模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

五月鯛

2019年05月27日 | 釣り

独りで釣りに行くつもりだが、明日ヒマなら行かないか?と友人からお誘いがありました。
子供のクラブの試合に、朝イチで試合会場まで往復100Km走って送り届け、家でSu-25の迷彩でも塗るかな、とボーっとしてた時でした。
彼とは昨年、2人でマダイ本命の船で2連敗し、今年別々に行った1回目も、ブリやレンコダイなどの外道は釣れたものの、いまだマダイの顔を見れていない因縁のペアなのです。

朝4:30集合と船長も気合が入っています。
夜中の12時出発はとてもキツイので、前日お昼過ぎに出発。
日帰り温泉施設でまったりと体を休めます。

温泉施設は九頭竜川の河口にあって、眺めが良いのですが、夕日は雲が邪魔をして残念でした。
今晩は二人で車中泊です。温泉施設は23時で閉まります。

釣り船の駐車場に移動し、素面では寝られないので。睡眠導入水をグビグビ。

あんまりよく寝た気はしないのですが、それでも頭はスッキリしています。

我々が連敗中のことを船長もよく覚えていて、時折ふたりに煽りが入ります。
5時に出港。この日は我々の他にもう2人だけと、お客が少なく広々使えました。
朝イチ7時くらいまでは、キャスティング。
フローティングルアーをキャストしてブリなどを海面まで誘い出す釣りです。
魚が海面を割ってバイトしてくるのが、エキサイティングなんですね。
出ろ!出ろ!って思いながらルアーを引いてくる感じは、ドライフライに似ています。
しかし我々以外の客に1回ずつバイトがありましたが、フッキングせず。終了。

乗ってすぐに船長から、ハマチのお土産欲しい?と聞かれましたが、誰もいらないと言ったので、小物は捨てて、鯛と青物もブリ以上のみ狙うことになりました。
しかし釣れない。
9時頃まで、外道すら釣れません。

で神頼み。
午後になって、レンコダイやヒラメが上がり、徐々に活性が良くなってきました。
そして、ついに相方が船内初のマダイGet。
ヤバイ。とんでもないプレッシャーです。
本命のマダイを釣ったのが、まだひとりだけなので、船長は時間延長してくれて、ほら釣れ!ほら釣れ!と応援してくれます。
こうやって釣るんだ、と船長自ら竿を出したらすぐにマダイゲット。船内2尾目は船長。さすがだ。
そのお陰で、ジグでのマダイの誘い方が分かりました。


出船してから12時間。
相方はもう1尾マダイを追加しましたが、私は外道の小さなレンコダイを2尾とスルメイカを1パイのみ。
移動中以外はほとんど休憩せずにしゃくり続けて、もうくたくたです。

「5時を回ったから、もう帰るよぉ」と言った直後に「やっぱ、ここで生け簀の魚をシメちゃうから、もう少しやってて良いよ。」いう船長の声を聞いて、どうせだめだから止めた、と帰り支度を始めずに、釣り続けたのがよかった。
最後の最後のひと流しで、何とか幸運が巡って来ました。
ロスタイムの終わり間際に、決勝ゴールを決めた感じ。
最後まであきらめない、とは口で言うけど結果が必ず出るわけでは無し。心が折れる寸前でした。

前回ブリに切られて殉職したのと、カラーも重さもまったく同じジグを、前日来る途中で買って使っていました。
それがフォール中にボトムに付かないうちに止まったので、合わせたらフッキング。
自分で誘って掛けたわけじゃなくて、このジグのおかげです。
カンカンと金属的に叩くような、心地よい引きを楽しめました。

前半、風が強く、水深も100m前後と深めのポイントが多かったので、200g以上のジグを主に使っていました。
でも、人数が少なかったので、流されて長く出してもオマツリしないと考え直し、120gのシルエットの小さなジグを入れたのも、きっと良かった。
一番ホッとしたのは相方じゃないかな。私が一尾も釣れずに終わったら、帰りの車中は堪らないでしょうから。
前日からゆっくり来て体力を温存したから、50代半ばのジジイが12時間も釣り続けられたんだと思います。
イカの夜釣りの帰路は、目を開けているのに必死ですが、今回は帰りもまったく眠くも無く快調でした。


尾っぽの先まででちょうど60cmのオス。

白子がまだ残っていました。
アラは捨てるつもりでしたが、ずいぶん身がついているので食べることに。

まずは、ショウガと酒で下茹します。
半身はポワレで、もう半身は熟成させて刺身かコブ〆か。

2年越しのリベンジ完遂です。これで心置きなく夏のケンサキイカに突入できます。

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キジも鳴かずば

2019年05月24日 | 田舎の生活

夕方、犬の散歩に行ったヨメさんがすぐに戻ってきて、U字溝の中に鳥がいると言います。
昨日もいたけど、今もまだいて元気だと。
茶色いヒヨコが、U字溝から出られずに走り回っていると。

昨夜その話を聞いたときは、夜のうちにタヌキかキツネに喰われるだろうと思っていました。
まだ生き延びているとすると幸運なやつなので、親無しでも生きていけるかも、と考え直してビールをひと口飲み、救助に出発です。
ンダーバーズ アー ゴーです。

春は鳥の繁殖の時期なので、ヒナを拾うのはいつもこの時期です。
何のヒナだろうと考えてみました。
巣立ち後のヒナであれば飛べるはずです。U字溝からの脱出は簡単です。
巣立ち前に巣を襲われたり、巣から落ちたりしたヒナであれば、そんなに走れません。
だとすると、孵化したとたんに自分で歩いてエサを取るタイプの鳥のヒナです。
分かりやすい例としては、ニワトリのヒヨコですね。コジュケイやヤマドリ。
ヤマガラとかだったら、また飼いたいな、でも9割方あのヒナだろうなと考えながら向かいました。

タモ網を持ってヨメについて行くと、ガサガサという音と、ピーピーという鳴き声が別のところから聞こえます。

2羽いると状況判断し、上流の子から網をセットして、ヨメに追い立てさせました。
1羽目は躊躇せずに網に駆け込んで、呆気なくゲット。
ニワトリのヒナより小ぶりです。
キジだと確信しました。

我が家のあたりをちょうど境界に、上のエリアと下のエリアに別の雄が縄張りを持っています。
半径100m位の狭い縄張りです。
こいつらは、下のエリアにいたので、その雄の子供たちでしょう。

2羽目は網の前で急ブレーキして、Uターンし逃げました。少し賢い。
数年ぶりの夫婦の共同作業。
数往復後に、追い込んでゲット。


U字溝脇の大麦畑に放しました。
放した後も親を呼んでました。親がすぐに駆けつけて助かるといいな。
でも鳴いたらダメだなあ。
親より前にタヌキなどにばれたらアウトだし、この大きさならカラスでも呑めるでしょう。

幸運を祈るぞ!

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カラスっぽく見えてきた

2019年05月19日 | Su-25

平地ほどではないですが、だんだん夏らしくなってきました。
今年は、カッコーを聞かないうちに、もうホトトギスが来てしまいました。

最近、高齢者の運転操作ミスによる、車の暴走事故が、かなり頻繁に報道されるようになりました。
報道で見る限り、暴走した車がT社のハイブリッドカーであることが多いような気がしていました。
ネットで検索してみると、同じようなことを考える人がいるみたいで、話題になってたようです。
ただ単に高齢者に好かれて売れていて、絶対数が多いだけなんだと思いますけどね。
近所にもプリウスに乗る82歳がいますが、心配だなあ。
しかし公共交通機関がない田舎では、無いと不便ですから。
マニュアルトランスミッションなら、踏み間違いで、暴走はしないのかもしれませんね。

2週連続で土曜出勤だったので、進捗は牛歩ですが。Su-25。
ミヤマガラスという愛称が、なんとなくわかるように見えてきました。
頭が大きくてずんぐりだからかな。
1回目のキズ診のサフ吹き。
サフは七難を隠しますねえ。曲がったスシボリも目立たないや。(爆)

すべての部品が、ことごとく合いません。
風防もすき間だらけだったので、ガッチリ接着してパテ込みました。

パテが乾く間に、小物をチマチマします。
業界では、吊し物って言うみたい。

左の燃タンみたいなやつは、モナカの整形の時に邪魔なのでフィンを取って、プラバンに置き換えます。
キットのは厚すぎたので。
右の蜂の巣みたいのはキットのが実物と違い過ぎたので、先端の5個の穴をパイプで再現します。
これは、どなたかの作例でやってあったのを見て、試作したら意外と簡単だったので。
温存したセンターの軸が太過ぎたので、5個のパイプが密着しませんでした。


1列目はこれで良いとして、2列目3列目を開口するかどうかは未定。
半円の窪みしか成形してないってことは、窪みと同じ径では明けられないもんねえ。悩むわあ。
そうか、先端のパイプと同じ径の穴で良いなら、そのまま明けられるのか。
それでも窪みが、もう少し深くないと、穴が正面向かないだろうなあ。

一瞬、ナメゴンのような先端部。
ピトー管とアンテナ(?)は、バリバリで整形が大変そうだったので置き換え。
いちばん根元は1mmプラ棒を埋め込み。
実物写真を見たら、結構太かったので。1mmにしました。

1mmプラ棒の穴に、0.6mmパイプを挿し、先端は0.25mmにする計画。
アオイソメの口のようなのは、何かのセンサーのようです。
クリアプラ板でも嵌めます。

小物も併せて、本体を再度サフ吹き。
次に、エンジンの中に黒を吹いたついでに、シャドーをテキトーに吹いておきます。
どうせ迷彩を何層か吹き重ねるので、効果は期待薄です。

そして、本体表面の仕上がり最終チェック。
マスキングの邪魔にならない小物は接着してしまいます。
やっと、塗装なのです。

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北洋に思いを馳せて、なんてね。

2019年05月13日 | お船

ズビズバのロシア機に手こずって、英国の輸送船団護衛船コルベット(北大西洋のボーダーコリーとでもいいましょうか)に逃避しております。

1/144なのですが、窓はただの穴で窓ガラスのパーツがありません。

この舷窓のモールドは段付きで成形されてます。
孔径は1.6mmでザグリが2mmです。

素通しは嫌なので、これにガラスを入れたいと思いました。

1.6mmというクリアの丸棒は売ってないので、高透明UV硬化樹脂で作ってみました。
t1.8の真鍮版に1.6mmで孔を明け、金型にします。

何でもやってみると、勉強になりますな。
そんなにきれいに流れてくれません。針で突いてエアを抜きました。
透明度はかなりいい感じ。

紫外線を当てるとすぐに硬化。
一発でうまくいくはずがない。
オーバーフロー気味に盛っても、硬化時にヒケました。
肉痩せはしないと思っていたのですが。見落としたエアが残ってたのかな。

なので、深さ1.8mmを1回の注型で硬化させると、えくぼを解消できませんでした。
金型から外したガラスのプラグ。

船体の孔を1.6mmでさらい直して、一番できの良いやつを嵌めてみましたが、何か今ひとつ。
まず、穴の周囲のザグリの成型精度が悪く、バリっぽいので、ガラスを面一にしてもカッコ良くない。
カーブした船体の表面に対して、すべての孔を垂直に成型しようとすると、カーブした部分のピンが金型を開くとき引っ掛かって開きません。
金型が開く方向に平行じゃないピンは、アンダーカットと言って抜けないんです。(除くスライド駒)
それを解消して抜くために、端にいくほど孔が斜め(真横)になります。

その斜めの孔にガラスプラグを挿すと、そのまま窓の端面が斜めになってしまいます。
おかしいので、斜めに明いた孔を、面に対して垂直に修正しようとすると、1.6mmでは取り切れない。
なので、ひと回り大きい2mmで孔のザグリまで含めて一重の孔に明け直しました。
そうすると、買ってきた2mmのクリア丸棒がそのまま使えるので、UV樹脂はボツになりました。
丸棒にするか、直接穴にUV樹脂を流すか。


発売が遅れていた1/72の魚雷艇が、出張で不在の晩に届いていました。
あんなに巨大なカートンに入れて送ってこなくてもいいのに。

縮尺が倍ですが、同じ位の大きさです。
捕鯨船ベースで、ポチャッとした、どこかユーモラスな形状のコルベットとは違って、どう猛なハンターのようですな。

ウルフパックといえば本家はUボートですが、これも北洋の白いオオカミって感じがします。
コルベットは、相手が鈍ガメのUボートであれば、この船型デザインで速度も遅くて十分という合理性の産物です。
魚雷艇S-BOOTのような、早い船との対戦は想定してないでしょうね。
S-BOOTのSは、schnell=Quickですって。
ファーストじゃなくてね。早いんですね。

まあ、スシボリから逃避して、こんな回り道してたって記録です。
実験っぽくておもしろかったけど。

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初夏の山形はサイコーです

2019年05月12日 | お出掛け

ただの個人的な外出&外食日記です。

大型連休明けの週は、例年通り土曜日が出勤日になります。

取引先はほとんどがお休みなので、いつも通り工場に出社してもヒマなのです。
そこで、土曜日にやってる会社はゼロではないので、それらを訪問して有効に使おう、と九州の同僚が提案してきました。

金曜日仙台、土曜日山形の取引先を訪問することにしました。
早朝JKの娘と同じ電車に乗ると、仙台着は12時半。

相方は九州から飛行機で来るので、仙台駅前で昼食後の待合せです。
滑走路を離陸のために移動中に、震度5弱の地震で揺れたそうですが、予定通り飛んで何より。

独りのランチは、予め調べておいた「くろく」というラーメン屋にしました。
初めての店は醤油から。
人気店のようですが、個人的には好みではありませんでした。つまんなかった。
シンプルなアッサリ醤油にするなら、旨味か香りに何かシャープなアクセントをつけないと、ボヤけた退屈なものになってしまうと思います。
¥500以下で、歩いて行ける家の近所にあればリピートするかも。不味くはないので。

午後、仙台の取引先から、土曜日の山形の取引先に向かうため、仙山線で移動です。

数週間季節が遅いのですね。
新緑がものすごく気持ちいい、ローカル線の初夏でした。

この2日間で飲んだビールで、この缶エビスが一番うまかった。
シチュエーションのおかげだろうけど。
ジェットコースターのように蛇行した、アップダウンの山岳路線でした。

夜は、山形駅前で飲みました。
1軒目の飲み屋は少々高かったけど、庄内の魚や旬の山菜がとてもおいしい居酒屋(大衆割烹)。
調子にのって、山形県内の地酒の飲み比べなんかして、飲みすぎでした。
テキトーに入ったので店の名前忘れました。
山形の日本酒は、以前から好きなんです。

その上、シメに年甲斐もなくまたラーメン。


末廣って言ったかな、秋田が本拠地の店のようです。
人の好みは様々なので、旨いとか不味いとかは言いませんが、私には良さがわかりませんでした。
¥250以下で、他に食べるものがなければ食べてもいいかも。

2日目は、順調に午前中に仕事が終わりました。
山形新幹線は車内販売が無くなってしまったので駅弁が買えず、昼は1時過ぎにアキバで食べました。

ヨドバシのビルのクラフトビール屋にしました。
ドイツの白ビールにしたのですが、チョイスを間違えたのか、全然ダメなの。
缶ビールの方がましだと感じた。
これは、自分の体調が悪かったせいかもしれないので、これは後日再確認してみます。


つまみは、軽いカレー風味のフィッシュアンドチップス。
自分で釣った魚で、嫁さんが揚げた天ぷらの方が何倍も旨いけど、ファーストフード屋の油臭いのと比べれば随分まし。

これ以外に、チキンのローストも食べたけど、それはひどかった。
肉の焼き方を、そもそもわかってない人が作った料理みたい。
都会は人件費や地代が高いので、この値段だとこのレベルが妥当なんだろうと思う。
もっとまともなものが食べたければ、もっと金を出せということよね。
貧乏人が何をいうか、ってこと。ほんと寂し。

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