模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

船に戻った

2020年06月29日 | お船

昨年買った防水コンデジのメーカーであるオリンパスが、カメラ事業止めちゃうんですね。
私のスマホは非常に安いのにしたせいで、カメラの性能がいまいちなので、釣りやブログの写真はコンデジがメインです。
コンデジでも一眼に比べると思い通りに撮れなくて、イラっとすることが多いのですが、最新のスマホはコンデジよりも良いんですかね。

散々浮気と放蕩を繰り返して、久々に女王様の駆潜艇に戻ってきました。
キットを買ったのが18年夏。19年1月に作業台に据え付けて、早や1年半。
長いこと楽しめますな。

作業はここから再開します。
まずは実物の画像。

北洋の強い波に叩かれると、この薄い外板は変形してしまうんでしょうね。
内側にはパネルごとに、頬杖という斜めの補強角材が付いています。
これがキットではパーツ化されていないので、表現しようと思いついたら面倒になって、♪黙って外へ飛び出した、のでした。
エバグリのプラ棒0.5X0.75の平角材から切り出すことにしました。

現物合わせでカットして長さを決めサンプルにして、それに合わせカットしていきます。

カットする前に外舷色の明灰色に塗り、6個切り出して付けてみました。
右の2個くらい角度が立っている方が良いように見えます。
途中で気づいて短くしましたが、もっと立ってても良いくらい。
先に付けた左の4個は、角度が寝過ぎな気がするので、短くしてやり直します。

両舷で30本くらい付けなくちゃなりません。
でも、大スケールのキットは、なぜか面白い。
サイズが大きいので、自分で工夫ができるからでしょうか。楽しいです。

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梅雨の晴れ間の撮影会

2020年06月28日 | プラモデル

金曜の晩は、あまりの蒸し暑さに今年初めてエアコンを入れました。

用水にもホタルが舞い始めました。夏だあ。

土曜日、雨は降っていませんでしたが雲量が多く、晴れて薄曇りという撮影向きのコンディションだったので、屋外撮影しました。
この時期、どピーカンではコントラストが強すぎて早朝か夕方しか撮影できません。

背景に写る位置に竹が数本生えてきたので、それを切ることから始めました。
切る前は、モスキートの真後ろに一本生えてました。
スッと真っ直ぐ立っていると、ボカしても結構目立ちますので。

AFニッコールマクロ60mmf2.8Gというレンズです。35mm換算で90mmのやや長いレンズです。

これで絞りf8。
背景はボケて住宅の輪郭はわかりませんが、機体の前部にピントを合わせると、尾翼でさえボケてしまいます。
モスキートって全体に平べったいので、ヨーの安定確保のために垂直尾翼を大きくしたんでしょうか。
接地面を平面に削ったタイヤが、回ってしまっているのに気づかなかった。

このGTOはf25まで絞っています。
サメのエラの上の跳ね馬シールにピントを合わせてありますが、この位絞るとテールランプは拡大しなければボケているように見えないですね。

車体で背景の住宅を隠しているので、それほど背景もうるさくない。

撮影用の地面板は、脚立の上にクーラーを置いてその上に置いています。地上140cmくらい。
この位高くしないと、後方の一番住宅の多い辺りが背景になってしまいます。
もう少し高くして、山と空しか写らない様にしようかしら。


これも絞り値は同じですが、丁度住宅が背景の中央に写って、少々うるさい。
車の横位置は奥行きが無いので、f8位まで開いても良いな、と今頃気づきました。

やや前が高いですかね。直す気ないけど。

前のタイヤハウスの後方、エンジンから排気管が降りてきて、床下で後方に向かうのがシルエットでわかります。
このエンジンから降りてくる排気管は、お友達に差し上げたエンジンのパーツについているので、気づいたときは手元にありませんでした。
しょうがないので、径の合った丸棒をエンジンルームに接着して、曲げて床下の排気管に接続しました。
このことを写真を見るまで忘れてましたが、排気管が唐突に床下で切れてるよりは、曲がってエンジンにつながって見えるのでやっておいて良かった。

まだまだ撮影の練習とデータ収集が必要です。


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憂さ晴らし時々大雨

2020年06月27日 | プラモデル

自粛が解除されても、週末にスーパーに食材を買いに行く程度で、ストレスが溜まっていました。
それに、取引先がほとんど週休3日なので、金曜日は電話も掛かってきません。
なので、最低限やるべき仕事をこなしてから、午後半休にして一人でドライブにしました。
天気は時おり雨が強く降る、
ぐずついた日でしたけど。
山を下りて、街の模型屋さんを数か月ぶりに覗いてきました。

社食のランチメニューも好みではなかったので、ピンポンダッシュで飛び出してファストフードで。


とんかつのチェーン店で、カツ丼(ロース120g)ご飯少な目とシジミ汁。
関東の味がする。こんなので十分満足だなあ。
こういう店はドンブリまでプラスチックなんですね。
器を喰うわけじゃないけど、食も文化じゃないだろうか。


実は4月の自粛中にネットを徘徊していたら、こんなエッチングパーツが目についてポチっしていたのです。
フジミ純正の、1/700空母飛龍用エッチングパーツ。


しかし、これを買ってから本体のキットを探したら、どこの通販ショップにもありません。
多色成形のスナップキット版ならあるのですが、欲しいのは艦底パーツの付いたフルハルバージョン。
なかにはプレミア付きで売っているところもありました。
フルハルが無いなら、ウオーターライン版でもいいや、と思っていましたが、それもありません。
けど今回、実店舗を覗いたら、1軒目でアッサリ一番欲しかったフルハル版がありました。即ゲト。

発作的会社サボり作戦は、まずまずの収穫を得て、正解だったと言えるでしょう。

飛龍は乾舷が高くて船体がカッコいいと思っているので、フルハルが良いのです。

左右分割の船体上部ですが、それでも艦首は形状が変ですね。
ナイフエッジで成型し辛い部分なんでしょうね。

アオシマの飛龍がリニューアルしたのが、2003年頃。一番好きな空母なので、出てすぐ買いました。
出た時は決定版と言われていました。というか、初代のが20年前で古すぎたのでだいぶ良くなったのでしょうが、スケールオーバーの共通パーツを使う関係上無理な設計となっていて、修正が大掛かりとも言われていました。
こういう人気艦は製品化される時期が他の艦に比して早いので、キットのデキは拙速感が否めず、せっかく売れる艦なのにイマイチ見劣りするという、皮肉な結果になっているケースが多いと思います。

要修正と言われていたのは、2本の煙突のうち1本が極端に小さいこととか、高角砲のスポンソンが低すぎとか、支柱が円柱ではなく船体と一体だとか、煙突基部のバルジが丸くて全然似てないとことか。
おかしいバルジというのはここ。

箱画はかなり実物に似た、隅にRの付いた平面で構成されていますが、モデルはボテっとした全体に丸みのある形状です。
当時は金魚の腹とか言われてましたね。

断面をポンチ絵で描くと、こんな感じ。
右がキットの断面。

原型から電極作って金型を作れば、こういう形にはしないと思います。
これの内側にポリパテを詰めて、曲面を削って平面に修正しなければならないという、強迫観念に囚われていました。
そして挫折。その頃から海釣りを始めて、のめり込んだのも一因。

技術と根気が続かず、投げ出している間にフジミがウオーターラインから撤退して、他社に気兼ねなく最新技術で2011年に決定版飛龍を出しました。
でもアオシマのを途中放棄したまんまだったので買う気になれず、はや10年近く。
エッチングを買ったのきっかけに、やっとフジミのを買いました。
当時より技術も向上しているだろうから完成できるでしょう。ホントカ。

アオシマのを発掘してきました。
上がアオシマ。
あら、バルジは記憶に残っているよりも、上手く削れてるじゃない。

さすがにフジミの方が出来が良いが、アオシマもそれほど悪くない気がしてきた。
アオシマのどうしようかなあ。

まあ、どちらも一旦片付けて、大きなお船に戻りましょう。

 

 

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そろそろ元に戻らなきゃ

2020年06月21日 | プラモデル

昨日TVを観ていたら、やたらオリーブオイルをぶっかけるイケメン俳優の料理番組で、「肉に下味を沁み込ませてあげます」って言ってました。
おまえは食材に謙譲語使うの?モコ〇チは肉片より下位なのか。
釣り番組でも多いですよ。「エサをハリに真っすぐにつけてあげます」とか「丁寧に巻いてあげます」みたいなの。
「やります」という語感を嫌うのか、丁寧に言っているつもりなんでしょうが非常に気持ち悪いです。

ブリティシュのコルベットからエスケープして、オートマチックアッセンブルなタミヤさまでステイホームをエンジョイしました。
ダージリンティを飲みながら、完成したモッシーを愛でております。

いつも翼端灯は塗装前に付けてマスキングし、最後にフェルトペンでカバーに色付けしていましたが、モスキートは自身初のカバー無色透明タイプなのでした。
カバーの中の色付き電球を表現するために、0.55mmのドリルで穴を掘って、エナメルのクリアレッドとブルーを流し込みました。

板厚の真ん中に水平に穴を掘るのは意外に難しく、4個やって2個失敗しました。
青を差した方が正規の部品で、赤のクリアパーツは本来使用しない夜戦の後縁用で形状が違います。
翼に付けてから前縁のRに合わせて削り直しました。


この写真を撮って拡大したら、隙間が見えたので、外して再調整しました。

組説によるとこのコードレターの機体は、排気管にカバーが掛かっているようですが、カバーのない排気管むき出しの方がカッコいいと思うので、付けませんでした。

モスキートって構図が難しいです。
キャノピーは低いし、エンジンがデカくて両側にあるし。
スムーズクリアつや消しを吹いた上に、タミヤワックスをかけて半艶のようにしてみました。

最後に付けたプロペラのスピナは、ウエザリングカラーでウオッシングしていないので1段色が明るいです。
機体は基本塗装のままに見えますが、そうやって比べるとフィルターが効いているのがわかります。
飛行機をゴテゴテ汚すのは好きでないですが、これではアッサリし過ぎでつまらない感じがします。
海外の作品のように、もう少しニュアンスをつけるセンスがあったらいいな、と思います。

自動補正だと上の画像のようにマゼンタ系に振られるので、最後の画像は意識的にグリーン系へ振ってみました。
実際の色はこの中間ぐらいです。

手前のラウンデルは光を反射させると、凸凹なのがバレます。

そんなに急いだわけでもないのに、1か月足らずで完成です。
何も足さない、何も引かない。ピュアモルトウイスキーのような、素組みの箸休めでした。

船に戻らなきゃ。
本当はスノーベリーはブリティッシュじゃなくてカナディアンなんですけどね。




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すんなりとは完成しない

2020年06月20日 | プラモデル

なんて脳天気な国なんでしょうね。
日本海の対岸には、弾道弾の照準をこちらにセットしている国が、いくつもあるというのに、自衛のためのミサイル基地を置かないなんて。
イージス艦を24時間365日、何隻も海上に展開する方が非効率だと理解できないのでしょうか。
防衛のこととか素人で良く知らないけど、それでも心配になりますな。

県外自粛の解けた土曜日は、梅雨の晴れ間と週末が合いましたが、強風で日本海の日中の船は出なかったようです。
夜のイカは出るのかな。
ウッドデッキにヨシズの日よけを立てたり、夏の準備をしました。

さて、佳境のモスキート。平日にデカールを貼りました。シワが寄った箇所を修正できず、小失敗。
そういえば、今度タミヤからデカール軟化剤の強力なのが出るようですね。
タミヤの現行のハードも、クレオスのも弱くて全然効かないので楽しみです。
非常に強力なモデラーズのがもう少ししか残ってなくて、匂いが似ているGSRのが比較的強いのですが、それでも今ひとつなんです。

土曜日はまず、Mrウエザリングカラー数色でフィルターを掛け、明度を落として落ち着かせました。
その後、デカールのシワをごまかすために、クリアを厚めに吹いて段差を消す作戦決行。
途中ゴミを巻き込んだので、クリアが乾燥する前にニードルで突いたら、主翼ラウンデルのデカールに穴が明き、ダークグリーンが見えました。(゜o゜)アラ 
失敗の連鎖。ラウンデルのブルーを調色しタッチペイントしてから、スムースクリアを吹きました。
余計凸凹になって、スムースクリアでも誤魔化せなかった。


あとは排気煙しかエアブラシは無いので、キャノピーのマスキングを剥がしました。

ガーン、内側が曇ってる。また失敗。
目をつぶって見逃せないレベルだったので、薄刃のカッターを挿し込んでイチかバチかで強引に剥がしました。

この機体、キャノピーに内側フレームがあるので、デカールを貼っています。

糊の面ではなく、緑色の印刷面を外側に向けるのでデカール糊を塗って裏返しに貼ったのですが、その糊の残りが乾燥して白化していたのでした。

上手く外せたので、今日は良い日かも。
水で拭き取って、タミヤのワックスを表裏共に塗って磨きました。

翼の付け根の「ノルナ」のデカールは、ボツボツがある場所にも関わらず、こんなに上手に貼れたのになあ。

そういえば、今月のスケビは良い作例が盛り沢山でおもしろいので、チビチビ読んで楽しんでいるんですが、ミスも多い気がします。
揚げ足取りをして得意気になるつもりは毛頭ないですが、RLMの番号と色名がおかしくないかな?って箇所がいくつも。
作者の独自解釈でその色を使ったのか、ただの誤記なのか、いちいち確認しながら読む感じです。
画像ではRML75と76の迷彩のように見えるのに、説明には75と02と書いてある。
でも、よく見ると画像に小さく写っているMrカラーのビンがRLM76なので、なんだ誤記かという感じ。
それによってその作品の価値が落ちるわけでは、まったくないのですが、エッと思うね。

日曜日は、機銃を塗って、排気管つけて煤煙を吹かなきゃ。
翼端灯が色付きカバーじゃなくて、カバーが無色透明で電球が色付きのタイプでした。
クリアパーツの内側から穴掘って、色を流し込むって読んだことがあるなあ。初めての経験だ。

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