思っていた装甲車よりカッコ悪いのです。

こんな車高高くないし。
調べてみたら、欲しかったのはこっちでした。サハリアーナ。1/35だけど。

砂漠をクルーズするボートのような、この装甲車がずっとカッコいいなあと思っていました。
でも定価で¥6000超えじゃちょっと買えません。

タミヤフェアで見つけて、1/48で出たんだって勝手な勘違い。
1/35なら¥6000でも1/48なら買えるじゃん、と早合点して買ったこの子。
全然違うじゃん。最初からモチベーションダウンです。

でも買ったら作らなきゃって。
いろんなキットの合間に組んでました。
組み立てが終わったのは夏のこと。
ずーっと放置してましたが、仕上げました。

なんで全然形が違うのに買っちゃったんだろ。
ホイールやタイヤは同じっぽい。

苦労したのが、ピザの国旗。

ど真ん中にこんな出っ張りがあったら、まともに貼れるわけないじゃん。ゴムじゃないんだし。
案の定、赤と緑が引きつって台形になりました。気にしないけど。
誰が考えてもこうなるのが物理的に正しいので、そのままにします。

タイヤはゴムっぽい真っ黒な軟質素材です。
それにピグメントを付けて、真っ黒からホコリっぽく。

車体はブラウンでウオッシングと、明るいダークイエローでドライブラシしました。
マフラーは、グンゼ水性のラストにウエザリングカラーの錆色と茶色の粉。
大きさの比較のため、いすゞのトラック♬を出してきました。

当時の日本のセンスでは、こんなダサい装甲車でも作れなかっただろうと、この並びを見るだけでもわかります。

俯仰自由な主砲はロックが無いので、常に元気よく上向き。
水平に固定しようか。

イタ公はどういう運用を想定していたのでしょうか。
占領地の警察用かな。
戦車相手には戦えないし、強行偵察用かな。

単にイタリア人は車が好きなだけって感じもするね。

日本のダサさとはまた違うダサさですなあ。

釣りはいまいちだったけど、模型はまあまあだったかな。
これが今年最後の12番目の完成品なのでした。

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クルセーダーできた

2018年12月29日 | プラモデル

まだ陽は出ていますが、雪が舞い始めました。
今朝はマイナス7度程度まで下がったようです。本格的な冬になりました。
積もりはしないけどね。


昨日のうちに、玄関やウッドデッキまわりの掃除を済ませておいてよかった。

海自の哨戒機が隣国の艦船にロックオンされた件。
放送された映像の音声では、無線で自らのことを「Japan Navy・・」と名乗ってました。
海軍なんだ。自覚してるんだ。
じえいたいとか軍隊とか、護衛艦とか空母とか、言葉に拘った議論ってまったく不毛だと思います。
客観的に見れば、海軍機だし、軍艦だし、空母なんだからねえ。

うちの海軍機も完成したようです。付け忘れが無ければ。

駐機状態なら主翼をリフトした状態にすれば良かった。
気づいたのが遅かったのよねえ。
爆弾とかを付けないと非常にスマートでスッキリしてますが、沢山吊るすとコルセアと見まちがうほどです。
撮影台から人工芝を取りました。
水平から垂直面へのグラデが無いので、黒との境界が上手く処理できるといいんだけど。


サイドワインダーが前下がりなのは正しいんですかね。
たったこれだけの爆弾とサイドワインダーを仕上げるのに、2日くらい費やしました。
小さなミサイルのパーティングライン消しとか塗装とかデカールも、イラつく作業でした。
大戦機ではあまり経験しなかった作業ですね。

その上、このキットはランチャーとミサイルなどのはめ合いが、キッチリ付きません。

随分苦労して両側ともなんとか機体に接着したのですが、サイドワインダーASSYはどうしても角度が気に入らなくて引っ剥がしました。
バラして再組立てして、すき間に瞬着を流してから昨夜寝ました。

今朝4時からペーパー掛けして塗装しましたが、先を焦って電気ストーブで乾かしたら、ブツブツができてまたシンナードボン。
なんとか2回目の塗装でOK出しました。

ミサイルの取付角度とかの説明が組説にないし、実物の画像もよく見えないものばかりで、わからなくて困りました。
ネットで調べると、結構皆さん角度がバラバラでしたね。だから自分の好きにしました。
サイドワインダーの角度が歪んでるように見えるなあ。

窓下の201の0の中に目を貼ったら、存在がわからないや。
プラ板で作り直した脚庫の扉は、爆弾に隠れて全然見えないのでした。


付属のデカールは印刷と抜型の位置合わせ精度が良いので、余白がほとんどありません。
なので、窓の隈取もデカールで簡単にできました。
鼻先と一緒にアンチグレアをつや消しで塗っていたので、ウインドシールドの隈取は、黒と一体になったものではなくて、黄色い枠だけのを貼りました。デカールの黒はつや有だったので。

201の左の4つの半円の穴は、濃い目の黒をしっかり入れしたのに、拡大すると中央部が透けてるのがわかります。
ここ以外の墨入れはダークグレイを使いましたが、基本色が明るいので、かなり黒く見えます。
そういえば、本当は201番のパイロットはバート中佐ではありません。ほかの機体のデカールを貼っただけです。
この画像みたいに台の左隅が奥に見えると、興ざめです。

上側の照明はこんな感じです。球は100W相当のLED。

廃物の天井蛍光灯の白い樹脂のフードを小さく切出して、クリーニング屋の針金ハンガーをばらしたもので引っかけてZライトに吊ります。
こうするとスポットライトにならずに拡散します。

今回は、自分的には飛行機では最高レベルに汚してみました。
元々、グレイはムラムラに吹いてあったのですが、その上から墨入れの拭き残しやフィルターを2色掛けました。
上面はグレイとマルチブラック、下面はグレイとサンドイエローです。

この画像見てて、「NOSTEP」「NOPUSH」をたくさん貼ったのを思い出しました。
飛行機のクリアにつや消しを吹いたのも初めてかなあ。

SA付属のDVDで一番参考になったのは、フィルター液をドバドバかけない、ということでした。
ウエザリングカラーって何回拭き取っても、色が残ってなかなか落ちないなあ、とは思っていたのです。
DVDをみたら講師は、油絵具を点付するのと同じくらいの量を筆で点付けして、それを伸ばしながら拭き取ってました。
今まで、エナメルでのウオッシングと同じようにドバドバかけてたので、エナメルよりも顔料の強いウエザリングカラーは、拭き取り切れなかったんだと気づきました。
今回、点付にしたらコントロールし易かったです。
講師が解説してしゃべってることよりも、筆使いなど何気ない所作の方に、技術や経験の片鱗みたいなのが伺えてためになりました。

頑張ろうと思っていたノズル周りもこんな感じ。
画像にしてみると、もう少し何とかしたいなあ。

まだ展示棚に入れてないので、黒のパステルでも煤のようにポンポンしようかしら。機銃周りも一緒に。
ノズルの先端は磨くと光るメタリック塗料のアイアンを、塗ってから磨いてます。手で触らない箇所なら一番金属っぽく光ります。

デカールは硬くて馴染みにくいですが、反面よれたり破れたりしないので、ほとんどボツにするような失敗はありませんでした。

中国製でないのに離型剤が残っているので、先に洗う必要がありますね。
ビジランティは中国製だから気をつけましょう。


こいつは以前、岐阜のタムで買うた止めた音頭を踊った末に買わず、今夏大宮のタムで再会して埼玉土産にしました。
ハセガワ1/48の縮小コピーと言われるだけあって、良いキットだったな。カッコいいし。
今年最後の完成品だろうか。

(1)1/48 晴嵐 タミヤ
(2)1/35 38t 元トライスター
(3)1/12 SRX-6 タミヤ
(4)1/12 GSX750カタナ タミヤ
(5)1/25 1959キャデラック エルドラド レベル
(6)1/72 B-26 マローダー レベル
(7)1/72 四式重爆 飛龍 ハセガワ
(8)1/24 セリカ 1600GT ハセガワ
(9)1/24 2000GT ハセガワ
(10)1/25 1962インパラSS レベル
(11)1/72 F8クルセイダー アカデミー 
今年は以上のラインナップ。
10年位積んだキット5個と、買って1年以内のが6個とバランスよく消化しました。
初めてバイクのプラモを作ったり、アメ車も初めてだったし、趣味が広がった感じ。
月一個を目指していたので、組み立てが済んでるあいつの仕上げをして12個にしようかな。

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インパラできた

2018年12月23日 | カーモデル

娘はライブに出掛けて帰りが遅いので、パパは送迎のため、お休みなのに晩酌ができません。(T^T)

午前中、年賀状(今年は釣り自慢の写真を入れられなかった)を作ったり、雨が降っていたので、室内の大掃除を息子の監督をしながら済ませました。
午後からは’62インパラの最後の仕上げ。
後ろのオーバーハングが長くて、かっこいい。

画像に水平線を入れて確認してみましたが、ボディはほぼ水平でした。なのに尻が沈んで前上がりに見えます。
後ろ下がりのプレスラインやモールによる目の錯覚のようですが、FRっぽい力強さを感じます。
シャーシを強引に捩じって接着しましたが、そうしたら水平とタイヤの接地はピタリと決まりました。
基本的に設計はキチンとしているようです。

キットはファクトリーストックというのと、カスタム仕様のどちらかを選択して作るようになっています。
でもこれはインスト通りに作らず、かっこいい方の部品を選んで作ったあいの子というか、いつものデタラメです。
大きく違うのはタイヤとホイール。これはカスタムの方を使いました。
ストックの方は外径も小さいし、幅もカスタムの半分ほど。
またカスタムのタイヤは、前輪よりも後輪の方が2ミリほど幅広です。
合いの子というのは、例えばカスタムだと本当はドア下のモールは付けないんです。

コンパクトカメラなので絞れずにボケてますが、ワイパーはエッチングに替えました。
グリルに墨入れはしませんでした。
プリンス顔ですね。逆スラントノーズって言うんですかね。
この正面グリル周りはちょっとおもちゃっぽい表現というか、あんまりリアルじゃないですね。
ボンネットは閉めて正解。可動にしてたら建付けが悪くて苦労してたと思われます。

エッチングワイパーは3台目にしてやっと、組み立てのコツを掴んだ感じです。
ヘッドライトのレンズは、どなたかのサイトで紹介されていた技法、Mrカラーのメタルプライマーを流して固定しました。
カスタムだとサイドミラーは付けないはず。
そういえばこの車、フロントにはウインカーが付いて無いのですね。
バンパーはメッキ塗装の前に磨かなかったので、メッキ感がいまいちです。
ホイールはメッキを剥離しなかったのでピカピカ。

カスタムのストライプデカールは、カッコ良くないと思ったので貼りませんでした。
ダサいチェックのシャツにスラックスを履いた、旅行中のアメリカ人によく見掛ける美的センスだと思ったので。
撮影の際、今までバックに使っていた青地のものをまた黒に戻しました。
上からはZライトをディフューズしたものを1灯、左前からもう1灯。
サイドに反射しているのは、左側にアルミ箔のレフ板を立てたから。少々わざとらしいですね。
ライトの光を分散させるディフーザーは、シーリング蛍光灯の廃物利用です。
トレーシングペーパーの替わりに今回から使ってみました。

レフ板をアルミ箔から白い紙に替えると、こんな風にもう少しおとなしい光になります。
天井の証明は消してあります。
芝生の緑はグロスのボディに映って、色の変化が出ちゃいますね。車の時はグレーにするかな。
バックに光が回らないように、ライトにはひさしを付けて後ろに出る光をカットしています。

そういえば、このバックのウインカーは3連で成形されているのですが、そのままでは全然嵌まりませんでした。
3つをつないでいる縁が大きすぎて、内側の凹みに入らず、赤いレンズが顔を出さない程でした。
バリバリと縁を取り去って接着。
裏からアルミテープを貼っておきました。
排気管がちらっと見えました。穴を明けてシルバーで塗っておいてよかった。

フロントガラスはコンパウンドで磨きました。
サイドウインドウはガラス無しです。
中が見えちゃうので、内装はいつもより少しだけ丁寧に作りましたが、写真を撮り忘れました。

これは右側に白い紙のレフ板。左前のライトでグリルに光を当ててます。
しかしまだまだ。ベストな撮影セッティングを見つけるには、試行錯誤が続きそうです。

明日はクルーセーダーに墨入れするか、シルビアを研ぐか。

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鬼が笑う買い物

2018年12月23日 | プラモデル

寒くはないので大掃除には良いけど、雨も降ってきたので外回りができない日曜日。

レベルの魚雷艇が再生産されるようで、予約が始まりました。
たかが魚雷艇に、こんな凝った設計をしてしまうドイツ人って本当にメカ好きなのね。
アメリカのPTボートなんか、ちょっと大きなプレジャーボートみたいなので済ましてる。
でもその程度の小船で、随分と日本を苦しめたんですから。
アメリカの合理性は実戦向きなんでしょうが、面白みがないですな。


ずっと品切れで、S河屋でも中古にプレミアが付き、一時は¥7000を超えていました。
絶版と表示していた店もありました。それが新品で¥3800位です。
安易にプレミア品に手を出さず、信じて待った甲斐がありました。

米レベルの1/25アメ車が新品だと同じ位の値段なので、こっちの方が大きくてお買い得感があります。
1/72なら手すりの金属化など、ディティールアップもできるので、楽しみです。
専用のエッチングパーツやフィギュアも社外品であったはずですが、これらも再生産になればいいな。

その前にフラワー級コルベットを作らなきゃな。
新年は船からにするかな。鬼が嗤う。

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アメプラは難しい

2018年12月22日 | カーモデル

クリスマス連休の初日は、降ったり晴れたりはっきりしない日でしたが、寒くはなりませんでした。
夜も暖房無しで済むくらいです。
そして今日は冬至。明日からはどんどん太陽のパワーが復活します。

クルーセイダーは先が見えてからが意外と長そうなので、小物を残すだけのインパラを進めました。
タミヤのシルビアは前はここ、後ろはここ、と位置決めする嵌めこみがありましたが、アメプラにはありません。
キャデラックもそうでしたが、上下の合体に対する設計見込みの甘さが共通しています。
キャデラックの時の、最後の最後での悪夢が頭をよぎります。

こいつもパチンとハマって動かない、ではなくて3mmくらい遊びがあって、ツメが甘すぎるんです。
バスタブの内装と外装の位置関係を見ながらこの辺が丁度いいな、という箇所はあるのですが、そこになんの目印もダボもありません。

仕方ないので、嵌め合わせではなくて、丁度いい位置で強引に接着してしまいます。

接着位置を、後ろ基準で合わせたら、シャーシが捩れているようで、前輪位置では左右の高さが随分違ってしまいました。
しょうがないので、矯正します。
ダボがないので、手で押さえつけながら、バランスが丁度いい何も目安がない位置で固定し接着します。
でも手を離すと、歪んだ元の位置に戻ってしまいます。

ランナーやプラの破片を付けて、接着面積を増やして、プラの弾力を強引に抑え込みました。
それでも接着剤を付けて、手で15分ほどじっと保持しても、放すとまた戻ってしまいます。
プラ用接着剤だけではプラの反発力に負けたので、エポキシも盛ってクランプで1時間以上固定し抑え込みました。

それでやっとこんな感じ。

ドア下のモール、サイドミラー、ボンネット先端のエンブレムは、ガイアの強粘着細切り両面テープで付けてます。

あとはワイパーとヘッドライトのレンズを付けるだけで完成です。
セリカの時のエッチングパーツ
が余ってるので使います。

できてしまえばカッコイイ。
派手さは無いけど、バカでかい2ドアハードトップ。
贅沢な、みみっちくない頃のアメ車のおおらかさを感じますね。
プリンススカイラインの面影も感じます。

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