模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

船の本をポチっとした

2020年05月31日 | 本・雑誌

今、仕掛中になっているフラワー級コルベットは、久々に作る艦船模型ですが、子供の頃は1/700ウォーターラインシリーズの船もよく作っていました。
作る内訳は、飛行機5、艦船3、車&戦車1くらいだったはずです。
大人になって出戻ってみたら、ウォーターラインの細密化は凄まじいことになっていました。
自分も、手すりやジャッキステイなどをエッチングパーツにしなくては鑑賞に堪えないと思い、エッチングパーツを買ってみたものの、瞬着が苦手で上手く接着できず、途中で投げ出してばかりで、出戻りしてから完成したウォーターラインはゼロです。

でも船は好きなので、枕元に置いている本は、昔の白黒写真をカラー彩色した軍艦の写真集です。
カラーテレビで育ったせいか、映画でも写真でも白黒だとリアリティを感じないんですよね。

その中でも、このイギリスの巡洋艦の写真が一番のお気に入りです。
でもずっと騙されていました。このページだけフィクションだったのです。
ユリシーズという艦は現実には存在せず、小説に登場する架空の艦でした。

で、読んでみたくなってポチっとしたのが届きました。
両方ともイギリス艦の小説です。

飛行機以上に船の形態は国ごとに個性があっていいですね。
イギリス艦も優雅で独特の美しさで大好きです。
最近レナウンという会社がつぶれましたが、その社名はイギリスの巡洋戦艦の名前からつけたとか。
ナチというドリルのブランド名も、巡洋艦「那智」が由来だそうです。
艦のレナウンは大戦を生き抜いた唯一の巡洋戦艦でしたが、那智は戦没。
会社のレナウンは沈没しましたが、ナチ(不二越)は健在ですね。


それと将来、船の模型を作るために、海面製作の教科書として。

昨年からスピットファイア、コルベット、モスキートと英国かぶれなのか。



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刃物は使いよう

2020年05月30日 | プラモデル

北海道の同い年の先生がブログで紹介されていた、片刃のカッターの替え刃を買いました。
マスキングテープを細切りするとき、定規を刃厚分オフセットする癖が付いていますが、それをほぼゼロにできることを期待しています。
もしかしたら、左利きの人とか、使いにくい人がいるかもしれませんね。

黒刃で薄く、コジるとすぐ欠けるので、普段使いはしないで、いざという時まで温存します。

昨夜作った四角錐は丸い穴用なのでほぼ銃口専用で、飛行機の排気管の長穴を穿つのには向いていません。
従来、排気管の長穴は断面の両端にドリルで穴を明けて、それをデザインナイフでコリコリとつないでいました。
そのコリコリを楽にする刃物を作ってみました。

折れて捨ててあった、四角断面のリーマのキリを、対角線で削って直角二等辺三角形の断面にしました。
それの先端を尖がらせてエッジを立てれば、極小のキサゲができあがり。
試し斬りでパーティングラインのバリをキサゲのように取ったら、よく切れました。

早速、モスキートのマーリンで試そうとしたら、排気口が丸なのでガッカリ。

昨夜の四角錐で明けました。
グリグリするだけなので神経も使わずに簡単ですが、切れ味が悪いので口元にカエリが出ます。
接着剤で溶かすにはバリが大きいので、もう少し改良が必要だと思いました。

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季節はもうすぐ蚊の出番

2020年05月28日 | プラモデル

最近のTV番組、自宅からリモート出演です、とか言ってやってますが、そこまでして放送してくれなくていいですよ。
公共の電波に乗せて、人様に見てもらうような代物ではないですよ。見るに堪えない。
それから、最近ネットではこんな動画が流行ってます!ってそんなネタをTVでやらないでください。
TVのオリジナルコンテンツがいかにお粗末か、自ら証明しているみたいなものでしょうが。
ということで、溜まった録画がドンドン消化できるし、模型もはかどるのでラッキー!
でも、国営放送はコロナ禍の下でも、死ぬ気で働いていい番組作りなさいね!有料なんだからさ。

ピカピカで失敗の許されないカーモデルの緊張感から解放されたので、次はリハビリも兼ねてタミヤ様の1/72モスキートにしました。
インスト通りに手を動かせば、誰でもが一定レベル以上の完成品が得られるという、日本が誇るありがたい工業製品です。
いきなりこれだもん。

タイプによって機首が差し替えできるようになってます。
コクピットの前半分が別部品で分割なのですが、内側に2か所の位置決め、表側にはバックル状の留め具付き!
この3点でパチって嵌まるんです。イモ付けじゃないんです!
接着剤無しでも良いくらいの精度。
その上このバックルは、主翼を付ければ、その付け根の空間に収まってまったく見えないという、お見事な設計。
まいったな。

しかし機首の機銃は普通の分割で、パイパン穴なし。
ここは敢えてスライド金型などを使わずに、穴が欲しい人は、自分で穴を明けるか金属パイプに替えて自己満足しなさい、というわざとスキを作るこの余裕。

この銃口のフラッシュハイダー(以下ラッパ)をいかに薄々に仕上げるか、が今回のひとつ目の課題であります。
丁度、タイミング良く、肥後の趣味人師匠がこのラッパを上手に仕上げられていたので、奥義をお聞きしてみました。
ミネシマの斜め刃と似た、オリジナルの刃物を使われたとのこと。
うーん。自分もそれを使えばうまくできるのか。投資する価値があるのか。


職場でデスクに向かい、業務上の難題を熟考しているおっさんのふりをして、刃物の形状とその製作方法について検討しました。
まず思いついたのが、30度のデザインナイフの刃を、20度位まで削って鋭角にする、矢じり案。
でもこれは、機銃を回して削るなら良いが、刃物を回転させて削るのが難しそうなので、丸いラッパの口を滑らかにはし辛い。

次が、細いテーパーリーマの先端を尖らせて、極細の四角錐にする案。
元々テーパーリーマの断面は四角でしたが、安全のためか不要な先端まで尖がっておらず、唐突にぶった切られた形状でした。
それをテーパーを急に絞って尖がらせる。
四角のままだと刃が鈍角過ぎる気がするので三角にした方が良いか、Kくんに相談したら、四角の方が安定はするよ、とのこと。
これが試作第1号。

よく切れて切り込みすぎるよりは、削り量が少ない方が量の加減がしやすく、失敗が少ないと判断し四角のままにしました。


ラッパの先端径が0.95mmほど。
0.3mmで穴を明けて、このキリをピンバイスに咥えてグリグリ拡大しました。

これ以上やると、刃の切れ味が悪いので、削らないで拡げて裂けてしまいそうです。
60度のセンタードリルや面取りカッターを使うよりは、うまく簡単にできました。
ポイントは、ラッパの先端をフラットにして、軸と直角に仕上げておくこと。
直角でないと縁の厚さが均一になりません。
また、ドリルの前にニードルでセンターポンチを打ちますが、ぴたりセンターには打てないので、穴を拡げていくうちにズレに気づきます。
気づいたらそのまま続けないで、デザインナイフでセンターに矯正してから再度グリグリしました。

もう少し薄くできそうに思うので、もう少し悪あがきしてみます。




 

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250ホモロゲできた

2020年05月24日 | カーモデル

以前の会社の上司は、大手新聞社の経済部のデスクなどを歴任して退職されてから来られた方でした。
一緒に外出し早めに現地に着いて、アポイントの時刻まで余裕があると、「半荘やろか」と誘って頂き、よく雀荘に行ったことを思い出しました。
記者クラブに詰めている頃から、他社の記者との情報交換はもっぱら麻雀だったと聞きました。

最近、現役検事が新聞記者と麻雀をやって話題になっていましたが、そういう風習は今も変わっていないようですね。

GTOのOは英語で言うホモロゲーション(認定)なんですって。
ラテンの方はアルファベットのHがお嫌いなんですね。
エレールとかオチキス、エルメスとかね。

最初に鼻先の穴3個を埋めたのが、2/11なので3ヶ月も掛かってしまいましたが、日曜日の午後に250GTOが完成しました。

上下を合体させてから細かい部品を付けるために、土曜日はホイールを組みました。
並べて右に置いたプラスチックの一体成型品は、以前2000GTに使ったのと同じもので、決して悪い出来ではないと思っていましたが、この純正の金属パーツは別格ですね。
組立も容易で、簡単に繊細で美しいスポークホイールができます。
アルミに瞬着は信用できないので、エポキシで貼りました。


エッチングの切り出しは、エッチング専用カッターを使いました。
普通のカッターの刃を1枚折り、ホルダーに咥えて押し切ります。
軸のピン1個とリム部3個がアルミの旋削品で、スポークはSUSのエッチング。
センターのロックナットは、このエッチングではなく、ボリュームのあるプラのパーツの方を使いました。

ボンネットのベルトとピンはこんな感じになりました。

エアインテイクのメッシュも感じよく貼れました。

今回、小物部品の接着はアクアリンカーとハイグレード模型用という2種類を使い分けました。
勝手に中身はまったく同じと思っていましたが、性能が少々違うことに気づきました。
アクアリンカーの方が速乾です。
一方ハイグレードは乾燥すると非常に強力で、一度貼った部品を剥がすと塗膜まで剥がれるほど。

ヘッドライトのレンズとカバーはアクアリンカーを水で薄めて、糸をひかないようにして貼りました。
オリジナルアイデアではなく、カーモデルの達人が書かれていたのを真似してやってみました。
確かにコントロールしやすい。

カバーの金属の枠は、マスキングしてメッキ塗装です。
玉グリナナコでアルミテープをグリグリすると、凸型のリベット状になるので、貼ってみました。
使ったナナコは#10(0.75mm)です。

メッキ塗装の色と、アルミテープの色調が似すぎてて目立たなくて残念。

黄色い四角のエンブレムはハセガワの超極薄両面テープで貼りました。
ワイパーは社外のエッチングパーツに、丁度良い長さのが残って無かったので、キットのプラのままです。

250GTOのアイデンティティともいえる、鼻先の3連のコアゼ(インテイク)を完全に埋めてしまいました。
ファンの方からすれば、あれが無ければ250GTOと名乗って欲しくないって、言われるかも。
スッキリして見栄えが良いと思いますが、ジャガーEタイプの顔に似ちゃった気もします。

小さなミスは何か所もありますが、今回は特に大きな失敗はなかったと思います。
しかし、少し時間が経つとああすれば良かった、と思うようになるのでしょう。


リアタイヤハウス後ろの穴は、塗装後にあと付けではなくて、サフの前に貼って念入りに調整したので、継ぎ目無く上手くできました。これは今回最高のナイス判断でした。
シャーシが上まわりに対して長めでタイトなのですが、タイヤの位置調整の際、切り詰めたことによって無理なく組み立てできました。

21世紀開発のキットで、合いも悪くないし、純正金属パーツ同梱で良いキットでした。

室内だと赤の再現性が悪く、現物より朱色に見えます。
そのうち屋外撮影しましょう。
黄矢印の箇所は、諸先輩が指摘しているのですが、キットがパネルラインを再現していないので、自分でスジボリを追加しました。

ホイールのスポークがきれいなんです。
コンデジだとうまく思ったように撮れません。

タイヤは今回は塗らずにタミヤワックスのみとしました。
ネットで実車の画像や、先輩の製作記などで色々と調べられるので、今回も随分助けられました。


コメント (6)
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オレンジ色のうるさいヤツ

2020年05月21日 | 野鳥

昨年は、シジュウカラが早朝からしつこく窓ガラスを突くという経験をしましたが、今年は別のヤツがくるようになりました。
オレンジ色の鮮やかなキビタキ。

こうやって飛びながら、窓を突きます。
ガラスに映っている自分を攻撃しているのでしょうか。
近くに巣でもあるのか。


昨日会社から帰宅したら、「1日中ずっと黄色い鳥が来てたよ」と報告されました。
家にいる子供が、動画に撮るほど。
そうしたら今朝も、出勤前に現れました。

ガラス越しなのと、曇っていてシャッタースピードが稼げないので良い写真は撮れませんでした。

カメラを持って散歩に行ってもキビタキは撮ったことがないのに、ガラス越しとはいえ2m位の場所からよく観察できてラッキーでした。
鳴き声がきれいだといいます。
突きながら少しつぶやくのを聞きましたが、姿は見えないけどよく聞く声のようでした。
この枝にとまって鳴いてくれればよいのに。

 

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