模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

基本が大事と再確認

2019年01月27日 | The boat S-43

隼のアニメ。空戦の描写がリアルと評判ですね。
第一話を観てて、空戦のシーンではないですが、操縦の描写で細かいところに気づきました。
離陸滑走中に、昇降舵を一瞬ダウンにして、3点姿勢から尾輪を浮かせて、主脚のみで走るという小技をやっているように見えました。
それを若輩者がやると、先輩から生意気と言われた、というのを光人社のNF文庫の中で、確か飛燕の操縦者の方が書かれていたと思います。
教習では習わない、基本動作ではないようです。生意気な小娘という演出かもしれませんね。
もう1回再生して、確認してみることにします。


今週末は両日とも娘は模試、息子は終日クラブの練習だったので、送迎以外はプラモをいじってましたが、進みませんな。
塗装してデカールを貼って、クリアを吹いてから小物を付けようと考えています。

そういえば、土曜日は塗料も買いに行ったんだった。
この青色。MrカラーのC34の指定でした。

手持ちになくてどんな色か知らないので、取り敢えず買ってみようと。
家から半径30Km以内で、唯一Mrカラーを買えるのが隣町のおもちゃ屋なので、親だけの外食も兼ねて半日出掛けました。
結局、買ってきたものの、ただの淡い水色だったので、シアンを足して青味を強くしてから塗りました。
インストの図はもっと青いです。


エンジンナセルと主翼柱を繋ぐ線は、ステンレスのばね線0.3mmにしました。
SUS304WPBとかですかね。将来、バイクのスポーク張替えにも使おうと思って。
細くても、張りがあるのでピンとなります。真鍮だとたわみます。
ピアノ線のように錆びない反面、塗装が剥げると、光って目立つのが欠点でしょうか。

本日のお間抜けは、塗り分け間違い。必ず何かやらかすな。
船底の黒の境界が、側面と底面の角(赤矢印)で分割だと勘違いして思い込んでいました。

でも、塗装図をよく見ると違うんですねえ。
側面の一番下のパネル辺り(桃色矢印)なのです。

なぜ気づいたかというと、海外のモデラーさんが、見落としやすいポイントとして、実物は脚庫のベイの下側まで黒が塗られていること、を指摘していたのです。
なんでうちのは脚庫に黒が掛からないんだ???ということで塗装図をよく観たらちゃんと描いてありました。
黒を吹くついでに、オデコのアンチスリップと鼻の防眩までデカールを止めて塗装にしました。

こんな風に底面のR形状に関係なく、直線で塗り分けになります。
いつも実物に忠実でない、いい加減なモデルばかり作っているくせに、つまらないことには拘るんですね。

この後、シルバーの部分に接着線が消せてない箇所を見つけたので、ペーパー掛けしてから、黒を部分的にマスキングして、シルバーを吹きました。
そしたら、底部の黒にもシルバーの飛沫が点々と・・・。
基本通りに大きめにマスキングで覆えばいいのに、ケチるのでいけないのです。
また逆のマスキングして黒を吹くはめになりました。
急がば回れなのです。こんなことをしているから進まない。


デカールも貼りました。
やや厚いものの、余白の少ない軟化剤のよく効く、コントロールしやすいデカールでした。
久々に、残り少ないモデラーズのデカールフィットを使わずに済みました。


動翼のみスミ入れを済ましてしまいます。
クリアでスジボリが埋まると流れ難いって、最近やっと気づいたので。
動翼以外に流れないように、粘土でせき止めました。
明るい色なので、黒ではなくダークグレイにしましたが、どぎつくなくて正解でした。


動翼以外のスジボリは、クリア後のウエザリングカラーに任せます。

翼中央のアンチスリップはデカールです。

そういえば、この前買ったこの白サフ、すごく隠ぺい力が強いです。
元々の成形色は青味のかかったグレイでしたが、一発で真っ白になりました。
かなり優秀です。

日曜の夕方になったので、週末の記録のために主翼を仮乗せして記念撮影。
ブログに進捗を記録しとこ。
娘の帰りが遅いので、週末なのにパパは晩酌無しなのです。

デカールが乾燥したら、光沢クリアを吹いて段差を小さくしてから、つや消しのクリアを吹きます。
このピカピカの新品状態は、今だけなんです。


尾翼下面のサポートを付けてみたら、長さが足りないので延長が必要でした。
主翼のサポートは、主翼と胴体合体後ですが、なるべく調整したくないな。
一番最後に、エッチングの小物と、サイドフロートの張り線リギングです。

垂直尾翼が小さな機番のデカールだけで、ちょっと寂しいですね。
なんかテキトーな派手なデカールとか貼っちゃおうかしら。

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先週末の作業

2019年01月21日 | The boat S-43

飛行機と少女のアニメ(ガルパンとかと同じような取り合せですね)が始まりました。
一式戦闘機隼が主人公の乗機で、敵機は零戦32型のようでした。
零戦と隼が空戦してましたが、同じエンジン(厳密には32型は過給器が2速)ですが、隼は重たい20mmも積んでないし、翼面荷重も32型より軽そうなので、巴戦に限定すれば、隼が勝ちそうな気がします。
お互い装甲がないから7.7mmで十分ですしね。
零戦と隼ってビートルズとストーンズみたいだなあ、と以前から漠然と思っていました。
明暗というか、万人受けとマニア受けというか。

このアニメで、2翅の初期型のプラモが売れるようになるんですかね。

うちの飛行艇。
主翼を付けたり、支柱や張り線を付けてからでは、吹けない箇所が出てくると思ったので、それらを後工程に回して他の箇所を進めていました。
そしたらもうすることが無くなってきたので、大場所の基本塗装を済ましてしまい、それから別に塗った細かい部品を付けていこうと思います。

細かい部品というのは、この唇の上の鼻先の縦のヒレとか。
パーツにはないのですが、実物写真で見つけて、結構目立つので付けてみました。簡単だし。

この飛行艇、ボンネットの内部に人が乗れるようになっていて、バウの先端に覗き窓が付いています。
窓のベゼルのみエッチングにあるのですが、インストにはガラスの指示がありません。
透明塩ビ版を切り出して貼りました。(マスキングテープを貼ったところ)

パイロットの死角を補助する誘導員なのか、救助要員席か。
底部の2本の補強?水切り?はエッチングパーツです。

特徴的なデザインの尾翼。


緑はデイトナグリーンの指定だったので、それらしく調色。
こういう調色の時は、色の素や純色のシアンがやり易い。
普通の塗料だと少々入れても、なかなか色が変化しないけど、これは入れた量と変化が正比例する感覚です。

銀色はサンペの傷が目立つので、見つけたら部分的に#1000まで掛けて、傷を消して塗り直しました。
銀色は、以前作った日本軍機用の、光らないアルミ色を流用。
#8シルバーに明るい灰色を半分位混ぜたものですが、今回はUSAなのでシルバーを増量しました。
今回のクリアは、半ツヤかツヤ消しを最後に吹くつもりです。
開戦前でしょうから、ピカピカも良い気がしますが小スケールなので、空気遠近法的にはツヤ無しで。


主翼上面はブルーエンジェルスの黄色。
最初、黄橙色で代用とか考えてましたが、比べたらかなり赤みが少ないです。
ナセルが光り過ぎだなあ。潮風でくすんでないとね。

主翼は前縁側が金属で、中央から後ろが羽布張りです。
羽布の凹に先に黒でシャドーを吹いておいたら、この黄色は隠ぺい力弱くて、きれいに発色しませんでした。こういう場合のシャドーはブラウン系が良いのかも。
逆に金属部は、黄橙色を足して変化を付けたらちょっと赤すぎたかも。

好い感じじゃん。

あとは、主脚、サイドフロート、各翼の支柱、デカール、プロペラの調整等々。

サイドフロートの接着や張り線も、主翼と胴体の合体の前に済まします。

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高い工具をご褒美だ

2019年01月17日 | お買い物

急きょ出張になったので、ポチっとせずにお買い物。
早朝補習授業の娘と一緒に列車に乗るので、東京には10時前に着いてしまいます。

内Rのバリ取り工具が欲しかったのでヨドのポイントでゲット。

古い金ノコの刃をグラインダーで削って作っても良いのですが、それでは剛性が無いんですね。
これは厚板の炭素鋼熱処理済なので、カンナ掛けしてもヨレないんじゃないかと思いまして。
バイクに多いパイプ類や現用機のミサイル、大戦機の燃タンなど、モナカ合わせの丸物用バリ取りに使おうかと。

飛行艇の主翼はイエローウイングです。
ブルーエンジェルスの黄色がインストの指定色なので、日本機の橙色流用でも構わないのですが、一応どんな色か確認で買ってみました。
それと、白サフはこれが隠ぺい力が強いと聞いたので試しに。

クレオスが最近出した、300番台の特色はほとんどが売り切れてました。

お昼は松戸駅東口すぐの、つけ麺で有名なラーメン屋にしました。
つけ麺も汁なしの混ぜ麺も食べますが、やっぱり最初の一杯は醤油で確認したい。
つけ麺で有名なだけに、この中華そば用に細目に打った麺はとてもおいしかった。

一方、鈍感な私の舌には感じられないほど繊細なのか、スープはつまらないなと思った。
普段は食べない餃子を、評判がよかったので2個だけオーダーしたら、ボリュームもありうまかった。
でも、それを途中に食べたら、それ以降中華そばは何を食べているのか、味が全く分からなくなってしまった。
次に食べるなら、麺を全部食べた後に餃子だけ食べようと思った。

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牛歩の記録・Theボート

2019年01月16日 | The boat S-43

3連休は色々やらされたり、その合間に飛行艇を進めていました。
非常に地味な内容の進捗記録です。

スオードの簡易キットのまま組まれた人よりは、エデュアルドがレジンパーツで補完してくれている分、私のような簡イ初心者でも苦労が少なく済んでる気がします。
プロペラはバリと変形したプラの塊の中から発掘すると、なんの素気もないものですが、先端のピッチ変換機構部の精巧なレジンパーツが入っているので、それとプラの端材でチョコチョコっとデティールを足すだけでこんな風に化けます。

それに、バリを取って調整してみたら、結局長さが足りなかったとか、合わなかったとか、そういういい加減な設計の部品が少ないので、やる気がそがれません。

丸窓とかキャノピー、着陸灯などのクリアパーツにはカット済のマスキングテープも入っています。
キャノピーのクリアパーツは、下部がボディと少々隙間ができたので、プラバンと溶きパテで埋めます。
それでも、幅が合わないのとかに比べれば全然ましです。
修正しないと組めないのですが、修正のしようがあるんです。修正不可でポイ、ではないの。

ここもそう。

鼻先の下の、波除けっていうんですかね、先端のベロみたいな部品なんか、元々のパーツはかなりオーバースケールなんですが、接着してからユーザーが好きに大きさを調整すれば良いという設定に思えます。
そのまま付けると、取って付けたようでかなりおかしいのですが、貼ってから幅と厚さをシャープに整形すると急に見違えるようになるんです。
自分のはこの程度にします。これでもまだ大きいのですが、この方が模型的には面白いと思うので。

ビードって言うんですかね、側面の補強帯。
3本だったんですが、写真集では4本の個体があったので、一番下にt0.3を0.5mm幅に切出して貼りました。

側面の上から2本目のビードの後方の丸窓は、自分で孔を明けてクリアパーツを嵌めろという指示。
フジミGT40の残部品のクリアパーツに、丁度良い径の円形のがあったので採用。このマスキングテープは自前。
その後方の丸窓2個は埋めろという指示。

というような牛歩な進捗ですが、楽しみながら進めています。

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地味な作業ばかりのボート

2019年01月13日 | The boat S-43

仕事がまともに始まった先週は長かったなあ。やっと連休に逃げ込んだ感じです。
久々に大学ラグビーを観たけど、結構面白かった。


さて、簡イの飛行艇。平日の晩も真面目に進めています。
地味な工程ばかりで劇的には進んでいませんが、自分のために記録しておきます。

まず尾翼です。
左の垂直尾翼はバリ取り整形済み。
これに水平尾翼を組みます。

黄色い枠の凸部の位置に、赤い枠の凸2個を付けろ、ということなんだな、と理解します。
赤枠の、どれがダボだかゲートだかわからない塊からダボを2個発掘します。
赤枠のダボはバリ取り後に測ると1.2mm位だったので、黄色の枠の凸の位置に1.2mmのホゾ穴を明けます。
そうすると2個のダボが、ホゾ穴にピタリと入るんです。
つまり、位置やピッチなどがちゃんと設計してある、ってことなんですよね。


でも、それだけでは心許ないので、水平尾翼を仮止めした状態で、青丸の位置に垂直尾翼と水平尾翼を貫通するように、左右の水平尾翼別々にに孔を明け、丸棒を挿し込んでダボホゾを3組にしました。

緑枠の穴2個は、水平尾翼の支柱の取り付け位置を示す凹みです。
支柱はイモ付けなので、支柱の断面に穴を明け、ここには0.75mmでダボを仕込みます。

動翼の可動部もパネルラインも同じ薄いダルなスジボリなので、動翼はPカッターで深く掘り、パネルラインはエングレーバーでさらっておきます。
ここまで済ましてやっと組み立て。

がっちりと組めました。
前にも書きましたが、成型品はグダグダに見えるのですが、丁寧に手を入れてやると、見違えるように良い出来になるので、このキットなかなか侮れないんです。
だんだん愛情が湧いてきました。

カーテンですが、このスケールで折り目を付けたり、丸めたりというのは困難なので、真っ平らの紙でお茶を濁しました。

上下の白い帯は両面テープ。
タッセルはマスキングテープに水性アクリルのタンを塗って切り出したもの。
タッセルの切れてるところは、窓と窓の間の部分で隠れます。
タッセルはわざと一直線にならないようにズラしたのですが、こういう作為的な演出はかえって統一感が出なくて失敗でした。
一生懸命同じになるようにやったのに、結果ちょっとバラついちゃった、っていうくらいの方が良いようです。


モーターへのリード線は主翼接着時の簡便さを考えて、コネクタ接続。

この写真ではカーテンは見難いですね。

電源部はこんな感じ。
後部上面の乗客搭乗口扉を取り外し式にして、開口部のすぐ下に電池ボックスを置きます。
電池にはテープを巻いてから挿入します。そうしない取り出せないので。

黒い紙は窓から見えるので目隠し。
搭乗口が上面にあるのは、船だからでしょう。桟橋に付けてお客は上から乗りこむ。
だから上面はデッキと呼ぶのかも。

尾輪を回すと、白プラ棒が先に付いたハンマー状のアームが回って、銅板2枚を押し曲げて接触させます。
この銅板のパーツは、元々はニチモのイ-19に入っていた、モーターライズ時のスイッチです。

本当は、OFFの時は尾輪がステアしていて、ONの時は直進向きになるよう接着したはずなのに、いつの間にかズレちゃってます。

あとはこんな小物の整形と調整です。
この主脚のパーツ、2個をへの字に接着しろという指示ですが、屈曲部の円柱の斜めカットもユーザー任せです。
これにサポートがあと2本付くのですが、機体が重たいので心配です。
なので、矢印の接着部にへの字に曲げた0.5mmの真鍮線を仕込んでおきました。

いろいろ考えながらなので、こんなのにも時間が掛かります。
それが面白いと言えば、面白い。国産の優秀なキットでは味わえない楽しみ。

サブのフロートが主翼の左右に付きますが、この張り線がダブルの線なので、その線の受け部を試作。
第1案は金属パイプ仕様。

機銃用に買ってあった、0.5X0.1の真鍮パイプ。
穴を0.2mmに拡大して所定の長さにカットすればパイプの長さで2本のギャップをコントロールできる。
機体塗装後だと、瞬着は白化が気になる。

第2案プラ棒。

0.75mmのエバグリ丸棒に0.2mmで孔明け。
これなら相手に0.8mmで穴を明けておけば、簡単に接着可能。
ダブル線のギャップは直径で決まるので、ギャップが広いと太い丸棒になりおかしいが、今回のではギリギリOKかな。
今回はこっちを採用。
これを16個作らなくてはならない。

コメント (2)
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