模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

始めると面白い

2018年06月30日 | カーモデル

夜、子供を迎えに行くと、川筋ではホタルが舞うようになりました。
土曜日の午前中は、デッキの日よけを吊るしたり、夏の準備をしました。

ボディ塗装が終わったセリカ。
逃避してたのはこれのせい。

このショボい、エアインテイク。ルーバー表現のつもりなのかな。
色々教えて頂いている120secさんは、くり抜いて自作の別パーツに替えられていました。
自分はあとで、黒く塗りつぶせばいいやって、今まで見て見ぬふりしてきましたが、塗装後によく見ると、想像以上にひどいじゃないですか。
塗料に埋もれてなんだかわからない。
面倒くさいなあ。
これが壁で前に進めなかったんです。
Wカップも決勝Tに進んだことですし、暑くて模型部屋には入りたくないけど、午後から始めました。
始めるまでは億劫でも、始めると面白いんですよね、模型って。

実は先日の模型買い出しの際、Z750FXなどと一緒に仕入れてきたのが、このための細い金属線、洋白の0.2mmです。
これを使って120secさんの真似をして、なんちゃってルーバーを作ることにしました。
120secさん情報によると、ルーバーは9本の横線とのこと。
溝幅は1.8mm弱なのでキッチリだと0.2mmを9本ですが、余裕を見て8本にしました。
隙間なくピッチリ整形できる腕がないのを見越しての措置です。

最初に真っすぐのまま8本並べて、片端だけ少量のハンダで裏側から半田付けしました。
曲げるような強いストレスを掛けるには、半田でないと耐えられないと考えたので。
洋白は真鍮に比べてニッケルが入っている分、弾性が強いので整形性がいまいちです。

マスキングテープに形状を写した型紙に合わせて、じんわり曲げて低粘度の瞬間接着剤を流して固定します。
画像の通り、左端は半田ですき間なくキッチリですが、曲がりながら右に行くにしたがって、気をつけていてもすき間ができますね。
でも許容範囲です。
あら、窓の開口部のど真ん中にクラックが入ってますねえ。


長さは調整前ですが、こんな感じになりました。
肉眼じゃまあまあですが、拡大すると結構乱れてますね。
肉眼では線が細すぎてルーバーに見えないほどです。
墨入れすれば、溝が目立ってルーバーに見えるという計算ですが、目論見通りにいくか。
墨入れしてから表面を拭かないで磨けばシルバーになるので、真鍮線ではなく洋白線にしたんです。

次は窓枠の銀モールです。
境目が曖昧になっているのでマスキングが憂鬱。ここでまた逃避かな。

追記
この後、酸化防止と墨入れの前処理のつもりで、ガイアのメタルプライマーにドボンしたら、瞬間接着剤が溶けてバラけてしまいました。
幸い真面目に半田付けしてあったので、完全崩壊しなかったのはラッキーでした。
メタルプライマーの溶剤に、アセトン系の物質が入っているのでしょう。
再度、密着に気をつけてやり直せたので、写真よりも良いものができました。

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セリカの研ぎ出し

2018年06月24日 | カーモデル

そういえばW杯、コロンビアに勝ったんですねえ。
飲み会だったのでライブでは見逃しました。
金曜日に有給とって独りでイカ釣りに行った同僚は、何とかスルメやケンサキが釣れたみたいですね。

クリアを10日も乾燥させたので、セリカの研ぎ出しをしました。
タミヤ#1500、バフレックスブラック、ラプロス#8000の順で平滑にして、コンパウンドも3段階です。
昼食後から夕食までの午後半日かかりました。
今回はトコトンやってみようと決めていたので、ボンネットと屋根はコンパウンドの仕上目まで行ってからダメ出しして、再度バフレックスまで戻ってやり直しました。

ワックスを塗らなくても、こんな感じにできました。
自分史上では最高のツヤですが、まだまだ歪があります。
今回、大切さがよくわかったのは、バフレックスまででいかに平面のウネリや柚子肌の名残を消すかということです。
また、塗装後の#1500で修正できないようなうねりは、サフの段階で消しておかないともう修復不能ってことですね。

あとでコンパウンドでいくら磨いてツヤが出ても、ペーパー時点で平滑になってないとダメ。
映ってる電球のエッジがギザっているのを、いくらコンパウンドで磨いても意味がなく、バフレックスまで戻ってやり直しました。
かなりコツがわかってきました。
#1500は切削力が強いのでビクビクしますが、広い面積の目立つところはしっかり面出しが必須。
当て木をした#1500では追い込めなかった狭い箇所は、バフレックスで梨地にします。
これでいうと、ボンネット上の左右の凸部の周りは当て木したペーパーでは避けますが、バフレックスでは軽く舐めておくということ。
バフレックスを全体に掛けて、スクラッチを消しておけばラプロスは無くても、コンパウンドの粗目で十分なようです。
というか、今回#1500でも深いスクラッチが入らなかったので、非常に楽でした。
コンパウンドはまず粗目で全体を舐めます。ザラついている細かい箇所は綿棒で追い込みます。
細目がコンパウンドのメインの気がするので、全体にまんべんなく掛けます。
でもアッという間です。それまでの曇りを取るだけって感じでした。
細目の時点でザラついているようじゃダメなんですね。
仕上目はただの通過儀礼みたいなもんで、全体を拭くだけで画像の状態です。
重要なのはペーパー研磨で、コンパウンドは補助って考えることですね。
よくわかりました。

また失敗。
ヒビが入っちゃいました。

そんなに力を入れてないと思ったんだけどなあ。
プラが割れたのか表面のクリアだけか。
ノーミスって難しいですね。
中学校から高校卒業までの6年間の定期テストで、100点満点取ったのは中学の社会科で2回しかないもんなあ。
いつもミスばかり。

120secさんに簡単だよってお尻を押してもらったので、試してみたらフロントガラスの自作いけそうです。

鉄道模型用に買ってあった美軌模型のポリカのt0.3でやってみました。
3次カーブがないので、平板でいけるそうです。
熱で変形させていないので弾性が強く、接着にコツがいりそうですが何とかなりそうです。
ポリカはキズに強いしね。

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小心者の爆買い

2018年06月23日 | プラモデル

今朝の犬散歩は、曇っていたのでカメラは止めて双眼鏡を携帯しました。
距離2.5Kmを45分ほどで歩きました。スマホの万歩計は便利ですね。
ルートは川沿いを選びました。
そこで、大きなネズミを発見。ビーバーと間違うほど。
川面を泳いでいたのを、双眼鏡でじっくり観察できました。
多分ヌートリア。生きているのは初めて見ました。
キツネなどのエサになってくれるといいのですがね。

この前久しぶりに模型屋さんに行ったら、思わず大量に買ってしましました。
誕生日なのに、誰もお祝いしてくれないないんだもの。
半分ヤケ買いです。
ブログは備忘録も兼ねているので、自分用に記録します。

まずこれ。

ネットだと自重できていたんですが、非常に上手にカスタムバイクを作る人の作品を、ネットで見ているうちに欲しくなっちゃった。
車はミニクーパーかフィアット500でもあれば買おうか、と思っていましたけど、なぜかこれ。

買うつもりなかったんだけど。
このふたつは当分作りません。

工具は多少高くても買ってしまいます。
このタミヤの超硬ブレードは上のキットよりも高い。
ハセガワのラインエンブレーバーが、切れ味が悪くなってきたので。

BMCタガネも持ってますが、自分はカギ型を引くのが合ってるみたい。
スジボリがどうも下手くそなので、道具頼みです。

手製のホルダーで使います。タミヤのは呼び0.1mmですが、実測0.09mm以下です。
BMCは呼び0.15mmで、やっぱりマイナス公差でした。

子供は、使い捨てのコンタクトレンズ使用なんですが、貧乏性のパパにはあの発想が理解できないんです。
道具は自分でメンテしながら大事に使うもんだ、というのは古い考えなんでしょうね。
うちのフライパンは、樹脂加工の非常に安いものを買ってきて、樹脂加工が劣化してきたらバンバン交換してます。
鉄のフライパンに油をしみこませて、手入れして愛用する、って発想がうちの嫁にもないです。
合理的だと思ってるかもしれないけど、資源の少ないこの国でね、高齢化で国力が落ちた時に、大量購入して大量廃棄する高回転な社会が成立するんでしょうかねえ。

これも高かったな。ボーナスも雀の涙だけど出るしな。

プラ用の単目ヤスリは何本か持っていますが、ガシガシ削る用に。

この細切りテープは、マスキングというよりマスキングテープの位置決めに使おうかと。

カーモデルのクリアは、いつもガイアのEXクリアを使うのですが、売り切れだったのでお試しにUVカットクリアにしてみます。
それと、調子が良いと評判のフラットベースを。

振り返ったら、まだ展示棚にしまってなかった飛龍がいたので。
下から見上げるカットを撮ってなかったな。

展示棚で九六中攻や銀河と並べてやろう。

さてこれから朝飯。
今日は何をしようかな。

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イカの準備

2018年06月22日 | 釣り

ジギングを始めた頃、これほどハマるとは思ってもみなかったので、道具は入門用の非常に安いもので揃えました。
今、人に尋ねられたら、「中級用を買いなさい。安物はすぐに使わなくなる。」と答えるでしょう。
使わなくなった物のひとつに、この社外品のハンドルノブがあります。

これまた安いリールを買って、それに付けていましたが、ジギング用としては外側のRが小さくて、力をいれると痛くなるので、自分の手には合いませんでした。
元々ジギング用ではないようですし。
遊んでいるこのノブを活かしてやろうと、思いついたのがこれ。

イカメタルはPE0.8を200m程巻ければいいので、小型のベイトリールを使います。
この小さいノブが使いにくいのですよ。
つまむように持つのが好きじゃない。


しかし、社外品のノブはLサイズ用で、この小さなリールのノブとはそのままでは交換できません。

オリジナルのノブは樹脂製の本体部をゴムで包んでいます。軸の直径4.6mm。
樹脂の根元部分のみで軸に嵌まっていて、ベアリング無しで滑らす構造。
だから樹脂は多分、摩擦特性が良いPOM。

社外品は本体がアルミ製で、外径8mm、内径5mmのシールド付ベアリングが、ノブのパイプ部の上下に各1個入ります。
なので①軸を5mmにすることと、②軸を延長すること、この2つの課題を解決すればベアリングを介して嵌められそうです。
そこで金属工作。


左が4.6mmの軸の先端にねじ込む、外径5mmの延長軸。
雄ネジは元の軸に合わせてM2.6。
雌ネジは手持ちのネジが使えるようにM3。
材料は海水でも錆びないSUS303。

右は軸の根元でベアリングの孔と軸径の差0.4mmを埋めるブッシュ。
つまりこのブッシュの薄い立ち上がり部の肉厚はt0.2なのね。

ブッシュのフランジ外径は、ベアリングの外輪内径より小さくなるようにしました。

テッテレー。

ハイ。設計通り完成です。
空転させると、かなり滑らかに回り続けます。


カッコいいわけではないですが、使いやすければいいのです。
実際に使わないとわからないですけどね。
さて実釣は来月。

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梅雨本番はまだ

2018年06月16日 | カーモデル

ロシアワールドカップ開幕ですね。
4年前のワールドカップの頃、1/48タミヤP51を作っていたのをよく覚えています。
あらためて読み直したら、”夏風邪ひいて会社休んだ、歳で免疫が弱くなってるな”なんて書いてありました。
進歩してないですね、まったく。
2週間以上にわたってひいていた風邪も、週末にやっと抜けて、気分がよくなってきました。

この辺りは雨もあまり降らず、気温も上がらないので、過ごしやすい日々が続いています。
これ以上気温が上がると、模型部屋に入りたくなくなるのかな。

キットのメッキを剥がしたり、シルバーの部品を集中して塗ったりしていたら、下回り調整の日になりました。
2000GTはキットの純正マグネホイールを履かずに、メッシュワイヤーのこれにします。

このホイールは以前シャパラル2Dを作った際、フジミの添付したホイールがモデラーズ時代のものとは全然違う、太く大きく合わないものだったので、替えようと思ってテキトーに買った、バラ売りのホイールタイヤセットのものです。
カーモデル業界というのは、スケール遵守とかISOとか互換性とか、そういう概念のない無法地帯のようで、ボラーニワイヤー15インチと書いてあったそのタイヤは、レーシングカーのシャパラルのものよりさらに大きく、結局使えませんでした。
捨てる神あれば拾う神あり。
そのボラーニワイヤーですが、ホイールの径はなんと2000GTに同梱のタイヤの内径に不思議とピッタリ。
メッキを剥がして、バリ取りしてミラークロームで塗りました。

さすがに幅は合わないので、2mm強リムの車体側を削りました。
オフセットっていうんですか、ホイルとハブの位置関係ですが、丁度ディスクブレーキの厚さと同じ差なので、ディスクのパーツを付けなければオリジナルと同じ位置になります。
表側のリムを温存し、裏側を削るだけの、いい加減なすり合わせでしたが、シワ寄せはブレーキだけで済みました。
これはエンジンレスのディスプレイモデルで走りませんから、ブレーキが付いていなくても事故にはなりません。

2000GTのタイヤはポリキャップ止めで、ボラーニはねじ込みなので、ハブの穴をポリキャップと同寸のプラ棒で穴埋めし、センターに1.15mmの孔を明け、M1.4セルフタップのネジで固定します。
車に詳しい方が見るとおかしいのかもしれませんが、素人的には似合ってると自己満足しています。

一方セリカの下回りですが。
キットには純正ホイールではなく、ハコスカみたいなワタナベが入っていました。さすがに素人でも知ってる有名ホイールですね。
キットの指定色は黒鉄色ですが、車体を黄色にしたので、黒鉄ではコントラストがつき過ぎてしまうと感じたので、もう少し明るいスーパーメタリックのアイアンにしました。

これも自己満足ですが、色合いはいい感じと思います。
本物でこんなのがあるかどうかは、知りませんがね。

後輪はオリジナルのままで、前輪のみ取付位置を1mmほど下げていますが、ちょっと低すぎで下品ですかねえ。

クリア乾燥待ちの車体を被せてみました。
クリアはガイアのEXクリアでマルチシンナー使用です。
柚子肌ですが、艶はそこそこでてますね。明日は研げるかな。
これならデカールの段差消しはうまくいきそうです。

それとミラークロームを吹いた上からマスキングしてエナメル黒を吹きました。

グリルのメッシュはハセガワのPEパーツに替えました。
もとのパーツからGTエンブレムを切り抜いて移植する計画ですが、うまくいくか心配。
さきに、オユマルで複製しとこうかな。

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