模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

やっと十字で1色目

2024年02月25日 | プラモデル

それほど天気は良くなかったものの、穏やかな3連休でした。
今年最初の釣行は、日本海のヤリイカにしようと各船の釣果情報を見ながら検討していましたが、今シーズンはまだ厳しいようです。
竿頭で10ハイなんて書いてあったので、ほとんどの人は1~2ハイでしょう。
なので、伊勢湾の根魚のエサ釣り船に行こうかと、仕掛けやオモリの準備を始めました。

1/48アベンジャーは翼端灯や尾輪などの小物を塗ったり、上手く消えていない接着線に再度パテ込み修正したり。
水平尾翼と主翼の胴体側が1mmくらい凹になっていて、翼根元が嵌まるような設計になっています。
まあまあ精度は良いのですが、主翼は後縁を薄く削っているので隙間ができてしまいます。
なので主翼は塗装前に接着し隙間をパテ埋め修正し、水平尾翼は塗装後に接着することにして十字状態で機体塗装を始めました。

紺、水色、白の三色迷彩です。
1色目は下面の白を、吹き込みそうなところだけ部分マスキングして吹きました。
塗装ブースはプラダンで作ったもので幅は40cmありますが、翼巾が35cmもあるのでギリギリです。
次はキャノピーをマスキング代わりに接着して、2色目の水色を吹きます。
当時の実物の画像を見ると塗り分けはかなりテキトーなので、3色の塗り分けは基本マスキングなしで、主翼の下面付け根とかドーサルフィン部分などくっきり塗り分けの箇所のみマスクする計画です。

そういえば魚雷のスクリューを塗っていて気づいたのですが、スクリューの中心部(プロペラで言えばスピナー部)が円錐凸ではなく穴になっていました。

本当はどんな形状なのか調べてみてわかったのですが、スクリューのシャフトがパイプで排気管になっているようです。
魚雷の動力はミサイルのようなロケットエンジンではなく、レシプロ機関で燃料を空気で燃焼させるので、当然排気ガスが出るわけです。
排気ガスをスクリューの軸から放出しならがら走るので、艦上から雷跡が見えるんですね。
雷跡はスクリューの回転でできる泡だと思っていました。

考えれば当たり前のことなのに、気づかないもんですね。

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気温は高いけど曇り空

2024年02月19日 | プラモデル

晴れたり曇ったりにわか雨が降ったり、暖かいものの天気が良いとは言えない週末でした。
屋外撮影のときに借景に使うのに、ちょうど良い山が見える場所が裏庭にあります。
敷地の西端なのですが、そこに急激に伸びた直径8cmほどの雑木があって撮影に邪魔になるので切り倒しました。
暑くなって葉も茂ってからでは、面倒ですので。

NHKのブラタモリの放送が3月で終了するそうです。
毎週観るTV番組は、これと所ジョージの世田谷ベースとサタプラの清水アナだけだったので、とても残念です。
この番組が日本地理学会から、地理学の普及に寄与していると表彰されていたことを知りました。
大学で地理学を専攻していた自分が面白いとハマるのは当然なわけです。


雑誌を購入。

SAは松本センセの疾風が見たくて。
艦船模型は苦手なエッチングパーツの虎の巻のようなので。

アベンジャーはプロペラの先端の黄色の塗装や、接着後では塗れない主脚庫の中とか尾輪を下面の白で塗ってウエザリングしました。
主脚は飛行時、格納しても完全にカバーで覆われて見えなくなるのではなく、車輪部分が見えるという飛行姿勢展示では面倒なタイプです。

大戦時の画像を観察すると、機体が重量級のため着陸時は圧縮されてモデルで2mmほどしかない主脚の油圧オレオ(シルバーの部分)が、格納時は圧縮から解放され伸びきって長くなっていることがわかりました。
モデルでは6mmに延長しました。最初4mmにしたら収まらなかったので。

また「く」の字の振れ止めも、オレオの伸びに追従して圧縮時45度くらいなのが広がって120度くらいに開いています。
開かないと主脚格納庫にうまく収まらないので、パーツの伸縮部を切り取り、2mm丸棒を6mmにカットして延長しました。
伸縮部はガンダムメッキマーカーで銀ピカに塗りました。
ブレーキパイプは気が向いたら付けます。
タイヤは水性のタイヤブラックを筆塗りして、パステルをまぶしました。
主翼は突合せではなく、嵌め合いになっているので、全体塗装は主翼を接着後にするか別々に塗るか思案中です。


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写真の練習

2024年02月18日 | 写真

会社を定時で帰宅する際に、中央線を貨物列車が走っているのをちょくちょく見かけていました。
牽引している電気機関車は、EF64型です。
数年前までは0番台という初期型でしたが、今は1000番台というマイナーチェンジ車になっています。
いつまで貨物列車があるかわからないし、電気機関車も国鉄時代からの古い型なのでそろそろ引退しそうな気がします。
暖かくなると虫も出るし、大気も靄るので思いたったが吉日、金曜日の午後半休にして、グーグルマップのストリートビューで目星をつけた踏切へにわか撮り鉄に出掛けました。
ちょうど小中学校の下校時刻と重なるので子供が多く通り、いい歳こいたジジイがデンチャの写真を撮ってるのを見られて非常に恥ずかしかったです。

まったく興味もない最新型の電車で構図を確認しました。

山が雪で白いのを期待していたのですが、もうほとんど溶けていました。
天気予報は狙い通り晴れて、雲ひとつありません。
構図は第一主題の列車の顔を右隅に置いて、第二主題の山頂を対角の左隅に置く構図を考えていました。
でもこれは、いまひとつ面白くありません。左側の草むらが邪魔で列車の後ろまで見えないのです。
それに第二主題の山が中央にきてしまい、日の丸構図の悪例です。左側面が影側なのも減点。
また電線が多くて想像以上にウルサイ。
鉄道敷地内への立ち入りは厳禁なので、自由に最適な立ち位置には行けません。

貨物列車がくる直前に、なんとなく構図を横に変更することにしました。

縦よりももっとつまらん画になりました。
2輌目の旧塗色が先頭だったら失敗して悔しかったでしょうが、かっこ悪いJR貨物色が前なので諦めがつきます。
右側の木造家屋が目障りだし、手前のフェンスで車両の下部が隠れて見えません。
第二主題のはずの山が中途半端な位置で、雲が出たせいもあって希薄になり存在感がない、ただの背景になってしまいました。
雲が出て空も美しくない。
電線や架線柱がこんなにウルサイとは思いませんでした。
撮影ポイントと使用するレンズは事前に十分検討しないと、画面の余分なものを整理できず、とても作品と呼べるものが撮れないとよくわかりました。
鉄道写真を撮られる方はみなさん上手なんですね。
また有名撮影場所が混雑するのもわかったような気がしました。
数週間前までは陽が陰ってしまう時間になるので光量が足らず、雪で白い山とこの貨物列車の組み合わせはもう来年までお預けですかな。

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春はうれしい

2024年02月13日 | プラモデル

風呂場の混合水栓のコックを回すのが固くなってきたので、バラして中の汚れを歯ブラシで落とし再組立てしました。
25年以上もノーメンテで使い続けたので当然と言えば当然なのですが、汚れを落としたらするすると軽く回るようになりました。
ダメもとでやってみて正解でした。

魚雷の木製付属品のプラ板で作った個所を、バルサと同じ色に調色して白い部分を無くしました。

塗装の際、洗濯バサミや逆作用ピンセットではバネが強くて部品を壊してしまうので、罫書きに使っていたコンパスを持ち手に使ってみました。
金属加工をする時に、定規から寸法を金属板に写す際に使っていましたが、最近ほとんど出番がないので。
ねじで保持する強さを加減できるので、軽い小さな部品には便利です。

魚雷もきれいに塗れました。カバーしてしまうのがもったいないほど。
空中に浮かせるので、孔を明けなきゃ。

バルサと経木の上にもタンとサンデイブラウンを混ぜた白木色を軽く吹いて色を統一。
CGではプロペラは胴と同じブロンズで塗られていましたが、あの3D形状は切削ではなく鋳物で製造すると想像して、材質は砲金と考えゴールドに塗ります。

組み立てるとこんな感じ。
先端のバルクヘッドの厚みが見えるので、板厚の半分ほど内側をブラックアウトしたいが塗り分けが難しそう。
断面はプラスチックだからマスキングすれば塗れないことはないかな。木目と3分割の線も色鉛筆で描き足そう。

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魚雷のデコレーション

2024年02月12日 | プラモデル

3連休の3日目。3日も休むと疲れも取れて体調も良いので5時前に起床。
明るくなってから改めて外を見たら、気づきませんでしたが夜間に雪が降ったようです。
今日の最高気温は11度の予報なので、すぐに溶けるでしょう。

先週の平日からアベンジャーの魚雷作りを始めてました。

魚雷の色をネットで調べていたら、こんな画像を見つけました。(Wikimediaでパブリックドメインです)

日本の九一式魚雷の脱落式木製尾翼:框板を見た米軍が真似したという、スタビライザーとドラッグリングです。
こんな木製のカバーなど無い方がカッコいいのですが、反面おもしろいので付けることにします。
魚雷本体の色は頭部が白に近いグレイで、後部はブロンズということでした。
下は別のサイトで見つけたCG画像です。
四隅に角材で補強が入っているのがわかります。

100均で売っていたt0.5のプラ板を使ってみました。
タミヤのプラ板は硬いですがそれよりも密度が薄い感じ。
カッターでスジを付けて折ると、タミヤのはパキッっときれいに折れますが、これは層が剥がれるような折れ方をします。

四隅にはタミヤの1X1材を貼りましたが、硬くて精度も悪い。角棒はエバグリの方が使い易いですね。
CGでは平角材で描いてますが、実物画像は角材に見えるので。
尾翼のリングは、右下のキットのパーツを薄くして使いました。
t0.3プラ板で置き換えようとしましたが、平板からリングを作るのはきれいな丸に丸めることができず失敗、断念したので。

ドラッグリングはこんな薄い板でできています。記載はありませんでしたが1/2inchっていうところでしょうか。

先端のバルクヘッドは120度の3分割のようです。
CGでは3分割は表現していないようです。

魚雷の径は572mmでスケールでは11.9mm。キットの魚雷はきれいな円筒ではないですが実測でおよそ11.5mmです。
仕事中ずっとドラッグリングをどうやって作るか考えていて、ふと気づくと手が止まっていることがしばしば。
10mm以上のプラパイプは売ってないし、芯金代わりになる径の丸棒を探しても見当たりません。
材料の候補を2案考えました。(1)t0.5バルサ、(2)t0.14のプラペーパー。
プラモデルが競技であれば、木の表現に本当の木材を使うのはレギュレーション違反かもしれないけど、手段を択ばないのです。
小学生高学年の頃、いきなり親父がUコンのスピットファイアの木製キットを買って帰ってきて、これを作れと無茶ぶりされました。
現在のようにインターネットもなく、模型の先輩も入門書も無い初心者の子供が作れるわけがありません。
当然完成はしませんでしたが、作れなかったトラウマと共にバルサは水に漬けると丸めることができるという知識をこの経験で得ました。

手持ちで最も薄いt0.5(実測t0.64)のバルサ板を水に漬けてから、魚雷に巻いてテープで固定し、ひと晩乾燥させました。
円を描く製図用テンプレートに丁度外径にピッタリの孔があったので、それに嵌めて接着治具にしました。

バルクヘッド(孔明き円盤)はプラ板t0.5。孔は8mmのドリルで明けました。
プラ板に外周をコンパスカッターで決めてから、コンパスの針穴をセンターポンチに8mmの孔をボール盤で明けたのですが、同軸が出ず2個失敗したので断念。
先に孔を明け、テンプレートを孔のセンターに目見当で合わせ外径をニードルで罫書き、ニッパで多角形にカットしたものをバルサの円筒に接着。
バルサの外径に合わせてヤスリで丸く整形しました。
実物のバルクヘッドの内側にはリブが付くようですが、強度を確保するためにバルサ円筒の内径に合わせた孔明き円盤の2枚重ねにしました。
スタビライザーとドラッグリングのバルクヘッドには、プラ板の上に経木を貼って木製化します。
経木は以前、潜水艦の甲板に使いましたが、魚市場で買った在庫がまだまだふんだんにあるので。
先にプラ板を経木やバルサに似た色に塗っておけばよかったと。
今日は木の色塗りから始めます。





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